書家れん氏に習う書道編 | Cheers的 チャレンジのススメ!

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Cheers的チャレンジのススメ!第31弾書家れん氏に習う書道編(チアーズ2010年1月号掲載ダイジェスト版)

第31弾は『書道』。今回はデザイナー聖子が書家・れん氏の元で新年のご挨拶を習字でトライする。

所要時間 3時間 難易度 ★★★★★
本日のお道具

本日の先生

本日の先生
書家 れん
福岡県出身、オーストラリア在住の書家・アーティスト。アーティストとして活動すると同時にオーストラリアおよびニュージーランド両国への日本文化の紹介と普及のために積極的に活動する。多くの日系レストランに看板ロゴや作品を提供。『夏祭り』での書道実演は記憶に新しい。
取材協力

栄光学院
Suite 604, Level 6, 2 Help St
Chatswood NSW AU 2067
(02)9413-1068
EMAIL:eikogakuinau@yahoo.co.jp


 
れん先生流書道の教え
 

書体のいろいろ

てん書

西周の金文が起源。現在でも印章などに用いられることが多く、「古代文字」に分類される書体の中では最も息が長い。曲線を主体としており、長い長方形の中に収まるように作られている。


 
隷書

左右のダイナミックな払いと、横長なのが特徴的な字体。木の板に書かれていた書体で、木目を横切る時に書きにくかったため、横長に変化したと言われている。


 
楷書

一画一画を離して書く。止め、はね、払いがはっきりしている。現在使用している字体にもっとも近い字形といえる。
入り方、止めが特徴的。


 
行書

行書体では続け書きが見られる。水墨画の画法のひとつ。楷書体と草書体の中間的な存在。
逆筆が粋。


 

草書

速く書くことができるように、字画の省略をしている。同じ字でも何通りかの書き方が存在する。前後の文字で判断して読むことができるが、最近は読める人が少ない。残念。


 
変体仮名

速く書くことができるように、字画の省略をしている。同じ字でも何通りかの書き方が存在する。前後の文字で判断して読むことができるが、最近は読める人が少ない。残念。


 

 

名前を行書で書く

新年の挨拶を草書で書く

書道クラスの様子

左利きでも直さずに教える。一見型破りに思われがちだが、書道を心から楽しんでほしいという思いがそこには込められている。まず好きになって楽しく、そしてうまくなってほしい。れん先生の書に対する思いは次の世代に確実に継承され始めているようだ。


 

先生からの一言

筆文字の文化が衰退してきている。消しゴムでは消すことのできないのが書道。やり直しのきかない墨で書くことの面白さをもう一度思い出してほしい。紙と筆と墨があればいつでもどこでも書は書ける。オーストラリア人にもこの文化を伝えていきたいが、日本人の方にはどうか継承してほしい。これからも楽しいことを高いレベルで教えていければと思います。今日はおつかれさまでした。それでは皆様良い一日を。


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