オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」
娯楽記事

Cheersエンタメ倶楽部


チアーズエンタメ倶楽部 2010年11月

04/01/2011


(チアーズ2010年10月号掲載ダイジェスト版)

何を読もうかなと思ったらコレ!話題の本、見逃せない名作マンガ、幅広いジャンルのCDなど、ハッピーな毎日に欠かせないサブカルチッ クなアイテムを一挙に公開してしまうこのコーナー。 心の栄養をたっぷりと摂って、感性を心地よく刺激し ちゃいましょう!

『まほろ駅前多田便利軒』

実の息子の代わりに母のお見舞いへ、門松の取り付けへ、納屋の整理へ…東京のはずれ、まほろ市駅前で便利屋を営む多田のもとには、日々多様な依頼が舞い込む。ある日、バスの間引き運行の証拠を掴むための作業中に、高校時代の同級生・行天と再会。と言っても話したこともなかったふたり。しかし帰る場所もなさそうで、結局事務所に転がり込んできてしまった行天に、NOと言うチャンスを逃してしまい、やむなくコンビを組む日々が始まるのだが…。漫画化もされたエンターテイメント小説。第135回直木賞受賞作。

 
三浦しをん
1976年、東京都出身。2000年に自身の就職活動体験を基にした『格闘する者に○』でデビュー。2006年、今回ご紹介する作品で直木賞受賞。20代での直木賞受賞という数少ない作家のひとり。エッセイも抱腹絶倒でオススメ!

 

『人間は笑う葦である』

「ベルト百円」。露天商の看板につられて1本買ったら、穴を開けてもらった後で百円の下に小さく「引き」と書いてあるのに気付いたという著者の父の“軽率な買い物の仕方”。そんなもの遺伝はしないはずだと、自身の枕購入の慎重さを語るも、検討を重ねたはずが、使って30秒で失敗に気付く。それを話すと、母も理想の枕を求め同じような経験を重ねていたことが判明。枕の買い方は遺伝するということなのか…(買い物と遺伝)など、物も人も自分自身も、すべて真面目に(?)分析。哲学者の書く爆笑ユーモアエッセイ!

 
土屋賢二
1944年、岡山県出身の哲学者、エッセイスト、お茶の水女子大学名誉教授。『われ笑う、ゆえにわれあり』 (1994年)などユーモアエッセイ多数。学術論文をパロディ化したような独特の作風で、「笑う哲学者」とも呼ばれている。

 

 

~こころのごはん販売所“本屋さん”の書いた本~

『すごい本屋!』

井原万見子

イハラ・ハートショップってご存知ですか? 和歌山県・住人約100人という山奥にある本屋さん。周りにはお店がないため、食品や日用雑貨も一緒に売っていて、生活に無くてはならない存在。ここを舞台に「かいけつゾロリ」の原 ゆたかさんのサイン会が開かれたり、わざわざ遠方から訪れる人があったり…たくさんの小さな奇跡が起こります。「うちの村にも、本屋があったらええんやけど…」という声に応え、通常ではあり得ないと思われる所に本屋さんをオープンさせた井原さんの情熱と、村の人々の笑顔があたたかく伝わり、涙なしには読めない感動の1冊。心が動けば体は動く、人が動けば村も動く、世界も動く!

『コルシア書店の仲間たち』

須賀敦子

1950年代に大学を卒業しパリへ留学。しかしイタリアへと次第に魅かれてゆく著者。29歳でイタリアへ留学、ローマで出会ったトゥロルドという神父に何も知らずに案内されたところが、ミラノの教会の中の小さな書店・コルシア書店だった。そこで出会った理想の共同体を夢見る三十代の友人たち、夫となるペッピーノとの運命の出会い、ユダヤ系一家の物語、など古きミラノの思い出が紡がれてゆく。翻訳をされている著者だからこその、美しく丁寧な言葉選びと文章は格調高く、余韻を残します。陽気なイメージで捉えられがちなイタリアですが、須賀さんの視線を通して見るそれはまた違う一面を見せてくれる、とてもおだやかなエッセイ。

 

今月のコミック紹介

モテキ

久保ミツロウ
イブニング連載 全4巻 

森山未來主演でドラマ化された超話題作。派遣社員の藤本幸世は、恋にヘタレな最近流行の草食系男子。そんな彼にある日突然「モテ期」が襲来し、無我夢中にデートやイベントをこなしていくが、どうしてもあと一歩が踏み出せず失敗ばかり。それでもモテ期は続くが、果たして藤本の運命やいかに!? 巧みな心理描写が心に刺さるリアルな恋物語。モテない男と女の本音がギュッと凝縮された、女の子にもぜひ読んでほしい作品だ。

綾。ホステス、22歳。

みづき水脈
月刊デザート連載中

『綾。ホステス、18歳。』の続編。働いていたキャバクラ「M&H」の店長とゴールインし、OLの仕事も決まって、幸せな新婚生活を送っていた綾。しかし「M&H」が不況で大ピンチになり、店を盛り上げるため、綾と店長、かつてのメンバーが復帰し、期待の新人も仲間入りすることに。個性的なキャストにより、歌舞伎町で繰り広げられる裏アルバイトコメディー。パワーアップした「M&H」から目が離せません!

 

チアーズスタッフのCD紹介 今月はこんな気分! 第14回

たそ

Plastic Beach(2010)

Gorillaz

5年ぶりのニューアルバム! トロピカルでカラフルでサマーな世界! 3月の発売後すぐに買ったのですが一曲目で「アレ、コレって夏じゃね?」と思って即封印、夏になるまで楽しみに取っておいたのです。もう10月だし夏でいいよねっ! ポップ・ソウル・ヒップホップなどなど、ありとあらゆる音楽の流れ着くこの世の果てのプラスティック・ビーチをご堪能あれ!

バーシー

First Issue (1978)

Public Image Ltd

セックス・ピストルズを脱退したジョン・ライドンが同年に新バンドを結成し、発表した1stアルバム。パンクで世界に衝撃を与えた後に早くも新たな次元へと歩を進め、より自由な音楽性により“ポストパンク/ニューウェーブ”の形を示した。完全なる脱ロックを果たした2nd『メタルボックス』も超オススメの名盤。ピストルズと同じくらい認知、評価されるべきバンドだ。

 

ともか

“フジファブリック ” (2004 )

フジファブリック

名前は聞いたことあるのに、聴いたことのないバンドって意外と多いんですね。メジャー・デビューアルバムであるこの作品からは、学生時代特有の焦燥感とか、青春のどこか湿っぽく、決してキレイではない部分もすべてさらけ出されている印象を受けました。ボーカルの志村さんは去年のクリスマスイブに29歳の若さで他界されましたが、感動をありがとうと伝えたいです。

ベーター

Tales of the Big Room(2002)

YOJI BIOMEHANIKA

YOJI自身のレーベル〝HELL HOUSE〟からリリースされた、全10曲を彼自身がノンストップ・ミックスしたオリジナル2ndアルバム。YOJIが来豪するということで、久々に当時聴いていた〝THEME FROM BANGINGLOBE〟をご紹介。この曲を簡単に表現すると、まず悩みは瞬間で吹き飛び、充分以上の活力がみなぎる。隣のあの子もみんな恋人。そんな曲に仕上がっています。今のYOJIを聴きたい方はcheersコラムニストのDJ Haruさんに連絡を!info@resistancewhite.com 生YOJIを見に行こう! 日時:10月30日(土)9:00pm~5:00am/会場:SPACE Level 2 Shark Hotel 127, Liverpool St/エントリー:$20 Pre-sale Only

 


関連記事

オーストラリア全国を対象に、遊び・イベント情報/レストラン情報/学校情報/ショップ情報/実際に滞在している方の体験ブログ/住まい、求人、売買などのクラシファイドも盛りだくさん!

この記事を詳しく見る

オーストラリア全国を対象に、遊び・イベント情報/レストラン情報/学校情報/ショップ情報/実際に滞在している方の体験ブログ/住まい、求人、売買などのクラシファイドも盛りだくさん!

この記事を詳しく見る

オーストラリア全国を対象に、遊び・イベント情報/レストラン情報/学校情報/ショップ情報/実際に滞在している方の体験ブログ/住まい、求人、売買などのクラシファイドも盛りだくさん!

この記事を詳しく見る

オーストラリア全国を対象に、遊び・イベント情報/レストラン情報/学校情報/ショップ情報/実際に滞在している方の体験ブログ/住まい、求人、売買などのクラシファイドも盛りだくさん!

この記事を詳しく見る

CATEGORY

Cheersエンタメ倶楽部

CATEGORY

娯楽記事

Side 1
Side 2

RANKING

今週の人気記事トップ3

Content gogyo top2
五行がサリーヒルズに登場!
Content interview kozee easter island
kozee インタビュー
Content inner banner 2018 02 present win
メアリと魔女の花 - 読者プレゼント当選者発表

FOLLOW US

SNSで最新情報をゲット!

NEWSLETTER

メールで最新情報をゲット!

メールを登録する

COUPON

オトクなクーポンをゲット!

全てのクーポンを表示
Suitecase