第5回 新規参入Aリーグクラブに密着! ワンダラーズを追え! | ワンダラーズを追え!

第5回


9連勝でリーグの記録を塗り替え、現在1位!!





ワンダラーズが遂に1位に浮上! 9試合連続優勝はAリーグ史上初の快挙。小野伸二選手も7得点をあげ、リーグトップ10入りを果たし、チームとともに絶好調だ。試合を重ねるたびにパワーアップするワンダラーズのサポーター陣。ホーム、アウェイ限らず、熱い声援をおくる彼らの存在は、もはやWSWの勝利に欠かせないことは言うまでもない。3月15日現在、2位のセントラルコースト・マリナーズと5点差であるワンダラーズは、リーグ1位、または2位での通過が確定となり、ファンにはうれしいホームでのセミファイナルも実現するようだ。
 
Round 21 216日(土)VS メルボルン・ビクトリー 2-1
 
わずか2点差でWSW3位で追うビクトリーは、今季ホームでは一度しか試合を落としていない。WSWからは1000人も及ぶサポーターが遥々訪れ、2万人のホームサポーターに負けない応援を送った。11分、ゴールまで30メートル迫った位置でMFヘルシが倒され、フリーキックを獲得。MF小野が右ゴールポスト付近へとボールを送ると、ディフェンダーに一度弾かれるも、ゴール前に居合わせたDFラロッカが流し込み、先制点をあげる。その後もゴールチャンスを幾度も作るWSW27分、小野が放ったボールがクロスバーをわずか上に外れる。WSWの固いディフェンスに、ビクトリーはペースが掴めず、今季得点王争いにいるMFロジャスも決定的な瞬間を封じ込まれる。72分、右サイドまでボールをあげたポレンツから、MFヘルシがPA内へと運び、直接ゴールを狙う。キーパーにはじかれるも、ゴール前の小野が今季6点目をあげる。誰もが無失点を期待したそのわずか3分後、ビクトリーは途中出場のFWペインが、ハーフウェイからの高速カウンターアタックで得点をあげ、球場は大盛り上がりになる。試合を通してボールポゼションが40%にも満たないという厳しい展開であったものの、決定的なチャンスをものにしたWSW2-1で逃げ切り、リーグ2位の座を確実なものにする。
 
 
Round 22 2013223日(土)VS パース・グローリー 1-0
 

雨によりグラウンドコンディションが悪い中でのキックオフ。今季リーグ6位以内になかなか食い込めないグローリーだが、エドワード代理監督を迎え入れてから上位チームのニューキャッスルやセントラルコーストから勝利をあげるなど、勢いがある。WSWは試合開始間もなくから積極的にPA内までボールを運び、7分にはMF小野、8分にはFWギブスにチャンスが訪れるが、得点に繋がらない。25分前後からは小雨に加え風も強まり、両サイドからはパスミスやファールが目立ち、WSWDFラロッカがイエローをとる。前半ロスタイム、ゴール30メートルの位置でMFヘルシが倒され、フリーキックを獲得。MFムーイーが挑むが、ボールは惜しくもゴールポスト上に外れる。56分には、Aリーグ150試合目を記録したFWブリッジが、ロングシュートでゴール右を狙うが、キーパーに止められる。その2分後の58分、ブリッジからのクロスをMFムーイーが合わせ、今季初得点をあげる。パースは82分、83分と立て続けに途中出場のMF永井がゴールを狙うが実らず、WSW1-0で逃げ切り、7連勝。ポポビッチ監督は、「決してよいとは言えないボールポゼション(42%)の中、なんとかボールを前へ運べた結果」「こういった試合での勝利が重要」と、チームを好評価。3ポイントを獲得したWSWは、決勝リーグ行きが確定される。

 
 



 

 

Round 23 201332日(土)VS セントラルコースト・マリナーズ 1-0

 

試合前日から豪雨が続いていたものの、リーグ1位のマリナーズと同2位のWSWの大注目の対戦に、18721人の観客が駆けつけた。当日は電車のラインが止まっていたにもかかわらず、5000人にもおよぶワンダラーズサポーターが、ホームと変わらぬ熱気とともに訪れた。ホームで試合を落としたことのないマリナーズは、前半から快進撃を見せるが、ひっきりなしに降る雨と、滑りやすいグラウンドで、なかなか得点に繋がらない。雨の中繰り広げられた1位争いは、試合開始後からファールが目立ち、両サイドで計9枚ものイエローカードを招く、フィジカルな試合となった。前半を0-0で折り返したWSW51分、FWクレシンガーのPA内のファールにより、ペナルティを与えてしまう。これまで3度ペナルティをミスしているマリナーズは、GKのライアンに託すも、WSWGKコビッチがダイビングセーブで止める。マリナーズは後半のボールポゼションを制し、幾度もチャンスを作るが、DFトーポースタンリーとDFビューチャンプの固い壁を破れない。81分、途中出場のFWハリティが、FWブリッジからのスルーパスを、ゴール左へと流し込み、今季3得点目をあげる。WSWはこの1点で逃げ切り、首位の座をマリナーズから奪う。またAリーグで8連勝をあげるのは、2006年のメルボルン・ビクトリー以来、実に7年ぶりの快挙となった。

 

 

Round 24 2013310()VS ウェリングトン・フィニックス 2-1

ひっきりなしの応援で知られるWSWの熱狂サポーター、RBB (Red and Black Block)だが、この日は試合の初めの20分をサイレンスで過ごした。"行き過ぎた応援"を理由に5年間の試合出入り禁止を命じられたRBB20名の処分を抗議するものだ。かつてない異例な状況であったものの、WSWは試合開始直後からファインプレイを見せ、第23節で唯一の得点を決めたFWハリティが2分、4分と得点を狙う。6分、PA内でDFポレンツがMFヘルシに絶妙なバックパスを送るが、ヘルシが相手チームに足をひっかけられ、倒される。小野が冷静にペナルティを決め、先制点をあげる。20分、ハリティからのクロスを小野がダイビングボレー。わずかゴール上と外れるも、初めの20分間をサイレンスで過ごしたRBBは、まるで地響を起こすような大きな音とともに復活する。しかしフィニックスは細かいパス回しで、WSWのディフェンスラインを崩し、22分にはFWブロッキーが得点をあげ、同点となる。ブロッキーはこれにより、リーグ得点王タイとなる。ペースを完全に崩されたWSWは、パスミスが相次ぎ、決定的チャンスを作れないままハーフタイムを迎える。左ハムストリングの痛みを訴えた小野は、後半、FWクレシンガーと交代。47分、フィニックスMFリアのPA内でのハンドにより、WSWはペナルティを獲得する。これをFWブリッジが決め、勝ち点をあげる。2-1で9連勝をあげたWSWAリーグの記録を塗り替える快挙を果たす。

 






小野選手 この1ヵ月を振り返って

 



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位に上り詰めるまで負けなしで来て、個人でも7得点を上げることができました。チームが守備をはじめ、一丸となって戦い抜いたことが9連勝に繋がったと思います。このまま強い気持ちで最後まで攻め続けたいです。次のACLにも、このリーグ戦で優勝を決めて、必ず行きたいです。




 

 


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