寒さで縮こまった体を温めてくれる 素敵カフェ in Sydney 2016 | 編集部御用達 打ち合わせで使うCafé

 

 

 

 

シドニーの冬を初体験して、あまりの寒さにビックリしている方も多いのではないだろうか。『寒いときは寒さを楽しもう』ということで、今回は冬のシドニーで心も体も温めてくれるオススメカフェをおさらいしたい。せっかくシドニーにいるのだから、美味しいコーヒーとカフェご飯を堪能してほしい。

 

 

 

ハンターズヒルでナチュラルフードを楽しむ
Dachshund Coffee

 

古き良き豪邸が並ぶハンターズヒルの閑静な住宅街の一角にある『ダックスフンドコーヒー』は、いつもヒルの住人たちで賑わっている。コーティングされたコンクリートの床、木目のアイランドカウンターキッチン、天井にはむき出しの黒いパイプが走り、シェードの大きなアンティークライトが優しくカウンターに明かりを落とす。エメラルドのタイルも実に印象的だ。当店で扱うコーヒー豆は、『Fat Poppy』社の、ブラジル産とエチオピア産のブレンドを使用。フードは年配層が多い地域だけに、お客の健康を考えたベジタブルベースの厳選食材で、優しいナチュラル趣向のディッシュを提供する。西はオレンジから取り寄せているオーガニックのタマゴ『Egganic』、南はピクトンからのピュアミルク、そしてアレクサンドリアにあるカフェ『Brickfields』(※2014年12月号掲載)からは、できたてのサワドゥと、それぞれこだわりの食材を使用。国外からは、南米産のキヌアやビタミンが豊富な地中海産のケール、中東のクリームチーズのラブネなどをメニューに取り入れて、お客さんが「食べてみたいけど、調理の仕方がわからない」といった食材を積極的に扱う。

  

Dachshund Coffee
64–66 Gladesville Rd., Hunters Hill
Tel:(02) 9879 4619
Web:comesitstay.com.au
営業時間: 月~金 6:30am-4pm
土 7am-4pm
日 8am-3pm
アクセス:シティからVictoria Rdをパラマタ方面へと向かい、Parramatta Riverを越えると二股に差し掛かるので、Burns Bay Rd(向かって右方面)へ。すぐにハンターヒルへの出口が左手に出てくるので降りる。ひとつめの交差点の信号を左折しGladesville Rdへ入りすぐ右手。

 

 

 

屋内庭園で楽しむブランチ
Flower Child

 

 

チャッツウッド『ウェストフィールド』内に植物園のようなカフェがある。アレキサンドリアの『The Grounds of Alexandria』やウィロビーの『the incinerator』など、斬新な建築デザインが定評のあるアーキテクト・カンパニー『Acme&Co』によって創られた『Flower Child』には連日行列ができる。テラコッタのタイルが敷き詰められた店内では、窓から注ぐ優しいナチュラルライトが、吊るされたボサノバやアイビーなどの観葉植物に活力を与える。「お客さんにショッピングセンターにいることを忘れてもらいたい」というオーナーのクリスさんの思いで内装を考案。また、「流行している他店のメニューやコンセプトなどを気にせず、自分たちのやりたいことを貫きたかった」と語るパートナーのアダムさんは、『The Grounds of Alexandria』のマネージャーを務めた実力者。料理は、「フレッシュ」「鮮やか」「ヘルシー」をコンセプトに、南米産のスーパーフード「キヌア」や、コレステロールを下げる「ひよこ豆」、固定種の野菜「エアルームキャロット」など、厳選したシーズナルな食材を使用している。

 

Flower Child Cafe
Shop 391 Level 3 Westfield Chatswood, 1 Anderson St., Chatswood
Tel:(02) 9412 1555
Web:flowerchildcafe.com.au
アクセス:シティからノースショアラインの電車に乗り、チャッツウッド駅で下車。VictoriaAveを多目的施設The Concourseの方面へ歩くこと約5分。道路をはさんで隣接しているウェストフィールドのうち、ユニクロやH&Mがはいっている建物側。

 

 

 

 

ノルディックと和の融合
Edition Coffee Roasters

 

 

クラウン・ストリートとリバプール・ストリートのコーナーにある『Edition Coffee Roasters』。『Mecca』や『Toby's Estate』などオーストラリアを代表する老舗カフェで腕を磨いたコリー・サザーランド氏と、ポッツポイントの『Room10』やアナンデールの『Clover』などの人気カフェを立ち上げたダニエル・ジャクソン氏の兄弟が手掛けたスモールカフェ。白い壁にコンクリートフロア、綺麗に配列された木目の優しいテーブルを照らすのは、ニューヨークから輸入したライティング。そして日本の山口県にあるローカルストアから輸入した座り心地のよいイスや、和食の極み『八雲茶寮』からインスパイアされたストアレージの引き戸と、シンプルでありながらハイセンスな組み合わせが話題を呼ぶ。コリーさんとダ二エルさんがインスパイアされた料理は北欧と和。デンマークのスカンジナビアン・レストラン『Noma』や、スウェーデンにある『Fäviken』のテイストをベースに、コリーさんが日本に2年間滞在したさいに魅了された和のテイストを取り入れたフュージョンは、視的にも食感にもこだわった芸術品としてテーブルへ運ばれる。

 

Edition Coffee Roaster
265 Liverpool St., Darlinghurst
Web: www.editioncoffeeroasters.com
営業時間: 月~金 7am-3:30pm
土・日 8am-3:30pm
アクセス:ハイドパークのミュージアム駅から、Oxford Stを進み、Crown Stを左折して下った先のLiverpool Stとの角。

 

 

 

 

歴史を感じる審美的空間
The Incinerator

  

本格的な冬を迎えるシドニーで、ウッドファイヤーの香りと温もりを感じながら、洗練された料理とコーヒーが楽しめるカフェがウィロビーにある。首都キャンベラの設計に携わったアメリカ出身の建築家ウィルター・バーリー・グリフィン氏によって、1932年に建設された焼却炉をリユースし、2014年にオープンした『The Incinerator』には、今日も多くのお客が訪れている。バイセンテニアル・リザーブ・オーバルを一望できる好ロケーションの当店には、豊富なパーキングスペースやナッピーチェンジルームなどの設備、そしてバラエティに富むキッズメニュー、フリーベビーチーノなどのサービスから子連れのマダムたちの来店が後を絶たない。ヘリテージビルディングの重厚な雰囲気を店内で楽しむもよし、日差しが心地よい日には、テラス席で景色を楽しんだり、芝生にピクニックシートを引いてピクニックランチを楽しむこともできる。オープンキッチンの釜からは、ブルーマウンテン産のアイロンバーグの薪で焼いたベーコンやサーモン、エッグプラントの香りが漂う。

 

The Incinerator
2 Small St., Willoughby
Tel:(02) 8188 2220
Web:theincinerator.com.au
営業時間:
月~日 ブレックファースト 7am~11:30am
ランチ 12pm~2:30pm
金、土のみ ディナー 5pm~till late 予約可
アクセス:ウィンヤードからM40、343、272のバスでウィロビーへ。Bicentennial Reserve Ovalを右手に過ぎたSmall Stの交差点で下車。Small StをOval沿いに進んだ右手。

 

 

 

 

サイクリストの憩いの場
Bay Ten Espresso

 

ミルソンズポイントとノースシドニーとを繋ぐビジネスマンの通勤経路、ミドルミス・ストリートにある、サイクリストのための隠れ家カフェ『Bay Ten Espresso』。同カフェには飲食機能のほかに、サイクリングバイクの修理とサイクリストのためのフィジオ・ボディメカニックが併設されている。毎朝2500人以上のサイクリストが通るミドルミス・ストリート沿いのシャッターをくぐるとシンプルな広い空間が現れる。倉庫をリノベーションした店内の作りは実にスタイリッシュ。天井まで続く無数の窓が美しい光を取り込むと、コーヒーやフードを照らしている。シーリングファンの優しい風が観葉植物を揺らしながら、サイクリングの休憩に立ち寄った人々を癒しているようだ。キッチンとバリスタスペースには輸送用コンテナをリユース。ブリキとウッドを組み合わせた味のあるインテリアがゆったりと間隔を空けてレイアウトされているその奥では、サイクリストが愛車をチューンナップをしながらコーヒーを楽しむ姿も垣間見える。

 

Bay Ten Espresso
10 Middlemiss St., Lavender Bay
Tel: (02) 9929 4441
Web: baytenespresso.com.au
営業時間: 月~金 7am - 3pm
土、日 8am - 3pm
アクセス:ミルソンズ・ポイント駅を下車してAlfred St側へ。Alfred Stを右に進みランドアバウトとMiddlemiss St方面へ進んだ右手。

 

 

 

TV業界人が集うカフェ
Anvil Coffee Co

 

 

アーターモンのインダストリアル・エリアに登場した『Anvil Coffee Co』。ガレージを改造して作られた店内には、以前使用していたであろうデュアルドリルなどの重機もインテリアとして存在し、天井が高く窓も多いため開放感がある。家具やインテリアはリサイクルティンバーから作られ、使用されているスクールチェアには『ANVIL』のロゴが焼印されている。SBSとFOXスポーツのシドニーオフィスやフォトスタジオに囲まれた場所に位置する当店には、TV業界関係者が多く集まり、打ち合わせなどにも使用していることもうなづける。コーヒーはセント・ピーターズにある『Sample Coffee Roasters』の新鮮な豆を採用。無駄な苦味がなく、鼻に残る微かな酸味が心を落ち着かせる。フィルターコーヒーやコールドドリップも楽しめるほか、紅茶からチャイ、中国茶、日本茶など、お茶のレパートリーも豊富で嬉しい。『ヘルシー&ちょっとノーティ』をコンセプトに、ヘッドシェフのラニさんが手がけるメニューは、シンプルにこだわり、厳選された季節のオーガニック食材を丁寧にアレンジしたものが多い。

 

Anvil Coffee Co. Artarmon
17 Dickson Ave., Artarmon
営業時間: 月~金 6:30am - 3:30pm
土 7am - 3pm
Web: www.anvilcc.com.au
アクセス:アーターモン駅をHampden Rd側に降りて、M2 Hills Moterway方面へ。Jersey Rdを右折してThompson Parkまで上りReserve Rdを左折。まっすぐ歩いてM2 Hills Moterwayを越し、Dickson Aveを右折した右手。

 

 

 

 

噂のカツサンドを求めて
Cafe Oratnek

 

 

“世界一おいしい朝食”として日本でも名高い『Bills』本店の、元ヘッドシェフであるケニーさんが、隠れた和のテイストをアクセントに料理を提供している『Cafe Oratnek』。ひっそり佇むという表現がふさわしいその店構えは、「お店ではなく、休日に我が家に友達が遊びに来てくれるような存在に」というコンセプトがゆえ。エントランス隣の庭園には料理に使用されるハーブが植えられている。店内はエメラルドグリーンを基調に、温もりのあるウッドテイストや清潔感が感じられる白いタイルが実に爽やか。客席からは調理場が見渡せ、お客が気軽に話しかけられるような造りになっている。「シェフではなく街のコックさんでありたい」というケニーさんのもとには「メニューにはないんだけどこんなの作れる?」という要望が多く、できる限り応えているという。“シンプル・ヘルシー&フレッシュ”。何より新鮮さにこだわり、季節と相談して野菜を触り、納得のいく食材を厳選。もちろんすべてのメニューに着色料や保存料、ベーキングパウダーなどの化学調味料は一切使用しておらず、缶詰めも存在しないため、缶切りもおいていないという徹底ぶりだ。

 

Cafe Oratnek
4 Pitt St., Redfern
Tel: (02) 8394 9550
Web: www.oratnek.com.au
営業時間: 月~土 7am – 4pm
日 8am – 4pm
アクセス:セントラル駅のChalmer St側出口から出て、レッドファン方面へ向かい、Cleveland Stとの交差点を右折。ひとつ目のPitt Stの角を左折して直進したJames Stとの角。

 


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