ついに復活!第13回 ALOHA JAPAN CUP 2016開催! | feature

ついに復活!第13回 ALOHA JAPAN CUP 2016開催! | feature

 

 

5月29日(日)にノーザンビーチのディーワイにあるポイント「ノーマンズランド」にて日本人のサーフィン大会『アロハジャパンカップ2016』が開催された。5年ぶりの復活で13回目を数える同大会には、オープンA、オープンB、マスターズの3カテゴリーで総勢46名のエントリーを集めた。同大会第一回目から参加しているレジェンドからワーキングホリデーで来豪したばかりの選手まで、幅広いエントリーのなか、オープンAではハマノタケシさんが優勝、マスターズではトミタヒカルさんが2連覇、オープンBではシライトシナリさんが勝利をつかんだ。

 

 

 

 

 

大会当日は晴天に見舞われ、波は3~5フィートのレフト、ライトともに早い波で風はオフショア。オープンAの選手でも沖までゲットアウトすることがやや困難なコンディションだった。ジャッジ席でノーザンビーチのレジェンド・シェイパーであるマイク・プシラキスさんが見守るなか、オープンAの予選開始を告げるホーンが鳴り響く。


早朝はロータイドで砂を巻き上げながらクローズアウト気味の波だったが、かろうじてライトのチューブを狙う選手や、速いライディングでセクションまで抜けてアクションを決める選手の姿などもあった。同大会常連で、ここ数年は常にファイナリストまで残っていたマルーブラ在住のヤスダマサテル選手が、波に恵まれず初戦で姿を消すという波乱も起きた。そんなハードなコンディションのなか、20歳前後のフレッシュな選手ふたりが輝いていた。決勝へは進めなかったものの、チューブやビッグフローターを決めたマスダタイヨウ選手や、フィンアウトするほどの、鋭角でスプレーの多いトップターンを見せていた、高校を卒業したばかりのアラカワタクト選手のパフォーマンスの高さに、近い将来に起こりえる世代交代を感じた人も少なくなかったはずだ。年々オープンAのレベルが上がっていることを感じた。


ハイタイドに向かうにつれて徐々にファンなコンディションに変わっていったところで、マスターズとオープンBの予選が行われた。マスターズは波を熟知したレジェンドサーファーが集まっただけあり、カットバックを多用しながらインサイドまでロングライドをする選手の姿が印象的だった。使用しているサーフボードもハイパフォーマンス系からクルージング系まで多種多様。年を重ねても若者に引けをとらないライディングが可能であることを体現した。オープンBには今回3名の女子が参加。サーフィン歴3年未満という条件を疑ってしまうかのようなレベルの高い戦いを展開していた。このハードなコンディションのなか、果敢にチャージする気持ちは、ほかのカテゴリーの選手のそれよりも強く感じた。


ハイパフォーマンスが可能なソフトボード『キャッチサーフ』のパフォーマンスが正午に行われ、いよいよそれぞれのカテゴリーのファイナルが開催される。オープンBファイナルでは、シモダエミ選手が女子ひとりファイナルまで上り詰めたことが印象的だった。優勝をつかんだのは終始落ち着いたライディングを見せたシライトシナリ選手。そして、マスターズのファイナルを制し2連覇を達成したトミタヒカル選手は、この日オープンAとマスターズの2カテゴリーでファイナルまで残るという偉業を成し遂げた。ファイナルでのスコアは、なんと2位に5ポイントの差をつけて14ポイントとハイスコア。他のファイナリストの倍の試合数をこなしながらのこのパフォーマンスには圧巻の一言。


オープンAファイナルでは、そのヒカル選手とゴールドコーストから参戦したマスダシン選手、ボンダイから参戦したハマノタケシ選手、そして過去2度の優勝経験を誇るアロハ・マンリー・スタイルのサカキカズ選手がラインナップ。アクションで魅せるシン選手に対し、綺麗に乗り継いでポイントを稼いでいったヒカル選手。ひとり左奥のレフトを狙ってきっちりとターンを量産していったタケシ選手。そしてやや出遅れたカズ選手が終了間際にバックサイドの大きなフローターを決めて、全員が高得点を予感させるライディングを見せると会場はヒートアップした。


常にノースのサーファーが優勝してきた同大会だったが、2016年、遂にタケシ選手の手によってチャンピオンの座がサウス側へと移動し、歴史が動く年となった。マンリーにあるアロハ・マンリー・スタイルにて行われた表彰式では、優勝者であるタケシ選手にサーフボードとトロフィーが贈呈された。また、その他の入賞者やラッフル当選者にも、ウェットスーツやスニーカー、DVD、美容院ギフトバウチャーなど、スポンサーからの豪華プライズが贈呈され、アフターパーティは大いに盛り上がりをみせた。なお、大会当日に行われた熊本地震へのチャリティーラッフルなどで集まった義援金は1029・60ドルへと昇った。集まった義援金は日本赤十字社を通じて熊本の被災者へと送金される。

 

 

 

 大会動画はこちら   www.youtube.com/watch?v=U-9Euki5Irk

 


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