フュージョン料理で日本文化を発信 Café Kentaro | 編集部御用達 打ち合わせで使うCafé

フュージョン料理で日本文化を発信 Café Kentaro | 編集部御用達 打ち合わせで使うCafé

 

編集部御用達 打ち合わせで使うCAFE 70軒目

 

フュージョン料理で日本文化を発信

 

Café Kentaro

 

 

カツサンドや抹茶ラミントンで人気を博す『カフェ・オラトネック』のオーナーシェフであるケニーさんが10月末、新店舗をサリーヒルズのバーク・ストリートにオープンした。店名は『カフェ・ケンタロウ』。オラトネック同様にメニュー以外に屋号はどこにも見当たらず、看板にはフォークのサインのみというスタイル。温かみのあるレトログリーンを基調とした食器やエスプレッソマシン、ライトの傘がオラトネックとの共通点とわかる人にはわかるはずだ。


サリーヒルズの目抜き通り、クラウン・ストリートから一本外れたバーク・ストリートには、『アーティフィサー・スペシャリティ・コーヒーバー&ロースタリー』や『バーク・ストリートベーカリー』などの強豪カフェが、街路樹の覆う並木道に点在している。いまなおゆったりとした閑静な雰囲気を保つ、シティ周辺では貴重な通りとなっている。木漏れ日が差し込む当店隣の小学校からは子供たちの無邪気な声が届き心地がよい。「休日に我が家に遊びに来たような感覚でお客様にのんびりと過ごしてほしい」との思いでケニーさんが作り上げた2号店は、そんな平和的な雰囲気に癒される隠れ家的スポットとなっている。


「フレッシュ、シーズナブル、シンプル、オネスト」のコンセプトのもと、こだわって設計したオープンキッチンは、お客様に何も隠すことなく自信を持って料理を提供していることを示しているかのよう。「オーナーである前に私はシェフだから。常に提供する食材や料理行程には、妥協を一切せずにこだわり続けたい。レンジや缶詰など出来合いのものはもちろん使用しない。自分が食べたいと思えるものをただ愚直に、情熱をこめて一から作り上げる。みんなができることをしっかりとやり続ける。それでようやくお客様はわざわざ足を運んでくれて、料理を楽しんでくれると思うんです」。これほどまでにポジティブな情熱を持ち、生き生きとお店を営業しているオーナーシェフは、たとえばシドニーだけでもそう多くはないかもしれない。


「みんながまだまだ知らない日本の文化を、少しずつでもいいから自分から発信して、最先端の味で勝負したい」。グレービーソースに八町味噌を使用したり、タコスに辛子と豚の角煮を入れたり、豆腐のパティを使用したりと、オラトネック同様にすべての料理に和のテイストを隠し入れたフュージョンスタイルを提供し、寿司、刺身、ラーメンなどだけではない、一歩先を行く日本の食文化の魅力を提示しているケニーさん。ドリンクも人気の抹茶だけにとどまらず、ほうじ茶をシェイクに使用しているなど、言葉に一貫性を感じることができる。コーヒーは、ローストの方法から淹れ方に至るまで、バリスタとケニーさん両方が納得するまでこだわり抜いたオリジナルブレンドを使用。バリスタがハッピーで淹れる環境にのみ、お客に満足してもらうことのできるコーヒーを提供できるのだそう。


おもてなしの心で迎える街のコック、ケニーさんの温かくて優しい気持ちがこもった当店に、ぜひ一度足を運んでみてほしい。

 

 

 

左:Not So Mexican Tacos $18

ひとつ一つが鮮やな色合いで、盛り付けは小さめで可愛らしく、ひと口で食べやすいメキシカンタコス。6時間かけて煮込まれた豚の角煮はやわらかく、ねぎとコリアンダー、自家栽培のミントがさっぱりとした味わいに。4種類のレンズが、ペッパリーな味を引き出す。

 

右:Thick Shake Hojicha $7

オージーの中で浸透してきた抹茶人気に続き、人気を高めているほうじ茶のシックシェーク。風味豊かなほうじ茶の香りと濃厚なミルクがマッチして、口いっぱいに広がる満足のデザートドリンク。

 

 

 

左:Kentaro’s Chicken Tsukune $20

華やかな盛り付けがスタイリッシュな鶏つくねは、軟骨のこりこりとした触感に、しそとねぎがとてもいいアクセントに。隣に盛り付けられたホールトマトは、出汁につけて0度まで冷やされやわらかく、タロイモチップスのパリパリとの相性がお口の中で楽しい。見た目も食感も賑やかでさわやかな夏を存分に感じさせる一品。

 

右:Latte R $3.80 / L $4.50

どんなに忙しくてもラテアートは怠らない当店のラテ。バリスタとケニーさんが納得がいくまでこだわりぬいた自社オリジナルブレンドを試す価値あり。

 

 

 

左:Japanese Poutine $15

チップスとビーフが好きなオージーにはたまらないであろう、カナダ東部の伝統料理プーティン。大きなどんぶりいっぱいに盛られた揚げたてさくさくのフライドポテトの上に、これでもかとたっぷりにほろほろのやわらかいビーフがのせられたボリューミーな仕上がりに。八丁味噌を隠し味にしたグレービーソースで3時間煮込まれたビーフと濃厚なゴートチーズが、主役であるチップスの座を奪う。

 

右:Matcha Cream Puff $6.50

本日の気まぐれデザートメニューで登場した抹茶クリームパフは、人気が高いため最近ではレギュラー入りする日が多い。静岡から輸入しているというこだわりの抹茶をおしみなく使用した、抹茶好きにはたまらないスイーツ。ボリュームたっぷりだが、甘さ控えめの抹茶カスタードクリームのため、スイーツ好きなら平気で2個は食べれてしまいそう!

 

 

 

Café Kentaro

616 Bourke St., Surry Hills 2010
TEL:(02) 9699 2665
WEB: www.cafekentaro.com.au
営業時間: 月~金 7:00~15:30
土 7:00~16:00
日 8:00~16:00
アクセス:セントラル駅からDevonshire Stを直進しCrown Stを超えてBourke Stを右折。100メートルほど直進した先のMort Stとの角。徒歩約15分前後。

 

 


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