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AFCアジアカップ 2015連載企画

20/10/2014


 

第4回AFCアジアカップ 2015連載企画サッカールーズが国際親善試合で日本戦に懸ける思い

 

 

アジアカップの前哨戦とも言える国際親善試合、キリンチャレンジカップが開催される。11月18日(水)に行われる日本代表対オーストラリア代表の試合に向けて、今回はサッカールーズとサムライブルーとの因縁に迫ってみたい。

 

 

サッカーオーストラリア代表対日本代表と聞いて、まず頭に浮かぶのはどの試合だろうか。著者にはドイツで開催された2006年ワールドカップの1次リーグ第一戦の記憶が鮮明に蘇る。84分まで1−0でリードしていた日本代表。誰もがこのまま逃げ切ると楽観視していたが、試合終了までのわずか10分の間に、立て続けに3失点を許してしまい、屈辱的な敗北を喫した悪夢だ。32年ぶりのワールドカップ出場でベスト16入りを果たしたサッカールーズ。次回大会からアジア枠に含まれることとなったオーストラリア代表にアジア各国が強烈な脅威を感じたのは、記憶に新しい。

 

対戦成績は日本8勝、オーストラリア7勝、引き分け7とほぼ互角。ポステコグルー監督は国際親善試合で弾みをつけアジア制覇を掲げる

 

本はオーストラリア代表と過去22試合を対戦している。戦績は日本の8勝7敗7引き分けとほぼ互角だ。しかし、サッカールーズは今年のW杯を含め、最近の国際試合では8試合中勝利はわずか1試合と、成績が思わしくない。2013年に就任したばかりのポステコグルー監督に対する批判が高まるのは当然だが、監督は「私は短期のゴールには興味はない。長期目的は、アジアのトップになること」とまったく動じていない。「そのためにはまず、日本を乗り越えられないといけない」と目標を11月18日のキリンチャレンジカップに定め、着々と準備を進めている。

事実、ポステコグルー監督は、以前にメルボルンを引き継いだときも、ブリスベンを引き継いだときも決して好調なスタートではなかったが結果は出している。2チームのAリーグチャンピオンを育てた経歴を持つ監督の発言には裏打ちされた実績があるのだ。オーストラリアにとって11月18日のキリンチャレンジカップは、2015年のアジアカップに向けた、最後の国際親善試合となる。そこで弾みをつけ、アジアのトップに躍り出る算段がすでにできている。

 

サッカールーズの懸念材料

 

ポステコグルー監督が抱える問題は、代表選手の新旧の交代がスムーズにいっていないことが挙げられるほか、現代表選手に負傷者が多いことだ。とくにディフェンダーのフォーバックレギュラー陣にケガが多く、同じ4選手でプレーを続けて連携を築くことが難しいため、失点が多く、結果的に負けこんでいる。

一方でマシュー・レッキー選手(ドイツ・FCインゴルシュタット)の加入は、サッカールーズにとって明るいニュースとなった。ポステコグルーの下、最も安定感を見せているプレイヤーと言われており、ブラジルWカップでブレイクしている。国際戦では1年以上ゴールから遠のいているものの、今後のキーマンに成り得る選手と言えるだろう。



オーストラリアがアジア枠に転籍して初めて挑んだアジアカップ2007では、準々決勝で日本と対戦。日本側のマスコミは「ワールドカップの屈辱を」という切り口で報道し、日本ではオーストラリアに対するライバル感をあおった。試合は1−1の引分でPK戦にもつれこみ、これを日本が4−3で勝利。日本は本大会を4位で終えた。2011年の同大会では、日本とオーストラリアが決勝に駒を進め、「因縁の頂上対決」として注目を集めた。延長の末、日本は2大会ぶりの優勝を果たしている。

 

 

アギーレ監督率いる日本代表 ブラジルにまさかの0-4で敗北

 

 

アギーレ監督新体制になってからのサムライブルーは、初戦のウルグアイ戦を0-2で落とし、続くベネズエラ戦では2-2の同点。迎えたジャマイカ戦では1-0で悲願の勝利をもぎ取った。
10月14日にシンガポールで開催されたブラジル戦では、引いて守るカウンタースタイルで挑んだアギーレジャパン。印象的だったのは、ジャマイカ戦でも注目を浴びたFC東京の左ディフェンダーである太田宏介選手が、不動の左サイドバックである長友に代わり、ブラジル戦で先発出場を果たしたことだろうか。アギーレ監督は太田について「深い位置からよいクロスを上げる選手で、経験値もある」と、左足キックの精度を高く評価しての起用だった。確かにジャマイカ戦で途中出場した太田のゴール前への高速クロスは、精度が高かった印象が強く残った。
前半では狙い通りの形からボールを奪い、日本代表が速攻を掛けるシーンもあった。しかし18分にDFとGKをかわして先制点を奪ったネイマールが、後半に入るとさらに3得点を重ねる。ハットトリックを達成したネイマールの展開する一方的な試合運びを食い止めるすべはなく、4失点で敗北のホイッスルが鳴り響いた。
課題が残されたアギーレジャパンは、11月14日に行われるキリンチャレンジカップのホンジュラス戦、そして11月18日のオーストラリア戦へと進む。

 

 

 


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