NSA全日本サーフィン選手権・ガールズクラス2連覇の国内チャンピオンがウーマンズ・クオリファイング・シリーズ(QS)2016にチャレンジ! 黒川 日菜子 | Cheers インタビュー

Cheers インタビュー

 

NSA全日本サーフィン選手権・ガールズクラス2連覇の国内チャンピオンが ウーマンズ・クオリファイング・シリーズ(QS)2016にチャレンジ!

 

黒川 日菜子

Hinako Kurokawa

 

日本国内で毎年8月に行われるNSA全日本サーフィン選手権のガールズクラスにて、2013年、2014年に2連覇を果たした黒川日菜子選手が、いよいよ2016年の1月から世界のサーフィン大会、ウーマンズ・クオリファイング・シリーズ(以下QS)2016を回る。今回弊紙では、8月からバイロン・ベイにて2年間のサーフィン修行をスタートさせた彼女に、試合を間近に控えたいまの心境をうかがった。

 

 

家族全員が日本サーフィン連盟(以下NSA)の全日本サーフィン選手権大会に出場しているほどのサーフィン一家と聞きましたが、日菜子さんはどのような環境で育ちましたか?

 

両親が海が好きなので、小さい頃からよく海に行っていました。サーフィンはしていなくて、貝殻を集めたり、釣りをしたり、海を楽しんでる感じでした。真剣にサーフィンを始めたのは10歳の頃。その頃は大阪に住んでいたので、三重県の伊勢や愛知県の伊良湖、冬は京都の丹後など日本海側に行っていました。

 

ご自身のサーフスタイルは?

 

リーフやリバーマウスが得意かなって思います。みんなそうだと思いますが、規則ただしい波が好きです。

 

現在乗っているボードとシェイパーをお聞かせください。

 

TSSC SurfboardでシェイパーはMATCHIです。

 

四国のレジェンドなサーフボードメイカーですね。四国の波はオーストラリアと比べてどうでしたか?

 

四国の波は基本的に毎日サイズがあって、毎日サーフィンできる環境でした。ほとんどと言っていいほど生見でサーフィンしていました。一番好きなポイントは海部です。

バイロン・ベイはいろんなポイントがあるので毎日違う場所でいろんな波でサーフィンできるのがいいなと思います。ブロークン・ヘッズはライトの波でビーチなのにリーフみたいなブレイクで、いい時はめちゃくちゃいい波です。タローズはビーチブレイクでちょっと波が早めでライトもレフトも乗れます。サホクは基本的にいつでもできるイメージですね。ビーチが広いのでいろんなブレイクポイントがあるんですが、ちょっと雰囲気がシャーキーかな(笑)。全部のポイントそれぞれ特徴が違うので全部好きです。人が少なければ!

 

そもそもなぜオーストラリアを修行の場所に選んだのですか?

 

実はオーストラリアには今回初めて来たのですが、オーストラリアはサーフィンが国民的メジャースポーツなことと、ワーキングホリデーという制度があったから決めました。

 

バイロン・ベイの印象はどうですか?

 

日本人があまりいないと思っていたからバイロン・ベイを選んだのですが、来てみたら日本人だらけでびっくりしました(笑)。あとサメの多さにもびっくり! 最初は何かと大変でしたが、いまはバイロン・ベイ好きです!

 

サメと言えば南アフリカのジェフリーズ・ベイで行われたチャンピオンシップ・ツアー(以下CT)の大会のさい、ミック・ファニング選手がシャークアタックにあったり、オーストラリアでもここ近年でシャークアタックの数が増えていますね。サーファーにとってサメをどのように感じていますか?

 

シャークアタック…半端じゃなく怖いです。特に最近バイロン・ベイでもめっちゃ多いのでいつもサメのことを気にしながら入っています。イルカを見ていつもびびってます(笑)。

 

いつ頃からプロを意識し始めましたか?

 

小さい頃から日本国内のプロサーファーになることを目標にしてたのですが、世界のプロを意識しだしたのは高校生の頃ですね。私のレベルが上がるにつれて、目標のレベルも高くなっていったという感じです。

 

特に思い出に残っている大会はありますか?

 

昨年世界戦がペルーであったのですが、波がすごく大きくて怖かったのを覚えています。あんなに大きな波で試合したのは初めてでした。なんとか9位に入賞できました。

 

QSの大会で上位にランキングされれば、その先にサーファーの最高峰CTも待っていますが。

 

そうですね…まだQS自体、回ったことがないので、それ以上のことはよくわかりませんが、そうなれるように頑張ろうと思っています。

 

目標としている選手はいますか?

 

オーストラリアのステファニー・ギルモア選手が好きです。スタイリッシュで綺麗なサーフィンだなと思います。

 

ライバルと感じているサーファーは?

 

ライバルもそうですが、今は自分に負けたくないって思っています。

 

サーフィン上達に向けて何かアドバイスをお願いします。

 

海に入ってるときは絶対に課題を頭に入れてサーフィンしていますよ。

 

ちなみにサーフィン以外で好きなことや趣味は?

 

歌を歌うことと、ネイルをすることです! 一応ネイルの資格持っています(笑)。

 

最近のサーフシーンについてどう思いますか?

 

特に世界の女子のレベルの上がり方がすごいと思います。トップの選手とか男みたいだなと思います(笑)。2020年の東京オリンピックで、サーフィンが本当にオリンピック競技になればもっと賑わうと思います。日本はオーストラリアなどに比べてまだ業界から選手へのサポートが全然足りないと思うので、ぜひそうなってほしいです。

 

サーフィンはオリンピックの追加種目の最終候補に進んでいますね。日菜子さん以外で日本人からCTやオリンピックで活躍できそうなポテンシャルを秘めたサーファーはいますか?

 

大原洋人君だと思います。この前のプライムの試合での優勝は、日本のみんなに希望を与えたと思います。

 

ハンティントンビーチで行われた全米オープンですね! 日本人で優勝は歴史上初の快挙でしたね。そう言えば五十嵐カノア選手も2016年からCT入りを果たしましたね?

 

カノア選手のことをよく知らないので、なんとも言えませんが、日本人といえば日本人なので、すごいことだと思います。日本人でも環境が違えばすべてが違うのかなと思いました。

 

日菜子さんもNSAのガールズクラス2連覇という快挙を達成されました。日本一に2度輝いた瞬間のことは覚えていますか?

 

当時、ほかの試合であまり勝てていなくて、あの2連覇は本当によかった!っていう心境だったと思います。ファイナルでは最後1分ぐらいで逆転したので、本当に、ハラハラでした(笑)。

 

そして2016年1月から、いよいよQSが始まります。いまの心境をお聞かせください。

 

世界戦には何回か出たことがあるのですが、QSを回るのは初めてのことなのでワクワクしています。試合が近くなると練習に気合も入りますね(笑)。シドニーの近くのビーチは試合で初めて訪れることになるので楽しみです。

 

2016年の目標をお聞かせください。

 

QSの試合で優勝することと、英語をもっと喋れるようになることです!

 

最後に試合会場に訪れる予定の方にコメントをお願いします!

 

応援に来ていただけたらとても嬉しいです。初めてのQS、すごくワクワクしています! 悔いのないようにベストを尽くして頑張ります!

 

 

 

黒川 日菜子プロフィール

年齢:19歳
出身:大阪
ボード:TSSC Surfboard
サイズ:5'4, 17&1/8, 2&1/8
シェイパー:MATCHI

スポンサー:Champion、Speedo、Dove surfing wetsuit、TSSC surfboard、Ekey west、XM、Astro deck、Scarfini fins

大阪で生まれ小学校4年生で家族の影響のもとサーフィンを始める。中学3年生の時、サーフィンの上達を目的にサーフィンのメッカである徳島県に移動。NSA全日本サーフィン選手権のガールズクラスにて2013年、2014年に2連覇を果たし、世界大会の日本代表に選出される機会が増える。2016年からクオリファイング・シリーズ(QS)2016を回る。

 

 

オーストラリア国内で行われるWomen's Qualifying Series2016 日程

1月15日-17日 Maroubra NSW Australia Carve Pro
1月29日-31日 Burleigh Heads QLD Australia Burleigh Pro Presented By Vissla
2月 1日- 3日 Cabarita NSW Australia Tweed Coast Pro
2月 9日-11日 Avoca NSW Australia Central Coast Pro
2月16日-18日 Boomerang Beach NSW Australia Komunity Project WSL
2月22日-28日 Merewether Newcastle NSW Australia Burton Automotive Women's Classic
2月29日-3月 6日 Manly NSW Australia Hurley Australian Open

詳細はwww.worldsurfleague.com/athletes/tour/wqs

 


ページトップへ