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セレブリティ御用達のハイエンドバー

26/12/2013


 
 
 
 
 
セレブリティ御用達のハイエンドバー
 
The Roosevelt
 
 
1947年、エイブ・サフロン氏によってオープンしたバー、ルーズベルト。当時のオーストラリアでは類を見ない、ハリウッドを彷彿とさせるような雰囲気が政治家や芸能人などハイソサエティ層を虜にし、愛される社交場となっていた。フランク・シナトラが来豪しここでパフォーマンスを行えば、ダブルのスーツに身を包んだ男性や、イブニングガウンに毛皮をまとった女性たちがこぞって集まる、ポッツポイントで最も成功したクラブとして名が通っていたという。ドアマンやセキュリティはアンダーワールドの人物と、キャラクターの濃い人選でも知られていた。そんな場所に訪れる人々は音楽を楽しみ、ダンスを楽しみ、ギャンブルを楽しんだ。また、密かに売春の場としても活用されていた。当時は6時以降のお酒の販売が法律で禁じられていたが、ルーズベルトでは18時前にオーダーを入れておけば、18時以降でもお酒をサーブできるという対策をとり、禁断の楽園を追求した。しかし1954年、ついにそれらがあらゆる法律に反したことを理由に、サフロン氏はライセンスを取り上げられ、バーを閉めることとなった。それから60年の間、新たなオーナーのもと、再びバーとしてオープンしたり、レストランに姿を変えたり、ときにはラジオ局になるなど、さまざまなビジネスがこの場で展開されては消えて行った…。そして昨年の1月、新星ルーズベルトとしてリバイバルを果たした。
現在、カウンターに立ちシェイカーを振るフィリップさん。お店にはその当時からコレクションしているカクテルのレシピ本が多く眠り、オールドファッションと最先端の融合を常に意識していると語る。また日本に渡ったさいには銀座のバー・ハイファイブで上野氏に氷のカービングを習い、シェフからはハーブなどの食材を学ぶなど、研究に余念がない。
また当店ではバーテンダーがワゴンで各席に回り、目の前でカクテルを作るパフォーマンスも行う。炎が出たり、冷気が溢れ出したりと、ある種イリュージョンの世界を演出してくれる。フードはアメリカンクラシックを採用。シグネチャーディッシュのテラダクターバーガーでしっかりディナーを楽しむこともできるし、アメリカンタパスを皆でシェアしてお酒のおつまみとして楽しむこともできる。 揺るがない基礎をもとに常に進化し続けるバーテンダーが手がけるドリンクを楽しみながら、1950年代当時の情景に思いを馳せてみるのも悪くない。
 
 
 
 
& The Roosevelt Fizz ($19)

あぶったローズマリーとマシュマロの香りがどこか幼少期のノスタルジックな気持ちへと誘い込む。タンカレーのジンベースで、ライムやレモン、卵白と、シトラスなど複数のハーブで香りをつけたカントリースタイルのフィズ。「マシュマロを食べてから飲んでみて」とフィリップさん。マシュマロの甘さが口の中に広がり、ややサワーなフィズと絶妙にマッチする。

:The Roosevelt Blazer ($23)

テーブルの目の前でファイヤーアクションを繰り広げてくれるブレイザー。寒い日はウェルカムドリンクとしてキャラメライズされた砂糖の甘みとともに温まる。グラス内に篭ったシェリーやフィグが香るラム酒を嗅覚でも楽しめる。
:The Continental ($20)

液体窒素を使用して極度冷却したドライマティーニ。ケテルワンのウォッカ、タンカレーのジン、コーキ・アメリカーノ、イエローシャルトリューズのリキュールをベースに、ホームメイドビターで香り付けをしている。通常マティーニはオリーブと決まっているが、オイスターの旨みと楽しむのが斬新。オーストラリアのベストジェントルマンズドリンクの大会にてアワードを取った一品だ。

 

The Roosevelt

32 Orwell Street, Potts Point NSW 2011

Tel:0423 203 119

営業時間:火 - 土:5pm ~ ミッドナイト

Web:www.theroosevelt.com.au

 

 


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