ソムリエK隊員の飲まずに死ねるか!: 新潟のお酒とマッチング(温度で味が変わる!?)

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   新潟のお酒とマッチング(温度で味が変わる!?)21/09/12 閲覧数 4065


今月の一本
尾畑酒造 真野鶴純米生貯蔵酒 桜


皆さんは日本で酒蔵が一番多い県をどこだかご存知ですか?かつては灘地方のある兵庫県でしたが、阪神淡路大震災の影響でその座を新潟県に譲っていて、2009年時点で97酒蔵と日本一の数を誇っています。新潟県に酒蔵が多いのは、もちろん日本一の米どころであることもありますが、今年の2月に新潟県新発田市の市島酒造を訪れたときに、使っている水について伺ったところ、川の水を使っているとのこと。日本一の豪雪地域を持つ新潟の川の水が、酒造りに使えるほど清らかで豊富であること、それが上越、中越、下越、そして佐渡島と広範囲に渡って酒蔵が多数存在しうる理由ではないかということです。

そんな日本一の新潟のお酒を使ったマッチング・ディナーと酒レクチャーの企画を鱒屋の姉妹店、とりいちレストランで9月1日(土)に開催しましたので、その第1回目の模様をお届けします。 今回お出ししたお酒は、新潟県佐渡島の尾畑酒造「真野鶴純米生貯蔵酒・桜《でして、純米ながらも生貯蔵の清々しさを持った、吊前の通り春を思わせるような爽やかなお酒です。これは輸出仕様のために日本では飲めないものでもあります。そのお酒を使って、冷や(4~8℃程度)と室温(20℃前後)、そして、熱燗(生貯蔵なので45℃くらいのぬる燗)とサーブする温度を変えて、その味わいの差とマッチングした料理をおひとり様50ドル(通常80ドル)で楽しんで頂きました。ご想像の通り、冷やには冷菜、室温には常温料理、お燗には鍋などの温かいものというように、同じような温度の料理が合いやすいということはあります。ですので、冷やにはホウレン草のおひたしと刺身2種を、室温酒には酒蔵オーナーの尾畑留美子さんからのアドバイスで、煮物が合うということからおでんを、熱燗には味の濃いものが合いやすいので和牛の炙り料理を出しました。 そして、最後のシメは新潟産のコシヒカリの炊き立てご飯と、新潟産のダシ汁を使ったお味噌汁、それに浅漬けをお出ししましたが、これがまた美味しいこと。皆様が召し上がっているときに、ここは日本の旅館ではないかと思われるほどの香りが充満してましたね~。やはり日本食(とくに日本人)には日本酒だな~っと再確認してしまった夜でしたね~。

9月は毎週土曜日の夜にマッチング・ディナー&レクチャー企画が入っていて、前述の市島酒造の「夢・純米《や南魚沼市は「八海山・特別純米《、南魚沼郡は白瀧酒造の「上膳如水・純米《、小千谷市は高の井酒造の「越の初梅・純米《と毎週末が新たな味わいへのチャレンジとなって大変ではありますが、楽しみにもしております。