チャッツウッドに餃子専門店登場! Shanghai Dumpling | Cheap Eats Great Taste

 

まるで2本撮りをしたかのように、前回に続きまたまたチャッツウッドに終結した食べ歩き隊一向。今回は2005年にアッシュフィールドで産声を上げたオーストラリア初の餃子専門店シャンハイ・ダンプリングがチャツウッドに登場した情報をキャッチし、日本からのスペシャルゲスト、ミスター7を向かえ潜入を試みる。餃子専門店のクオリティはいかに!?


丸亀製麺に続き博多ん丸の登場を皮切りに、麺処万福、一風堂の店舗展開の噂が絶えない、いまや飲食業界では大注目のチャッツウッド。駅ビルからメイン通りのビクトリア・アベニューを下り、チャッツウッドチェイスの斜め向かいに位置するシャンハイ・ダンプリングの入り口には、餃子を作るシェフの姿をガラス越しに眺めることができる。小洒落た店内に入ると、焼き餃子のいい匂いが早速漂ってきた。“専門店”と名乗るお店が圧倒的に少ないのがオーストラリア。押さえの商品を幅広く用意して、ある種“何でも屋”というスタイルを取ることでリスクを回避しているお店が多い。例外ではすでに市民権を得たラーメン屋や、丸亀製麺のうどんを代表するような大手チェーンであれば、専門食のみ扱うといったストロングスタイルも可能だが、やはり中小規模の飲食店では大冒険なだけに、シャンハイダンプリングの勇気にはそれだけ期待が高まる。「多民族国家で、こういう専門店が増えてくれるとオーストラリアの魅力も増すんだよね」とはミスター7。当店で扱う餃子は揚げ餃子、蒸し餃子、焼き餃子、水餃子とバラエティに富む。「栄養価が高いフレッシュな食材にこだわるから、へルシーで美味しい」とマネージャーのカールトンさんも自信ありのご様子だ。大阪は北新地の点天を想像しながら、早速餃子をオーダーしてみる。

プリプリのエビが大量のニラとともに包まれたChive & Prawn Dumpling($16.80)がアツアツに蒸されて登場した。さっき包んだばかりであろうハリがある皮は艶々と光り、ニラとエビの旨味をギュっと閉じ込めている。通常はビネガーをつけて食すのであるが、まずは何もつけないで素材の味を堪能してみてほしい。「ニラは体の免疫機能を上げてくれるので元気になるのよ」とドクターO。「エビの風味とニラとの相性が抜群!」とJ隊員も高評価。あとに続くディッシュに期待が高まる。

続いても、もちろん餃子がテーブルへと運ばれる。さすがは餃子専門店。当店のメニューの中で日本の餃子に一番近いChive& Pork Dumpling($9.80)は、豊富なニラと肉汁たっぷりのポークが詰まった焼き餃子。「これはビールが合いそうだ!」とミスター7。早速BYOした日本のビールで乾杯を始める一行。「いい意味で自家製餃子のようなほっこりさがたまらない」と看護師Nに続き、「とてもジューシーでいいねえ。これはオススメだな!」と早速ヤマグチ隊長が本日ひとつめのオススメを宣言した。



続いて本日のスペシャルメニューが登場する。Chinese Spinach & Pork Soup Noodle($9.80)は、うどんのようなスープヌードルに水餃子がふんだんに入った癒し系のひと品。ホールチキンとポークレッグをゆっくり煮込んでダシを取った白濁スープは、薄口でありながらもほんのりダシの風味が香る。うどんと水餃子のコンビネーションは日本人にとってなかなか違和感があるが、優しい味付けにハマる人は多いそうだ。
続いて日本人の概念では、もはや餃子と分類していいのか分からないほどシンプルなPrawn Dumpling($17.80)が登場した。何がシンプルかといえば、皮の中にはエビしか入っていないから。飲茶で登場する“ハーカオ”をサッと焼き上げたようなイメージ。上質な油の香りと煎った白黒のゴマの風味のみで甲殻類の独特の旨さを引き立てた、シンプルなだけにごまかしがきかないひと品だ。「エビのすり身ではなく、姿がそのまま入っていて、このプリプリの食感は初体験!」とミスター7。「ここの餃子は、まるで皮に包まれた一品料理のようなものですね」とJ隊員。「これは紛れもない本物の味だね」とヤマグチ隊長も迷わずイチオシに認定した。



散々餃子専門店と謳ってきたが、ここからあえて数少ない餃子以外の商品2皿にチャレンジ。まずおつまみ的な存在のFive Spicy Beef($7.80)がテーブルに運ばれた。桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒(カホクザンショウ)、八角(スターアニス)、陳皮(チンピ)などの粉末を混ぜて作られた五香粉の風味がしっかり効いたビーフチャーシュー。極薄にスライスされているが、中までしっかり味がしみこんでいて美味。
〆に登場したのは、Stir Noodle with Shredded Chicken & Chilli & Sichuan Pepper($11.80)だ。東南アジアの焼きそばを髣髴とさせる料理の登場に一同息を飲む。ふんだんに乗ったコリアンダーと細切りのチキンのささみが、四川特有の胡椒や山椒の風味としっかり絡めたシコシコ麺の上で踊る。「麺は腰がしっかりしているねえ」と麺食いのヤマグチ隊長も、〆の麺を楽しんでいる様子。「ほかの料理とは一線を引いて味がしっかりしているから、最後に食べた方がいいね」とミスター7のコメントには納得の一同。



これからチャッツウッドにさらに新しく餃子専門店が数件登場するという噂もあり、ライバルが増えることでますます食レベルの向上が期待できる当店。本日は品切れのためオーダーできなかったが、フィッシュダンプリングもヤマグチ隊長のオススメとのことなので、訪れたさいはぜひ試してみてほしい。次回はシティで密かに人気を集めているイタリアンをご紹介!

 

 


 

Shanghai Dumpling

 

304 Victoria Ave., Chatswood NSW 2067

Tel:(02) 9411 8886

営業時間:11am - 9pm  Open 7 Days

Web:http:///www.shanghai-dumpling.com.au

 

アクセス:チャッツウッド駅を下車してビクトリア・アベニューを進み、アーサー・ストリートの交差点を過ぎた、チャッツウッドチェイスの斜め向かい側。

 

 

 


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