カジュアルに究極のできたてが楽しめる Vapiano | Cheap Eats Great Taste
 

 

「カジュアルな店内で本格派のできたてイタリアンをゆっくり楽しめる」というコンセプトのもと、2002年にドイツで産声を上げた『バピアーノ』。瞬く間に29ヵ国に150件の店舗展開を果たしたモンスターレストランだ。その人気はオーストラリア国内の20~30歳世代に広がり、ブリスベンを皮切りに、ゴールドコースト、メルボルン、そしてここシドニーにも店舗展開を果たした。トラディショナルなイタリアン・レシピにオーストラリアン・テイストを取り入れた当店。食品の原産国表示が重要視される今日で、当店で使用する食材は、各店舗の半径150キロ以内で仕入れたローカルソースのみを使用するこだわりを持つ、地域密着型のレストランなのでとても安心だ。

 

キング・ストリートとヨーク・ストリートの交差点にあるグレイスホテルのコーナーから店内に入るチアーズ食べ歩き隊。オリーブツリーやハーブガーデン、家具などに使用されている木目の優しい色彩が心地よい店内は、隅々まで洗練された印象を受ける。お昼時のビジネスマンはカウンターで料理を楽しみ、ファミリーや知人とゆっくり楽しみたい方は、ファミリーレストランを彷彿とさせる2階で楽しむことができる。キッチンは大きくわけて、パスタセクション、ピッツァセクション、サラダ&アンティパストセクション、スイーツ&ドリンクセクションに別れている。入口でもらえるチップカードをそれぞれのセクションでオーダーしたさいにスワイプし、帰るときにまとめて清算するといった、独自のシステムを採用している。

 

好みのシェフの前に並んでオーダーすると、会話を弾ませながら目の前で調理が始まり、チリやガーリックの量など細かくカスタマイズ可能なのが特徴的なパスタセクション。『MADE WITH LOVE』と謳うように、品質の良い食材をお客の好みに合わせて目の前で調理してくれるスタイルからは、現在無数に広がるレストランにはない、人と人との繋がりを温かく感じることができる。

 

それではそろそろ気になる料理の紹介へと移ろう。オントレーで最初に登場したのは、色鮮やかなトマトがチャバッタに乗ったブルスケッタ($5.90)。チャバッタとはイタリア語でスリッパの意味を持つイタリアン•ブレッド。トーストされたチャバッタにエキストラバージン・オリーブオイルとガーリックでマリネされたトマトがふんだんに乗っている。「耳の柔らかさがちょうどいいから、トマトと一緒に食べても崩れない!」と開口一番で松ジュン隊員が叫ぶ。「パンが本当にふわふわ柔らかくて、トマトのジューシーさと一緒に食べると相性抜群」とH隊員が続く。「羽布団のような食べ応え」と連呼するドクターOの発言に、「羽布団食ったことあんのか?」と誰も突っ込まないのが食べ歩き隊の優しさだ。「しかし、2つで$5.90ルは費用対効果抜群だね」とヤマグチ隊長はどこか冷静。

続いてアンティパスト・ラージ($19.90)が登場する。スモールサイズ($15.90)も選べるが、食いしん坊は最大級のサイズを頼むのが常。登場してすぐに先ほど食したブルスケッタが2切れはじっこに乗っていることに全員が気がついたが、そこはご愛嬌。サラミ、プロシュート、パルメザンチーズ、バッファローモッツァレラチーズ、オリーブ、サンドライドトマト、バジルのペスト、そしてデジャブのブルスケッタだ! オントレーのオールスターと言えばいいだろうか。4人で食べて丁度いいボリュームで、これまた費用対効果抜群だ。

 


 

各セクションにそれぞれ向かった隊員のオーダーが徐々に集結し始める。その日の朝にこねる新鮮なピッツァ生地が楽しめるペスト・コン・スピナッチ($15.90)は、クリーミーなペストとモッツァレラチーズの下地に、ベビースピナッチ、マリネされたトマトが乗せられたベジタリアン御用達のピッツァ。薄々クリスピーな生地自体にもバターのような風味を感じることができ、はじっこまでサクサクと食べることができる。そのためかほとんど火を通してないベイビースピナッチやトマト、バジルのフレッシュさも相成って爽やかな印象を与える。「いい小麦を使っているから、焦げの香りがいいですね。」と松ジュン隊員。よく風味を表現するさいに〝香りを鼻で食べる〟というが、まさにその言葉の似合う一品だ。「油も少なくアクがないからどんどん食べることができるね。イタリアでは食べたことのない新食感なピッツァ」とヤマグチ隊長の評価も高く、ひとつめのオススメに輝いた。なお、バジルが足りないと感じるようであれば、目の前のバジルの鉢から好きなだけ葉っぱをちぎりふりかけることも可能だ。

 

 



そしてここからヤマグチ隊長が待ちに待ったパスタが登場する。一品目は王道のボロネーゼ($17.90)。ホームメイドのフレッシュパスタにビーフとポークのミンチやタマネギ、ニンジン、チェリートマトが入ったホームメイドトマトソースが絡められ、トマトの甘みとお肉の風味の相性を楽しむことができる伝統的料理。当店のボロネーゼは実に家庭的で塩分控えめな優しく上品な印象。「ハンドメイドのフレッシュパスタでこのアルデンテのコシとモチモチ感を共存させるのは素晴らしい。未知との遭遇だね」とヤマグチ隊長。「この値段で生麺はコストパフォーマンスがいいですね」とH隊員に続き、「全体的に、塩分や油分など余計な異物をすべて排除した、パスタの味を楽しませる料理ですね。全体的にシンプルな料理が多いですね!」と松ジュン隊員のメガネがキラリ。こちらも満場一致でオススメに輝いた。パルメザンチーズはお好みで。


続いても王道のカルボナーラ($19.90)が登場する。クラシック・オージーベーコンの細切りにタマネギ、卵にクリームソースとパルメザンを振りかけ仕上げたカルボナーラは、予想外にもピリッとチリの風味を後に残す変化球。今回シェフのオススメでチョイスした幅広いリボン状のパッパルデッレ•パスタと、ドロドロ感を出さないあっさりクリームソースがよく絡んで、麺自体の甘さを楽しませてくれる。「このパッパルデッレはしっとりモチモチしていて美味しい。私が今まで食べた中でベスト3に入るカルボナーラ。あっさりとしているなかにベーコンの塩気とチリの風味がちょうどよく調和しているわ」とR隊員が熱弁。「グルテンフリーやベジタリアン、ビーガンのチョイスがあるのもいいね」と隊長も絶賛し、本日のイチオシに決定した。

 


 

最後は米で〆ようとオーダーしたのはリゾット・フンギ($17.90)。白ワインとガーリックの風味豊かなリゾットだ。フンギとはきのこの意味。白ワインとふんだんに入ったきのことの相性は言うまでもなく鉄板。「しっかり米の芯が残っていてアルデンテになっているね。イタリアの田舎で食べたリゾットを思い出した」とヤマグチ隊長。ガーリックが苦手な人もオーダーをするさいに「控えめに」と伝えれば味は調節できるので安心だ。

 

 

女性陣の要望でスイーツをオーダーすることに。グラスに入ったクリーム・デ・フラーゴラ($5.90)と、いかにも女子力が高いジャーに入ったパンナコッタ($5.90)をコーヒーとともに楽しむ一行。クレマとはきめ細かいフォーム状のクリーム、フラゴーラとはイチゴの意味で、ふわふわ優しいフォームの中にイチゴがたっぷり入っている。思ったほど甘くなく軽い食感が、お腹が一杯のはずなのにペロッと食べることを可能にしている。そしてパンナコッタなどを代表にジャーを使用したスイーツがいま世界各国で流行を見せているなかで、トレンドを敏感に取り入れているところがさすがと言える。マスカルポーネとストロベリーの風味が、まるで口の中でとろけるショートケーキを食べているかのようなパンナコッタ。日本人女性が好みそうな爽やかなパンナコッタにも、女性陣の押しでオススメがついた。

 

 

 

Vapiano

Cnr King St. & York St., Sydney NSW 2000
Tel: (02) 9299 0079
Web: http://vapiano.com.au/restaurants/sydney

営業時間:
日~木11:00 am - 11:00 pm
金、土11:00 am - 12:00 am

 

 


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