オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」
娯楽記事

Cheersエンタメ倶楽部


チアーズエンタメ倶楽部 2011年10月

04/10/2011


(チアーズ2011年10月号掲載ダイジェスト版)

何を読もうかなと思ったらコレ!話題の本、見逃せない名作マンガ、幅広いジャンルのCDなど、ハッピーな毎日に欠かせないサブカルチッ クなアイテムを一挙に公開してしまうこのコーナー。 心の栄養をたっぷりと摂って、感性を心地よく刺激し ちゃいましょう!

 

今月のテーマ 「若者向け時代小説」

『のぼうの城』

和田 竜

この小説を一言でいうと"今までの歴史小説とは一線を画すエンターテインメント小説"。主人公は、戦国ものの小説によく登場するような、いわゆる英知兼ねそろえた武将ではなく、まったくでくのぼうのような男。でも、民の誰もがこの男を愛し「のぼう様」と親しんでいて、その人気はすさまじい。この人徳だけを頼りに2万超えの石田三成の軍勢に2千強の軍で立ち向かう。この設定だけで、なんだかおもしろそうではなかろうか。恐ろしく不器用で人間臭いこの男に、民だけでなく、読者もぐっと惹きつけられる。青春小説を読み終えたような、読後の爽やかさもこの小説の大きな魅力だ。丹念な解説で、歴史小説を読んだことのなかった層を取り込んでいるのも本書の特徴。

『八朔の雪』

高田郁

食べることが好きな人や料理好きな人にお勧めなのが本書。読んでいる最中からお腹がすく、おいしい時代小説。幼い時に両親を亡くし、また、その後の度重なる不運にもめげないで、健気にそしてまっすぐ料理人として成長していく主人公の姿に胸をうたれる。普段はほんわかしている少女の、料理に対するひたむきな情熱から次々生み出される工夫を凝らした料理は、本当にどれもおいしそう。あまりにおいしそうで、再現して作ってしまう人も多いとか(巻末にレシピあり! )。主人公澪が苦労する、上方と江戸の食文化の違いもとても興味深い。友情も淡い恋もあり、温かくてどこか懐かしい時代小説。人情ものが大好きな人はぜひ!

 

『しゃばけ』

畠中 恵

虚弱な主人公が妖怪たちと数々の事件を解決していく。こう文字にしてしまうと、「むむむ?」な感じで、しかも「妖怪」と出てきただけで、敬遠してしまう方もいるかもしれない。けれど、それはもったいない! ファンタジー時代小説という、ちょっと変わったジャンルの本書。思いやりがあって正義感が強く、でもちょっと頼りない。そんな愛すべき主人公の活躍や成長に心温まる。時代小説だけれども、ほっこり癒されたのは私だけではないはず。きっちりとミステリー要素もある。また主人公だけでなく、個性豊かな妖怪たちや江戸の人々など、登場人物がなんとも魅力的。根強いファンを獲得し、シリーズはなんと10作目! あなたも、はまってしまうかも?!

『水滸伝』

北方謙三

水滸伝は「三国志」「西遊記」「金瓶梅」と並ぶ中国4大奇書(奇書;「優れた書」の意)のひとつ。言わずと知れた歴史小説の大作で、今までたくさんの作家が水滸伝を題材とした歴史小説を書いているけれど、今や水滸伝と言えば北方謙三著の本書といっても過言ではないかもしれない。腐敗した政治に立ち向かう男たちの物語。著者がハードボイルド小説作家ということもあるのか、とにかく内容も登場人物たちも熱い! ページをめくる手が止まらなくなる。「中国歴史小説」というだけで敷居が高く感じる人もいるかもしれないが、とても読みやすく堅苦しさを感じさせない本書は初めての1冊にはうってつけ。ちなみに19巻完結。どっぷり歴史小説にはまりたい人にはお勧めだ。

 

今月のコミック紹介

テガミバチ

浅田 弘幸
「ジャンプスクエア」連載中

テレビアニメをはじめ、ラジオドラマ、ゲーム化もされた注目作。決して夜があけることのない世界・アンバーグラウンドで、人工太陽の光が届かない危険な地域に住む人々が心をこめて書いたテガミを配達するテガミバチの物語。主人公・ラグは幼少の頃出会ったゴーシュのようなテガミバチになるため旅に出る。儚く繊細な絵画とストーリー、そして可愛らしいキャラクターたち。壊してしまわないように大事に読みたい、そんな作品です。

ROOKIES -ルーキーズ-

森田 まさのり
「週刊少年ジャンプ」連載 全24巻  

ちょっと懐かしい作品ですが、佐藤隆太主演でドラマ・映画化され今でも人気の高い本作。二子玉川学園高校に赴任してきた川藤幸一は、無駄に熱い熱血新米教師。そんな彼が目をつけたのは、甲子園出場実績がありながら不祥事を起こし、不良の溜り場と化した野球部だった。自暴自棄になっている不良達と正面から向き合い、野球部再建のために全力を注ぐ川藤にやがて心打たれた部員達は、彼とともに夢の甲子園出場を目指し動き始める。

 

チアーズスタッフのつぼ第8回

まりのツボ

ハードロックカフェ

ハードロックカフェがまたやってきた! そうなんです、2006年にシティとキンクロの間のクラウンストリートにあったシドニー店がついに7月、ダーリングハーバーにオープン。実は私、大のピンコレクターで、旅行してハードロックを見つけては買い集めていて、今回は本当に待ちに待ったオープンだったんです。値段は少し上がりましたが、ロケーションはばっちり、あのアメリカンな雰囲気はいつ行ってもいいですよね♪

あげおのツボ

TRANCE ESSENTIALS 2011 Vol.1

久しぶりの「爆弾」と言えるべき作品。世界人気No.1を誇るDJ Armin Van Burren率いるArmadaが放つ最新コンピには、Tiesto、Paul Van Dyk、Ferry Corstenなど、トランス界の大御所を数々フィーチャーするという、かなりのレアモノ。Laura Vの透き通るような美しいボーカルから始まり、徐々に上げていくかと思いきや、トラック2からいきなりアゲアゲ。これはヤバい。

 

まさこのツボ

大根の桂むき

先日取材で伺ったYukisさんでお目にかかった大根のキャンドル。大根って! あのずんぐりむっくりな大根て! 気づきませんでしたよ! 言われるまで和紙か何かだと思ってましたよ?! 丁寧に桂剥きされた大根の光の通し具合ってほんとあの、和紙のような、パーンと通しすぎず、かといって暗すぎない、光のこもった優しい具合になるんです。というかそもそも大根みててそんな粋な発想ができる職人さんたちに感服、なわけです。

ともかのツボ Bread Avenue

MORのハンドクリーム (ライチフラワー)

昔はクセのある香りが多いイメージだったMORですが、最近は爽やかでフルーティな香りのものが多く、お気に入りのブランドになりました。しかもこの「ライチフラワー」がそれはもう劇的にいい香りなんです。従来のモノより水分が少ないのか、手に塗った後も速乾でヌルヌルしないし、値段も$10ちょっとでお手頃だし、何よりデザインがカワイイし…。他にもカシス・ノワール、べラドナなどもオススメです。はぁ…全部欲しい…。

 


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