シドニーから世界を 狙う若きゴルファー 加藤陸大 | Cheers インタビュー
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    シドニー在住の日本人ゴルファー加藤陸大さんは今年1月、「ハービーノーマン・ウィークゴルフ選手権」に出場し、総合で5位、15才のスクラッチ部門では2位に13打差をつけての優勝を果たした。オーストラリア国内のジュニアタイトルを総なめにしてきた陸大さんは、今年、満を持して日本のプロ大会にも参戦。シドニーから世界に挑むこの日本人ゴルファーには、今から注目が必要だ。

    ゴルフを始めたきっかけ、また、ゴルフにのめりこんでいった理由を教えてください。

    8歳のとき、父にドライビングレンジに連れて行ってもらったのがきっかけです。単純にボールを打つことが楽しくて、自然にのめりこんでいきました。

    現在のトレーニング内容を教えていただけますか?

    毎週水曜日は、テリーヒルズのドライビングレンジにて、朱里コーチのレッスンを受け、それ以外のアフタースクール(4時から暗くなるまで)は、主に近所のキャメレイ・ゴルフクラブに行って、色々な状況で様々な種類の球を打てるように練習をしています。週末は日本語補習校の後、キャメレイ・ゴルフクラブやボニードゥーン・ゴルフクラブのクラブコンペに出ています。またコンペ後には結果が良くても悪くても、すべてのホールを頭に思い浮かべ、使用したクラブ、グリーンオン率、パット数、そのホールで起こったことなど、すべてを記録しています。

    トレーニング環境としてのオーストラリアの長所と短所を教えていただけますか?

    年会費約100ドルを払えば、いつでもコースに出て練習ができます。またプロショップの方々もフレンドリーで、用具のメンテナンスなどの相談にも気軽にのってくれます。僕のホームコースのひとつであるボニードゥーン・ゴルフクラブは、スカラーシップメンバーだと年会費は無料の上、トーナメント費用の一部も負担してくれます。短所は特に見当たらないというくらいゴルファーにとってよい環境だと思います。

    2009年、2010年と全豪ナショナルチームにも繋がる「NSW ジュニア・スクワッドチーム」に最年少で選出されていますね。この快挙を加藤さん自身は、どう受け止めていますか?

    凄く誇りに思っています。スクワッドチームのメンバーは皆レベルが高くて、もちろんライバルではありますが、技術を競ったり、また交換し合ったりと、トレーニングセッションで彼らに会うのはとても楽しいです。

    オーストラリアの選手と対戦していて、彼らの秀でた能力はどのような部分だと感じますか? また、日本人ならではの優れた資質はどういったものだと思いますか?

    すべての大会がフルバックティーから始まるのですが、オーストラリア人は体も大きく、ボールもよく飛びます。飛距離では敵わない分、僕はショットの正確さと精神面、巧みなショートゲーム(アプローチ、パッティング)でカバーしています。

    11歳よりオーストラリア各地のジュニア大会に参加し、いくつもの大会を制してきましたが、それらは楽しみながらプレイしてきた結果ですか? それともやはり苦しい日々のほうが多かったのでしょうか?

    思うようにスコアが伸びず、苦しいときもたくさんありましたし、試合で一打に泣いたことも何度もあります。良い成績が残せたときも、また試合で大叩きして帰ってきたときでも、身体は疲れているのに、もうすぐに練習したくなります。やはり僕はゴルフが大好きなんだなと感じます。

    オーストラリアではすでに大きな注目を浴びていますが、日本からの反響も様々な形であるのでしょうか?

    朱里コーチの働きかけもあって、4月に日本の北九州オープン、TOYOTAカップに招待されました。それが日本デビューとなるので、反響というのはこれからの頑張り次第だと思います。

    ハードなトレーニングやプレッシャーに打ち勝つため、加藤さんの支えになっているのはどういったものですか?

    遠征試合に炊飯器を持参して食事を作ってくれる母や精神面、技術面、いつでも一番側にいてサポートしてくれる父、そして父と相談しながら指導してくださる朱里コーチ、その他にも、僕がゴルフをしやすいように環境を整えてくれ、理解して協力してくれるたくさんの方々に支えられています。朱里コーチは近場の試合は都合のつくかぎり応援に来てくれ、時にはキャディーもしてくれます。先日は大きな試合の途中で、どうにも分からなくなってしまった僕のために、ニューキャッスルまで車を飛ばして来てくれました。それと試合前、可能な限り練習ラウンドを行い、独自に各コースの戦略ノートを作成していて、それは試合中の僕の心の支えでもあり、宝物でもあります。

    加藤さんの近い将来の目標と、最終的な目標の2つを聞かせてください。

    近い将来の目標は、4月の日本のプロトーナメントで自分の力を出し切ること。そして、その後すぐタスマニアで行われる全豪男子ジュニア選手権で良い成績を残すことです。最終的な目標は皆から好かれる、明るくて強いプロゴルファーになって、まだ日本人では達成されていないPGAメジャー大会で優勝することです。

    加藤陸大
    15歳。通称リッキー。シングルハンデであった父の影響で、8才からゴルフを始め、シドニー在住のプロゴルファー安田朱里さんのレッスンなどを経て、現在はハンディキャップ1の腕前。現在まで、都市レベルのジュニア大会には50勝以上しており、2009年のNSWアマチュアゴルフ選手権では、最年少のメダリストとして決勝にも進んだ。今年は日本のプロ競技にも挑戦する。 安田朱里ゴルフスクール
    www.shuriscountryclub.com


    CHEERS 2010年03月号掲載

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