19歳でブランドを立ち上げた可愛い若き実業家 Jessica Mckenzie | Cheers インタビュー

19歳でブランドを立ち上げた可愛い若き実業家 Jessica Mckenzie | Cheers インタビュー

Cheers インタビュー

とにかく何かをクリエイトすることがスキ

キュートでポップなテキスタイルがモチーフで、ポーチやバッグ、アクセサリーを中心に展開するブランド、『PRETTY iN PiNK』。一度目にしたらきっと忘れないゴージャスなコレクションを手掛けているデザイナー、ジェシカとの出会いは、ある日曜のボンダイマーケットだった。ニュータウンにお店を構え、数多くのファッション誌にも取上げられているブランドのデザイナー本人がマーケットで実際に接客をしていたのだから驚いた。『PRETTY iN PiNK』。これはまるでジェシカ本人を語っているのではないか。そう思わせるほどキュートでモデルのようにスレンダーな彼女のブランドストーリーに迫ってみたい。

オーストラリア屈指のデザインスクール、ホワイト・インスチチュート・オブ・デザインで修行を積んだジェシカだけど、『PRETTY iN PiNK』を始めることとなったきっかけは?

デザインスクールでは常にトップの成績で、ほんとはもっと勉強をしたかったの。でも狙っていた奨学金がなかなか取れなく、待ちきれなくて・・・。だったら自分のブランドを立ち上げようと、ちょっと極端だけど決断したの。それに自分のビジネスを持つことは子供の頃からの夢で、7歳くらいの頃から小物を作ったり、ケーキを焼いたり、絵を描いたりしてお小遣いを稼いでいたのよ。あと植物なんかも育てて売っていたわ。とにかく何かをクリエイトすることがスキだったの。

何歳で始めたの?

2002年、19歳のときにブランドを立ち上げたわ。

19歳?!普通19歳の女の子って将来何をしようかも決まってないと思うけど、周りの反応ってどんな感じだったの?

小さい頃から「この子はアントレプレナーになる」って言われていたから周りからさほどの驚きはなく、逆に「やっと実現したね」って暖かくサポートしてくれたわ。本当に感謝してる。

『PRETTY iN PiNK』っていう名前の由来は?

「PRETTY iN PiNK」って言葉よく聞くでしょ。インパクトがあって一度耳にしたら記憶に残るじゃない。それに私がコンセプトにしている「キュート」、「ビンテージ」、「レトロ」などのイメージにもぴったり。女の子と言ったらやっぱりピンクじゃない?

『PRETTY iN PiNK』のキャラ、Miss Pipってジェシカなの?

Miss Pipは女の子が誰でも憧れる"お手本"のキャラっていったらいいのかしら。オシャレで、料理や家事が上手で・・・とにかくパーフェクト。ほら昔よく「50'sハウスワイフ」って言ったじゃない。Miss Pipは「50'sハウスワイフ」そのもの。だから残念ながらMiss Pipは私じゃないわ。私の"エゴ"キャラかしら。だって私の場合、ハウスワイフっていうよりもキャリアウーマンじゃない(笑)。

でも言われてみればジェシカのお店って「50's ハウスワイフ」のイメージそのものだよね。

でしょ!私が憧れる世界、ファンタジーの世界をデザインにしたものが『PRETTY iN PiNK』なのよ。スカートにフリルのエプロンをして、家事をするだけなのにちゃんとオシャレに気を使う、ちょっとしたプレーガール。女性も男性も気になる世界だと思うわ。

『PRETTY iN PiNK』といったら、チェリーや水玉などの女の子らしい生地の数々。これらはどこで仕入れているの?

90%は海外。やっぱりアジアがダントツに多いわ。日本にもよく行くわ。でも近いうちに生地も自分で作成したいと思っているの。

生地選びってどれくらいかかるの?

デザインはもとより『PRETTY iN PiNK』は生地が命。生地でブランドが成り立っているようなものだから時間もかかるし、気を使うわ。気付いたら『PRETTY iN PiNK』の"カラーパレット"ができていたの。無意識に似た色を選んでいて、それがブランド化した感じかしら。

ジェシカがデザインで心がけていることって何?

それはもちろんクォリティー。使いやすくて、丈夫で、長持ちして・・・。そしてお手ごろな値段っていうのも大事。誰でも買えて、いろんなふうに利用できる、そんなデザインを心がけているわ。特にシグネチャーの"Plastic Fantastic"ポーチは日射による変色や薄れ、しわ、ひび割れ防止に工夫してあるの。クォリティーが保たれていればリピーターも増えると思うわ。

何歳くらいの女性から『PRETTY iN PiNK』は人気なの?

私のお客さんは年齢が幅広いの。下は15歳くらいの女子高生から、上は40歳の主婦層まで。

年輩の方まで?

そうなのよ。年輩の方にも子供心はあるわ。憧れやファンタジー、エゴっていうものは歳と関係ないと思うの。ほらよく「Inner child in you」っていうじゃない、子供心をくすぐるんじゃないかな・・・。よく親子で来てくれるわ。あとね、ボンダイやパディントンマーケットでは日本人に人気なの。みんな「可愛い~」ってキャーキャー喜んでくれる。

日本には進出しないの?

実は前まで日本にディストリビューターがいたのよ。でもなかなかうまくいかなくて。商品は気にいってくれて、売れるのは確信しているんだけど、国も言葉も違うとなかなかコントロールができなくて…。お店を出すのならここみたいにちゃんと『PRETTY iN PiNK』のコンセプトを出したいし・・・。だから目が行き届く限り店やマーケットには必ずいるようにしているの。でも日本にはとても興味があるわ。日本の"BEAMS"も声をかけてくれているから日本進出も夢ではないかも!それに今オンラインショップを強化する予定だから、まずはここから再スタート。

ところで日本のファッションってどう思う?

みんな個性的で大好きよ!オーストラリアのファッションてどちらかというと保守的じゃない?流行だけに捕らわれずもうちょっと派手に、ユニークになるといいわ。

ジェシカのデザインも流行に結構左右されるのかな?

私の場合他のデザイナーなどと比べるとわりと流行には捕らわれないほうだと思う。ほら私の場合色も模様も『PRETTY iN PiNK』の特徴じゃない?もちろん流行っている模様や色はなるべく使うようにしているわ。それに流行はサイクルがあるから、また戻ってくる。2年ほど前にルイビトンがモノグラムチェリーを出したじゃない?で、今もチェリーがブレイク中!

影響を受けたデザイナーとかは?

私の場合自分のファンタジーランドがデザインのベースだから、特にあるデザイナーの影響を受けたとかはないと思う。でも影響を受けたといえば30sとか50sとかの"タイム"だと思うわ。でもだから特徴あり、ユニークなブランドに育ったの。

有名人でよく来られるお客さんとかは?

そうね、オリビア・ニュートンジョンがよく来てくれるわ。芸能人もちょくちょく顔をだしているわよ。

アメリカやハリウッドには進出しないの?

もちろん!特にロサンゼルスとかに興味があるの。前は海外へ出ることで頭が一杯だったけど、今は違う。最近になって今やっていることをゆっくり、十分に楽しもうと思うようになったの。

ところで『PRETTY iN PiNK』ってジェシカ1人でやってるの?

今やファミリービジネスよ。今日もここで働いているのがママと弟の彼女。このお店も大工である兄に建ててもらったわ。ママもグラフィックデザイナーだから、結構楽しくやっているみたい!

これからの『PRETTY iN PiNK』の目標は?

ファッション業界にどんどん入っていきたいわ。今はアクセサリーやバッグがメインじゃない。ショーツとかタンクとはやっているけど、服のほうに力を入れたいわ。それにお店をもう一軒だしたいと思ってる。

場所は?

やっぱりニュータウンかしら。ニュータウンでももう少しシティよりの方。

なんでニュータウンを選んだの?

ニュータウンはすごいオシャレの街だと思うし、今は「ファッション=オックスフォードやパディントン」だけど、もうすぐ波はニュータウンに来ると思う。ニュータウンには何気にニューカマーが潜んでいるのよ。

ジェシカ今日もまたピンクのオシャレなタンク着ているけど、今年の夏のファッション・ティップを教えて。

そうね、やっぱり今年はカラーの着こなしかしら。まずは自分にあったカラーの着こなし。よく「私グリーン合わないのよね~」とか「ピンクだと童顔になっちゃう~」とか耳にするけど、人間合わない色なんて実はないの。同じカラーでもトーンを変えればいいのよ!だからそこに力を入れれば今年はカラフルな夏が過ごせると思うわ。そしてやっぱり定番はワンピース!

最後に、読者の方にメッセージを。

是非ニュータウンのお店に、ボンダイのマーケット(日曜日)に、パディントンのマーケット(土曜)に来てね。お店のほうには新作が出たばかりよ!会えるのを楽しみに待っているわ~。

お店といい、商品といい、ジェシカといい、全てがプリティーだった『PRETTY iN PiNK』。今後世界中で大ブレイクする空気が漂い、そしてとにかくかわいい。女性、男性問わず彼女に絶対ほれるから一度足を運んでみてね

Pretty In Pink

TEL: (02) 9516 2331
533 King St., Newtown NSW 2042 Australia
www.prettyinpinkdesigns.com.au


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