世界が絶賛する次世代エンターテイメント集団 SIRO-A | Cheers インタビュー
×
  • 留学一年生
  • シドニーグルメ情報
  • イベントガイド
  • 生活・ショップ情報
  • 娯楽記事
  • クーポン
  • 18+
  • Cheers インタビュー

    世界が絶賛する次世代エンターテイメント集団

     

    SIRO-A

     

     

    顔を白く塗りつぶした5人のパフォーマーたちが、音楽や映像に合わせてダンスを繰り広げる次世代型エンターテイメント集団SIRO-A。昨年、アメリカの人気オーディション番組『アメリカズ•ゴット•タレント』に登場し、その衝撃的なニューエンターテイメントに、米国民のみならず、世界中の人々を虜にさせた。5人のパフォーマーと5人のクリエイター、計10名で成り立つSIRO-A。今回は1月の初オーストラリアツアーに先駆けて、SIRO-Aのダイレクターを務める、Cocoonaさんに話しを伺った。

     

     

    今や世界中で絶賛されているSIRO-Aですが、地元仙台での結成•活躍から海外へと舞台を変えられたきっかけ、その経緯を教えてください。

     

    今年で僕たちは結成14年目になるのですが、実はまったく最初は海外での活動は考えていませんでした。当時は、コント、ダンス、歌、ポエム、漫画、映画、写真などなど、自分たちにとって、面白いこと、楽しいことを思いついたままに色々やってました。そのたくさんある表現の中に、今僕たちのやっているパフォーマンス、「映像と人間のシンクロ」がありました。


    今の事務所に所属が決まったときに、当時のマネージャーから「映像と人間のシンクロ」のパフォーマンスだけで、世界を目指そうという提案がありました。「んーとりあえずやってみましょうか…」。という感じで、最初はあんまりピンと来てなかったのですが、色々な所で「映像と人間のシンクロ」のパフォーマンスをやってみたら凄い評判が良く、上海万博の日本パビリオン展でのパフォーマンスのオフォーをいただきました。


    上海万博でのパフォーマンスは、今まで感じたことがないくらいの、凄まじい拍手でした。その瞬間、メンバー全員「僕たちは海外で勝負する!」と心が決まりした。

     

    日本から海外へと舞台を変えたことで、SIRO-Aに変化などは生まれましたか?

     

    英語です。僕たちのパフォーマンスは、ノンバーバル(非言語)パフォーマンスなので、日本でやるときも、海外でやるときもそんなに内容は変わらないのですが、公演の下準備、海外での生活、買い出し、打ち合わせ、インタビューなどでは英語は必須です。作品制作、稽古の毎日に英語学習という重要要素が新たに加わりました。今は、メンバー一同、受験生のように勉強しています。

     

    昨年はアメリカズ・ゴット・タレントに出演し、アメリカ国民のみならず、世界中の人々を魅了されましたが、出演経緯を始め、その経験について教えてください。

     

    以前から同番組にはずっと出たい気持ちがありました。どうやれば出れるんだろうと、機を伺っていたときに突然、番組からオファーがありました。しかも放送の1週間前。移動時間、リハ時間を考えると、制作、稽古は3日しかありませんでした。出るか、出ないか、メンバー全員相当悩みましたが、「回転寿司と一緒! 食べたい寿司がまた流れてくるとは限らない。今掴もうよ! このチャンス!!」みたいな結論に至り、超突貫工事で1回戦のパフォーマンスを作りました。

     

    SIRO-Aとは、何色にも属さない「白」と、何者とも特定できない「A」に由来していますが、ではCocoonaさんの名前は?

     

    Cocoon(繭)という単語と(少年Aなどの匿名)を足した造語です。繭を紡ぐように作品を作りたいという想いを込めました。

     

    映像とパフォーマンスの絶妙なタイミング、そのコラボレーションを拝見させていただくと、とてつもない練習量が想像できます。ひとつの作品を作り上げるまで、どれくらいの時間を要されますか? またそのプロセスやコンセプトも教えてください。

     

    ひとつのパフォーマスができるまで、約3ヵ月かかります。最初に手法、システムなどを考えます。例えば「ブラックライトを使った、プロジェクションマッピングをしよう!」「お客さんの写真を使った映像とシンクロしたダンスをしよう!」などなど。


    次にその手法でどんなことができるか、何が面白いか、みんなで大量にアイディアを出し合います。くだらないものでもいいから、とりあえず出しまくります。だいたいA4用紙1000枚分くらい出します。その中から面白いモノをかき集め、構成、ストーリー、コンセプトを考えます。それをベースに、パフォーマンス、映像、音楽を作っていきます。


    そうしてできた、パフォーマンス、映像、音楽を実際稽古場で、合わせてタイミングや位置を納得いくまでチューニングします。実際合わせて、新たに思いつくアイディアもあるので、3歩進んで、2歩下がる的な作業を延々繰り返します


    ようやくここの段階から練習します。平均2週間ほど練習して本番に挑みます。

     

    表現者、映像作家、VJなど、メンバーがそれぞれあらゆる役割を持たれていますが、作品を作りあげる上で対立してしまうことなどありますか?

     

    しょっちゅうあります。時にヒートアップもします。しかし、そういう意見やアイディアの対立がまったく新しい、強いアイディアを幾つも生んできました。


    僕たちのストロングポイントで、思ったことを遠慮なく言い合える関係というのがあります。先輩後輩、上司部下の関係はなく、全員仲間、横型のチーム体質です。役割、担当、はたまた世代や性別を超え、さまざまな意見が出ます


    誰かの才能で引っ張り上げる作品作りもあると思いますが、僕たちはまるで逆です。さまざまな価値観、意見、アイディアをどう編集し、いかにして集合知を作り上げるか?という狙いが僕たちのクリエイションの根底にあります。なので対立が起きても、ヒートアップしても、深刻なものではなく、紅白戦のような、スポーツマンシップに則った口論になります。

     

     

    これまであらゆる国々でパフォーマンスされてきましたが、それぞれの国の反応は違ったりしますか?

     

    全然違います。アメリカ、南米、東南アジアは熱狂的に僕らのショーを観ます。まるでロックコンサートのようです。終始、歓声やクラップが鳴り止みません。日本、ヨーロッパは落ち着いて、高い集中力で僕らのショーを観ます。演劇やアート鑑賞のようです。それぞれの国に合わせて、多少作品のアレンジをいつもしています。

     

    一番思い出深かった国は?

     

    アメリカです。アメリカズ・ゴット・タレントに出演していたときの数ヵ月間は、とてもスリリングでエキサイティングでした。オーディエンスの反応は凄まじく、自分たちのパフォーマンスが終わった後の、スタンディングオーベーションはまるで地鳴りのようでした。いつかこの街で、ニューヨークブロードウェイでSIRO-Aのショーをやる、と胸に誓いました。

     

    海外メディアではよくブルーマングループと比較されていますが、このことについてどう思われますか?

     

    ブルーマンのパフォーマンスは色々な国で何度も観ました。とても強い影響を受けました。しかし、ノンバーバルパフォーマンスでフェイスペイントをしている共通点はありますが、ショーの内容はまったく違っているので、何か特別に思ったことはありません。いつか一緒に「青アンド白」で面白いコラボレーションができれば嬉しいです。

     

    オーストラリア公演は初めてと伺っています。オーストラリアにどういったイメージをお持ちでしょうか?

     

    海が綺麗で、ビーフが美味しくて、カンガルーとコアラがいて、オペラハウスがあって、といった非常に一般的なイメージを持っています。それと、「マッドマックス」「ベイブ」という非常にオリジナリティーの高い不朽の名作を生み出した国と思っています。

     

    ひとつの公演にたくさんの機材を持ち歩いているイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

     

    ひとつの公演に、非常にたくさんの機材を持ち歩いています。スクリーンや機材がメインですが、だいたいトラック2トン、車がいっぱいになります。

     

    常に最新のテクノロジーを取り入れられておりますが、今後のSIRO-Aの方向性を教えてください。

     

    3DやVRなどの最新テクノロジーを駆使したパフォーマンスを作っています。その一方で、非常にアナログな仮装大賞的なパフォーマンスも作っています。デジタルでテクノロジックなパフォーマンスとアナログでヒューマニティー溢れるパフォーマンス。この両方を深めていき「人間とテクノロジー」のどちらにも偏らず、共存したパフォーマンスを追求していきたいと思います。

     

    読者の方々にメッセージをお願いいたします。

    2017年ニューイヤー。皆様とオーストラリアの地でお会いできることを楽しみにしています。ぜひ会場に遊びに来てください。

     

     

    SIRO-A PROFILE

    2012年に仙台で結成。現在は5人のパフォーマーと5人のクリエイターで成り立つ。2011年スコットランドで開催された世界最大の演劇祭『エディンバラ•フェスティバル』で公演を行い、「Spirit of the Fringe 2011」を受賞。2012年は5ヵ国を周るヨーロッパツアーを実施し、その翌年はロンドンにて155日間の公演を成功させる。2015年、米オーディション番組『アメリカズ•ゴット•タレント』に参戦し、セミファイナリストに選出、世界中の注目を集めるようになる。

     

     

    SIRO-A

     2017年1月10日(火)〜1月22日(日) 
    10、11、17、18日 7pm〜
    12、14 、19 -21日 8pm〜
    15、 22日 3pm〜

    会場: The Concourse
    409 Victoria Ave., Chatswood
    チケット:$29〜
    ※8歳以上にお勧め
    チケット購入先: Box Office 8075 8111
    またはオンライン www.theconcourse.com.au

     

    • うまいラーメン
    • オリジナルグッズ作成します
    • スーツケース、ダンボールお預かりします。1日1ドル+GST~
    • お得なクーポン
    
    ページトップへ