ペットを迎える前にこれだけは知っておきたい オーストラリアで暮らすペットの現状 | feature
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    「動物大国」と称されるオーストラリアは、豊かな自然の中に数多くの野生動物が生息している。またペットとして人とともに暮らす動物も多く、約63パーセントの世帯がペットを飼っており、その割合は世界で最も高いという。そんな「動物愛護の国」というイメージが強いオーストラリアだが、実際は多くのペットが自分勝手な理由で捨てられ、殺処分されていることはあまり知られていない。身近なところでは、ワーキングホリデーでオーストラリアにやってきて、その期間中だけペットを飼い、日本に帰国するときには置いていってしまうケースも存在するという。近年、日本でも問題となっているペットの殺処分だが、オーストラリアではペットに関する制度や問題はどのようになっているのか。今回は、オーストラリアで活躍する動物保護施設の活動も紹介しながら、オーストラリアで今起きている現状を知ってもらいたい。この記事を読み終えた後、改めてペットを家族の一員として迎えるとはどういうことなのか、考えてもらえたら嬉しい。

     

     

    オーストラリアのペット事情 

     

    オーストラリアでは、約63パーセントの世帯がペットと暮らしている。この割合は世界で最も高く、推定で2500万頭のペットが飼育されていると言われている。最も人気なペットが犬で約420万頭。次いで猫が約330万匹。そのほか鳥やウサギ、牛や馬、ラクダなど、実に多種の動物が人とともに暮らす。また、約83パーセントのオーストラリア人はペットを飼った経験があり、ペットを非常に身近に感じているようだ。2500人のオーストラリア人を対象に行った調査によると、「もし収入が減ったら、ペットの費用を減らすよりも生活費を節約する」と答えた人が過半数以上。さらに「健康と安定のために生活に欠かせないこと」の質問に、「ペットを飼えること」が第3位にランクインするなど、オーストラリア人にとってのペットに対する国民性がうかがえる。

     

    ペットに関する法律は?

    オーストラリアではペットに関する法律は州によって異なり、NSW州では主に『PREVENTION OF CRUELTY TO ANIMALS ACT 1979』において定められている。同法律では、動物虐待行為を行った者には、団体の場合11万ドルの罰金、個人の場合2万2000ドルの罰金または2年間の懲役、もしくはその両方が科せられる。また、動物を遺棄した者には、団体で2万7500ドル、個人で5500ドルの罰金または6ヵ月の懲役、もしくはその両方が科せられるとされている。さらに、マイクロチップ装着の義務付けや、アニマルオフィサーによる動物たちへの悪質行為を取り締まるための活動権限なども保障されている。

     

     

    年間約25万匹が殺処分

    動物愛護の精神に溢れているように見えるオーストラリアだが、それでも日々多くの動物が殺処分されているのが現状だ。犬と猫だけに絞っても、年間約25万頭が殺処分されている。この現状を変えるため、「ノーキル・シェルター」と呼ばれる動物たちを可能な限り保護し、譲渡活動を行う施設が日々活動している。オーストラリアにはこのような施設が25ヵ所存在し、RSPCAをはじめとした多くの動物保護団体により、徐々にではあるが殺処分数は減少している。

     

     

    日本のペット事情

      

    ペットに関する法律は?

    日本のペットに関する法制度は主に『動物愛護管理法』において規定されており、動物虐待行為をした者には200万円以下の罰金または2年以下の懲役が科せられ、動物を遺棄した者には100万円以下の罰金が科せられるとされている。また、動物取り扱い業者に関する法律も記載されているが、抽象的かつ曖昧な表現が多いため、抜け穴が多く、悪質なペット業者やブリーダーを増やす要因となっている。

      

    ペットに優しい国?

    日本でもオーストラリアと同様に非常に多くの殺処分が行われており、年間約28万頭の犬と猫が命を落としている。多くの動物愛護センターが存在するが資金不足や人員不足により、苦しい運営を強いられているところが多い。それでも継続的な活動のおかげで、殺処分数は年々減少傾向にある。

     

     

    マイクロチップ制度

     

    オーストラリアではペットにマイクロチップの装着を義務付けている。その適用範囲は犬や猫からウサギや鳥と幅広い。日本でもマイクロチップは存在するが、装着は義務化されておらず認知度も低い。マイクロチップとはどのようなものなのか? ここではマイクロチップに関する情報をご紹介していきたい。

      

    マイクロチップとは?

    マイクロチップは直径2ミリ、長さ10ミリの米粒程度の小さなICチップで、中身はIC(電子回路)、コンデンサー、アンテナの役目をする電磁コイルから構成されている。それぞれに識別番号が記録され、その番号に飼い主の名前や連絡先を登録する。専用の読み取り機械でスキャンすると、ペットの飼い主を特定することができる。マイクロチップの寿命は約25年~30年で、犬や猫の場合は一度装着すると生涯使える。
     

     

      

    />埋め込む場所と費用

    オーストラリアや日本で犬や猫にマイクロチップを埋め込む場合は、埋め込みやすい背側の肩甲骨の中央の皮下が多い。ヨーロッパでは、他の注射をするさいに邪魔にならないよう背側の肩甲骨の中央の皮下、または頚部の中央より左側の皮下に埋め込まれることが多い。痛みは予防接種のときと同程度とされており、基本的には麻酔なども必要ない。費用は50ドル程度。

     

      

    目的と必要性

    ●海外旅行では必須!
    ペットを連れて海外旅行をするさい、多くの国ではペットのマイクロチップの装着を義務付けている。これは日本に入国するときも同様であり、もしマイクロチップが装着されていない動物を連れ込んだ場合、180日間の係留が必要となる。ペットを連れて海外旅行や移住をしたい場合はマイクロチップの装着は必須だ。

    ●震災などの非常時に効果を発揮
    ペットが迷子になってしまったとき、マイクロチップを装着していれば高い確率で飼い主のもとに帰ることができる。保健所に連れて行かれ身元がわからないまま殺処分されてしまうといった悲劇を避けるために重要なことと言える。特にマイクロチップが重要な役割を果たすのが、震災などの非常時である。実際に、2011年の東日本大震災では、数多くの身寄り不明のペットを生みだした。もしマイクロチップが装着されていれば、このような不測の事態においても飼い主と離れてしまうペットを大幅に減らすことができるはずだ。

    ●捨てられるペットを減らすことができる

    マイクロチップを装着することによって、飼い主を判別することが可能になるため、法律で裁きやすくなる。そのため安易な理由でペットを飼ったり、棄てたりするケースが減る傾向にある。また、悪質なブリーダーやペット取り扱い業者による、過度の繁殖の予防にもなると言われている。

    ●マイクロチップのデータを変更するときは?
    引越しなどにより、登録したマイクロチップのデータを変更しなければならないとき、登録変更サイトにマイクロチップの識別番号を打ち込めば、アップデートすることできる。また、識別番号がわからない場合は、アニマルシェルターや獣医でチップを読み取ってくれる。 RAPCAが推奨する最も簡単な登録変更サイト www.petaddress.com.au

     

     

    アニマルシェルターとペットショップ、

    ブリーダーのメリット・デメリット

     

    ペットを購入するさい、アニマルシェルター(動物保護施設)とペットショップやブリーダーのそれぞれにメリットとデメリットが存在するが、どちらの方がよいというわけではない。ペットショップで動物を飼うことが殺処分を増徴させる要因となっていると言われることがあるが、実際そのような証拠はなく、専門家や動物保護団体もペットショップから動物を飼うこと自体を否定していない。きちんと規制を守っているペットショップであれば、動物の管理も行き届いており、悪質なブリーダーからペットを仕入れていることもない。ペットショップやブリーダーから購入する場合は、そこがペットに対して悪質な行為を行っていないかを見分ける必要がある。どこから新しい家族を迎えるにせよ、何より重要とされるのが、動物に対する知識と、必ず最後まで責任を負う覚悟である。

     

    ットショップ

     メリット

    色々な種類を見れる
    子犬のころから育てられる
    血統書つきのペットが飼える
    買う前に店員に気軽に相談できる

     デメリット

    親や他の兄弟と過ごすべき時期に引き離されているので、犬に慣れていない
    狭いショーケースの中で展示されるため、ストレスを抱えてることが多い
    悪質なペットショップだと、同じく悪質なブリーダーから仕入れていることがあり、健康管理やしつけがなされていない

     

    ニマルシェルター

     メリット

    コストが低い
    ある程度しつけられている
    人に慣れているペットが多い
    すでに性格がわかっている

     デメリット

    子供のころから飼えない
    血統書つきではない
    正確な年齢や種類がわからない

     

    リーダー

     メリット

    基本的なしつけがなされている
    子犬のころから育てられる
    動物の社会化がすんでいる
    ブリーダーがその種の専門の知識をもっているため、相談しやすい
    ペットショップよりコストが低い

     デメリット

    同じ種類しか見れない
    希望の種類のブリーダーを見つけるのが大変
    悪質なブリーダーの場合、動物の健康管理やしつけがなされていない
    ●ブリーダーによっては、動物を譲渡するさい、いくつか質問(家族構成や生活リズム、十分な資金があるかなど)される場合がある

     

     

    オーストラリアから日本へ

    ペットを連れ帰るための手続き

     

    犬と猫を日本へ連れいていくためには、「携帯品(受託手荷物)輸送」と「貨物輸送」の2種類の輸送方法がある。また、個体識別などの必要事項が記載された輸出国政府機関発行の証明書が必要であり、大きく7つの手続きに分けられる。

     

     マイクロチップの埋め込み

    固体識別のためマイクロチップの埋め込みが必要となる。日本に到着後、チップが読み取れなかったり、政府機関発行の証明書と照合できないなどの不備があった場合、該当動物は返送または致死処分の可能性がある。

     

     連れて行くペットが下記の規定に該当すること

    ●出生以来、指定地域のみで飼養されていること
    ●日本へ輸出される直前の180日間以上、指定地域のみで飼養されていること
    ●日本から輸出されて以来、指定地域のみで飼養されていること
    ※オーストラリアは指定地域。

     

     事前届出

    犬や猫が日本に到着する40日前までに、到着空港を管轄する動物検疫所に事前届出を提出する。届出書は動物検疫所のウェブサイトから入手し、FAXまたはメールにて提出。またインターネットから行うこともできる。届出書を提出すると、動物検疫所から「届出受理書」が交付される(手順7で必要)。

     

     獣医師による出国前の臨床検査

    出国前(搭載48時間以内が好ましい)に獣医師による検査を受け、狂犬病などの病気にかかっていないかを検査する。

     

     輸出国政府機関発行の証明書の取得

    必要事項記載のための証明書様式は、動物検疫所のウェブサイトから入手できる。「FormA」は飼い主、「FormB-1」は民間の獣医師、「FormB-2」には輸出国政府機関の獣医官がそれぞれ必要事項を記載し、輸出国政府機関の裏書き証明※を取得する。

     

     直通便を使用して、犬や猫を輸入

    犬や猫を日本へ連れて行くとき、基本的には直通便を使用しなければならない。
    ※トランジットを利用する場合は別途手続きが必要。

     

     到着後の輸入検査

    到着空港の動物検疫所で輸入検査を受ける必要がある。検査には到着時検査と係留施設での係留検査があり、到着時検査で問題がなければ輸入検査証明書が交付され、日本への入国が認められる。犬、猫の健康様態や日本への入国条件に問題がなければ、検査時間は12時間以内(ほとんどの場合、数時間程度)で終わる。

     

     

     

    輸送時のケージについて

    ケージについては、犬や猫がストレスを感じないよう最適なものを選択する必要がある。ケージの大きさや種類などについては利用する航空会社にて確認。また、犬や猫以外の動物などの詳しい情報に関しては、在シドニー日本国総領事館または農林水産省動物検疫所ホームページを参考にしてほしい。
     

     

     

     

     

     

    すべての動物に新しい家族を


    Sydney Dogs and Cats Home

     

    シドニー南部にある町カールトンの動物保護施設『Sydney Dogs and Cats Home』には、年間約3500頭の動物が集まっている。現在は約70頭の犬や猫、ウサギや鳥などが迷子などの理由で保護されており、ここで飼い主が迎えに来てくれるのを待っている。シドニーにはアニマルレンジャーがいる役所が9ヵ所あり、それぞれの地域のレンジャーが動物たちを保護し、その場所からもっとも近い施設へと連れていく。施設に連れていかれた動物は、施設スタッフがマイクロチップの有無、健康状態などを確認して識別されていく。

    マイクロチップの入っていない犬を保護したさいには、最初の7日間はカウンシルからの援助が受けられるが、7日以降は援助が受けられないため同施設で費用を負担することになる。施設の維持費や光熱費、飼育費などの運営費用は、主にペットフードカンパニー『Hills』などスポンサーからの出資と、ペット受け渡しのさいに発生する収益、オリジナルTシャツやバッグの販売などで運営しているのが実態だ。

    施設内の仕事は施設スタッフとボランティアの協力のもとに行われており、現在この施設に参加しているボランティア全体の登録人数は400人を超す。中には日本からやってきた留学生なども多く含まれており、動物好きで、かつ英語を勉強するために参加する人も多い。コンスタントにボランティアに参加している人は、1日約15人から20人であり、地域の交流の場にもなっている。

    施設スタッフのソフィーさんは、「私たちはシドニーの中のほんの小さな団体だけど、最近はソーシャルメディアのおかげで、私たちのことを多くの人に知ってもらえるようになった。もっと多くの人に知ってもらえると嬉しい」と述べている。

     

     

     

    施設の動物について

     

     

    施設のシステム

    この施設では主に犬や猫などを保護しているが、時にはブタやヤギ、ニワトリなど、あらゆる動物が運ばれてくるそうだ。運ばれてきた動物はまずマイクロチップが入っているかを調べられ、入っていた場合は14日間、入っていなかった場合は7日間、「LOST ANIMALS」として保護される。マイクロチップが入っている動物はチップの情報から飼い主に連絡をつける。連絡がつけば飼い主が施設まで迎えに来るが、連絡のつかないケースも多い。上記の期間を過ぎた動物は「ADOPT ANIMALS」として、今度は新しい飼い主が彼らを迎えに来てくれるのを待つことになる。同施設では保護期間の制限はなく、引き取り手が見つかるまで保護されるため、殺処分にされることはない。犬の場合なら、だいたい平均10日ほどで次の飼い主が見つかるという。

     

     

    どんな動物が施設にやってくるのか

    「迷子」としてやってくる子が一番多い。庭の門が開いていたままだったり、ドアを開けたさいに逃げてしまったりと、その理由はさまざまである。また、雷や花火の日はとくに迷子動物の数が増えるそうだ。いつもは飼い主にべったりなペットでも、大きな音に驚いてパニックになり、思わず逃げてしまうケースが多いという。
    また、「迷子」ではなく、明らかに棄てられてしまったペットもいる。ある犬は、空き家になっていた家のバスルームの中に置き去りにされていた。幸い近所の人が鳴き声に気づき、保護することができたそうだ。明らかに動物を虐待したり、棄てたりした場合は飼い主を罰することができるが、同施設にはその権限がないため、そのような場合には、動物に関する訴えを起こす権限を持つ動物保護団体『RSPCA』に連絡して対応する。また、ペットを愛しているけれども、年齢のせいで充分に面倒を見切れない場合や、しつけが上手くいかないなどの理由でやってくる場合には、できる限りのアドバイスやサポートを行っている。

     

     

     

     

    施設スタッフから動物を飼っている人、
    またはこれから飼おうと思っている人へ


    「15年の責任を持ってください。今が子犬なら約15年生きます。ですので、最低でも15年の責任を約束してください。それができないのなら、施設から老犬引き取ることも考えてみてください。施設にはそのような子がたくさんいます。その子たちは2年ほどしか、あなたと一緒に暮らせませんが、その期間にたくさん愛してあげてください」
    Sydney Dogs and Cats Home施設スタッフ
    ソフィーさん

     

     

     

    ボランティア・インタビュー

     

     


    福山 沙希さん

    ボランティアの動機は何ですか?
    動物が大好きで、将来動物に関わる仕事がしたいと思っていたので良い経験ができるだろうということで参加しました。また、国によって動物たちの現状や人々の考え方にどのような違いがあるのかを知りたかったのも参加理由のひとつです。今後は他国でも動物保護活動に参加しようと思っています。

    言葉の壁はありませんでしたか?
    最初はまったく英語を聞き取れず、伝えたいことも伝わらず、もどかしい思いをしました。しかし、身振り手振りを混ぜながら一生懸命話しているうちに、少しずつですがコミュニケーションが取れるようになりました。それでも私の英語はまだまだ未熟なので、もっと勉強したいと思います。

    オーストラリアの動物保護をどのように感じましたか?
    オーストラリアは動物愛護に力を入れてると思ってましたが、体験してみると、辛い過去を背負って施設に来ている子もたくさんいました。その現状は日本と変わりないと思いましたが、オーストラリアの人々の動物たちに対する興味や関心は少なくとも日本人のそれより高いものを感じました。

    ボランティア活動の感想を教えてください。
    犬たちと遊んだり、散歩をしたり、ともに楽しい時間を過ごせました。みんな素直ないい子たちで、私自身、毎日ボランティアに参加するのが楽しみでした。少しでも彼らの助けになれていたなら嬉しいです。

    ここでの経験を日本でどのように活かしたいですか?
    帰国したら日本で行われている動物たちの殺処分を減らす取り組みに参加して、少しでも動物たちの力になれるよう自分なりに考えていきたいです。また、他国の保護活動にも参加し、よい取り組みに関しては日本にも取り入れていけるよう、たくさん経験を積んでいきたいです。いつか日本の辛い思いをする動物たちがゼロになるよう、自分の力を貸していけたらいいなと思います。

     

     

     


    松林 将史さん

    ボランティアの動機は何ですか?
    オーストラリアに短期留学すると決めたときに、語学学校で学習するだけでなく、実際のボランティア活動を通して英語力を鍛えたいと思ったのが参加したきっかけです。その中でなぜ動物保護を選んだのかというと、もともと動物に関わることが好きだったということもあり、一番自分が楽しめる環境の中でオーストラリアの人々と関わりたいと思ったからです。

    言葉の壁は大丈夫でしたか?
    言葉はわりと大丈夫だったと思います。言葉が通じないときにはボディランゲージで乗り切りました。

    オーストラリアの動物保護をどのように感じましたか?
    同施設はボランティアを自分の好きな時間に好きなだけできる環境が素敵だなと思いました。地域住民が協力しながら動物を育てているという印象があり、ひとつの施設を通してひとつの地域コミュニティが確立されていたことが、日本にはない動物保護の一面だと感じます。

    ボランティア活動の感想を教えてください。
    ボランティア活動を通して、オーストラリアは動物愛護の国という先入観があったからかもしれませんが、施設に毎日犬が預けられにくる現状に驚きました。その点においては日本と大差ないなと思います。しかし、ボランティア中にたくさんの方が新しい家族を求め、施設に訪れていたことが印象的です。預けられる動物が多い一方で、引き取られる子もまた多いのだという印象を受けました。日本では、動物を飼う=ペットショップと考える人が多いような気がします。日本でも今後、保護施設が人と動物との出会いの場になるとよいのかなと感じました。

    ここでの経験を、日本でどのように活かしたいですか?
    日本でも動物保護ボランティアに参加して、保護活動の改善点を見つけていきたいです。日本において、動物の殺処分を減らすためにどのような保護活動が私たちにできるのかを深く考えていきたいです。

     

     

     

    引き取りの方法・ボランティア参加方法

     

    この施設では引取りのさい、IDと申し込み書を用意し、費用を納めることで、基本的に誰でも動物を引き取ることができる。犬の場合、「庭はあるか」「フェンスはあるか」「どのくらいの頻度で散歩に連れて行けるか」などの事項が申し込み書に記載されている。一頭の動物に応募が複数あった場合は、この申し込み書をもとに、最適な条件の家へ引き渡される。

    犬265ドル、猫240ドル(子犬、子猫の場合もう少し高くなる)
    ※同値段の中には、去勢・避妊手術代、マイクロチップ代、役所への登録料も含まれており、ペットショップよりも低コストで済む。

     

     

    ボランティア参加方法

    毎週火曜日と木曜日の午前11時から、施設説明会を行っている。ボランティアに興味のある方は施設ホームページに記載されているメールアドレスからこの説明会の予約をすることができる。またこの施設は、日本からの留学生も積極的に受け入れており、英語力に自信がない方でも気軽に参加することができる。


    Sydney Dogs and Cats Home

    77 Edward St., Carlton NSW 2218
    Tel:(02)9587-9611
    Mail:volunteer@sydneydogsandcatshome.org
    Web:http://sydneydogsandcatshome.org

     

     

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