Bundu Khan -ミステリアスな街Auburnでパキスタン料理 | Cheap Eats Great Taste
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    Bundu Khan

    今回、食べ歩き隊が向かったのはインド&パキスタン料理屋。またしてもスパイシー系。前回の四川料理といい前々回のマレーシア料理といい、食べ歩き隊ではなく激辛料理探検隊に改名した方がいいのではないかと言いたくなる。連れてこられたサバーブはAuburn、なかなかマニアックな場所だ。そもそもインド料理とパキスタン料理の違いもよく分かっていない状態のまま、今夜の店「Bundu Khan」のドアを開けた。

     

    薄暗く雰囲気のある店内に白いテーブルクロスが美しい。東洋人の客がまるでいない独特の雰囲気の中席につくと、オーナーのカンさんが「これは食べとけ」と思しきメニューをテキパキとピックアップしてくれた。その選択に迷う様子はない。ここは彼にまかせた方が良さそうだ。

    Tandoori Salmon Seafood Platter

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    Tandoori Salmon ($15.90)

    「ウェルカム、エブリバディ」と言わんばかりにカンさんがサーブしてくれたのが第一品目、Tandoori Salmon ($15.90)。メニューには載っていないスペシャルメニューらしい。こんがりと美しいサーモンを主役に、皿全体にハーブが散りばめられている。横に添えられたレモンをギュっと絞り、よいしょと切り分け、その横の白いソースをとろりとかけてひとくち。おおっと、これはヨーグルトソース? 酸味がきいているソースが新鮮だ。テイストがお洒落。名前にタンドリーとあるように、最初カレー風味が鼻腔のはるか奥の方で手を振っているのが見えるが、そこに突然この白いソースが「私だーれだ?」と目隠しをしてくる感じ。この目隠しの主はヨーグルト、ミント、レモンで、油がのったタンドリーサーモンを爽やか&軽やかテイストにしてくれている。ただ酸っぱいのではなく、ミントが入ってるおかげで一気に異国情緒ただよう味になるから不思議だ。「さっぱりしてるなー、コレ。素材自体の味を邪魔してないのがいいね」とは隊長の第一声。素材の味を~というフレーズ、何だかよく聞くような気がするが、これはすなわち隊長のお気に召したという証拠。紅一点のKO隊員も「サーモン&ヨーグルトソースの組み合わせがお洒落」と驚いた表情を見せる。「最初からオススメ入りってのも何だかなあ~」と、食べ歩き隊の威厳を一瞬気にするも、先制パンチ料理は一同のハートをがっちり掴み、一品目からめでたくオススメ入りとなった。

     

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    Seafood Platter ($5.00 P/P)

    またしても現れたのはシーフードメニュー。Seafood Platter ($5.00 P/P)はシーフードの盛り合わせで、グリルされたエビ、レザージャケット(カワハギ)そしてリングフィッシュ(タラ科の白身魚)が豪快に盛られている。脚のついた高床式大皿で出てきたせいか、何だかエラそうで「どうだ、美味いんだから早く食え」と言われているような気持ちになる。エビを顔の10センチぐらいのところまで運ぶと、食欲をそそるスパイスの香りのせいで自然と口の中に唾液がじんわり滲む。確実にさっきのサーモンよりも辛い、がしかし恐れていたような激辛ではないうえ、先程と同じヨーグルトソースをかけていただくため、辛さも抑えられマイルドな味に。白身魚やエビといった割と淡白な味の魚介類とスパイスの相性の良さは周知の事実、パーフェクト。一同にとっても心地よい辛さ具合だったようで、オススメ入りが決定した。

    Bundu Khan Platter Salty Lassi

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    Bundu Khan Platter ($19.00)

    どれをオーダーするか決めかねている時の鉄則。そう、店名がついたメニューを注文すること。Bundu Khan Platter ($19.00)はさっきのシーフード盛り合わせのお肉バージョンで、ラム、チキンウィング、チキンミンスなどが味付け様々に盛りつけられている。つやっつやにグリルされた姿はたまらなく食欲をそそる。ああ、待てない。見るからにタンドリー風味の赤色をしたチキンは、オッカナイのは見た目だけで身は白くほっくり柔らか。今回初参加のK隊員のお気に入りはチキンウィングで「手羽先がいい。日本的な感じだよね」と、名前まで日本語にしてしまっている。これは一応チキンウィングです。ラムはソーセージ状になっており、香りも味も濃く、奥深い。さて、これら様々な味付けのお肉達をまとめあげるのは、またしても先程のヨーグルトソース。魚であろうが肉であろうが、タンドリー風味であろうがソーセージ風だろうが、何でもござれのマジカルソース、できるものならレシピを教わって自宅の冷蔵庫にストックしておきたいものだ。

     

    お友達から一度は酒豪と言われたことのある人であれば、ここまでにアルコールが登場していないことに既に気づいているかもしれない。一品目のTandoori Salmonなんて、クリスピーな白ワインと合わせたら抜群に美味いはずなのに、食べ歩き隊はワインを口にしていない。実はこの店はアルコール類はNG。BYOでもダメだ。カウンシルがこのストリートだけに指定した決まりで、お隣のストリートならOKらしい。ソムリエK隊員もせっかくのワイン知識を披露できず残念無念な感じだが、ここはさすがのK隊員、飲めないにも関わらず強引にワイン談義をスタート。「スパイシーなものを食べる時に何が飲みたいかっていうとワインっていうよりも、むしろビールでしょ?」え?頷いちゃっていいんですか?「うん(笑)それってビールの味がどうこうっていうよりは、喉で味わってるからじゃないか、と。だからきっとスパークリングワインあたり、バチっとくるんじゃないかな」ほほう! さすが。これには一同が頷き納得した表情を浮かべる。じゃあ試してみよ…そうだった、飲めないんだった…。次回の食べ歩き隊レポートも辛い店でいい! いいから是非ともスパークリングワインを飲ませてくれ。そしてこの素敵な予想が当たっているか試してみようじゃないか。この場の皆がそう思ったに違いない。

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    Salty Lassi($2.50)

    そんなこんなで一同のテーブルの前には、幻のスパークリングワインの代わりにミルク色がかった橙色が美しいマンゴーラッシーが振る舞われた。こっくりとしたラッシーの中には甘度が高く濃厚なマンゴーが確実にいて、飲みごたえ十分。職務を忘れてグビグビ飲んでいると「インドではねー」という声が右横から聞こえてくる。インド滞在歴7年のO隊員のウンチクによると、ラッシーにはスウィートラッシーとソルティーラッシーなるものがあり、私たちが普段よく口にしているのは前者。マンゴーラッシーも前者。ただ現地では圧倒的に後者のSalty Lassi($2.50)が人気らしく“ツウ好み”とされているらしい。そんなことを言われたら試してみないわけにはいかない! ので早速オーダー。しかし一人一杯というまでの勇気はなく、皆でシェアすることに。味は…正直びっくり。ひとくち目は結構びっくりする。プレーンヨーグルトのプレーン度をアップさせたというか、ようは塩味ヨーグルト。幣誌編集長は「ちょっとビミョーだな」と顔を歪めるが、隊長は本当に気に入ったのか、それとも是が非でもツウでありたいのか「僕は甘いのよりこっちの方がいいなあ」と対抗。確かに現地の人が好むだけありフードメニューの味を邪魔しないのはお利口なので、今回はソルティーラッシーに軍配をあげておくことにしよう。

    Beef Madras Goat Karahi

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    Beef Madras($11.90)

    Beef Madras($11.90)は、簡単にいうとビーフカレー。伝統的な南インド地方のスタイルで、ホットチリやマスタードシード等お馴染みのスパイス類が使われてはいるものの、仕上げにココナッツミルクで落ち着けているためマイルドだ。「どことなく日本のビーフカレーに味が近いね」とはヤマグチ隊長。「安心する味。ほっとする味。これ書いといて」と念押しが入る。ビーフもトロトロに煮込んであるため柔らかく、存在感がしっかりある。そこでまた隊長が横からひとこと「これ食べる時はさ、絶対ライスだよね」。そう、さっき日本のカレーに似ていると言ったが、つまりはおそらく日本人にとってはナンよりもライスがしっくりきそう。インド&パキスタン料理で出てくるライスは、細長いインディカ米でパラパラしているため、日本で食べられているモチモチしたジャポニカ米と食感は違うが、米は米。是非ライスを合わせて一瞬の間、郷愁にひたってほしい。一同が郷愁にひたったかは謎だが、この懐かしい味には清きオススメ票が投じられた。それにしても毎度のことながら、食べ歩き隊の食べっぷりは見事。ペロリという言葉がとてもよく合う。

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    Goat Karahi (half/$22)

    ビーフの次はゴート。ヤギ肉カレーだ。Goat Karahi (half/$22)は、ソースが絶妙にミックスされたスパイスのお陰で、どれだけでも食べられそうなほどヤミツキになる味。しかしカレーの味以上に特筆すべきはヤギ肉の食感だろう。いい牛スジ肉を食べているかのような弾力と歯ごたえ。決して固いのではなく、歯ごたえがあるのにも関わらず柔らかい。「不思議なショッカーン! 面白い!」とテンションアップの隊長は「ここのシグネチャーディッシュね、これ」と言い放つ。つまりは隊長にとってのベストディッシュ・オブ・ザ・レストラン。ヤギ肉を十分に楽しんだ後にカレーが残ったら、今度はナンをオーダーして。イーストの発酵した香りがプンとするナンで、お皿に残ったカレーを豪快にすくい取り食べよう。パリっ&モチっなナンはカレーをすくう“スプーン”となり、その特別なスプーンにヤギ肉からの旨味がたっぷり溶け出したカレーがしみ込み、バリウマ。ナンをちぎる手が止まらず、ついにはナンをおかわり…。残された皿にカレーは一滴も残されておらず、争奪戦が繰り広げられたことは想像してもらえば分かるだろう。隊長にシグネチャーディッシュとまで言わしめたこのメニュー、オススメ入りに異議無し、である。

    Gulab Jamun

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    Gulab Jamun ($4.90)

    インドでは「これが無いとディナーがしまらない」と言われているデザートがGulab Jamun ($4.90)。隊長はひとくち口にするなり、食べきってしまう前から「オイヒー!(美味しい)」と叫び、すぐさまもう一皿オーダーした。このデザート、一見ボール状のアイスクリームかと思い口にすると、温かい!食感は白玉のようなモッチリ食感。この弾力はクセになる。このお団子の正体は、牛乳を濃縮したものと小麦粉を混ぜて揚げたものでほんのりカスタードの味がするのだが、舌触りがどことなく日本のお菓子、おはぎを思い起こさせる。これがシロップに漬け込んであるためとにかく甘い。そこで続けてチャイをオーダー。この店のチャイは甘過ぎないため甘さ強めのデザートとよく合う。お団子をひと口、チャイをひとすすり、ワイワイしながら今日の感想なんかを言い合っているとKO隊員が「そういえばこの辺にいる男の人達の髪型ってこのお団子に似てますよね」というなり話題は、ここAuburnのヘアカットへ。どうもAuburnでの流行なのか、頭のてっぺんだけ黒々と髪を残し、周りを見事に刈り上げるというファンキーヘアの男性が多くみられ、確かに目の前のお団子と似ている。そんな愛嬌たっぷりのデザートは一同に愛され、本日最後のオススメリスト入りを果たした。めでたしめでたし。

    さて、さっきヘアカットについて触れたが、ここAuburnで見つけた理容室(ヘアサロンという雰囲気では決してない)は男性のヘアカットが$5と、激安自慢ショップが並び、チャイナタウンよりも安い。また街にはナイキ等スポーツショップのアウトレットがあり、通常よりもかなり安くショッピングを楽しむことができるスポットとしても知られている。日本人の姿はほとんど見られず、多くはレバノン系、トルコ系、中国系等。そのため街並は、普段見慣れているシティとはまた違い、「ここはどこだ?ほんとにオーストラリアか!?」といった独特の雰囲気を感じることができるのも楽しい。決して近代的なビルが建ち並んでいるわけではないが、建物やショップはどことなく懐かしくレトロ。電車を使えばシティから20分程度で行くことができるので、週末にちらっと足を伸ばしてみるのもいいだろう。
    不思議な街Auburnで出会った、インド&パキスタン料理「Bundu Khan」。スタッフの働きぶりはプロフェッショナルで、サービスは実に丁寧。ちょっとだけお姫様気分を味わったりした。料理も、インド人シェフとパキスタン人シェフ両方がいるせいか、本場同然の味はとても洗練されたものだった。それなのに価格はリーズナブル。たらふく食べてひとり$20もいかなかった。飲ん兵衛としてはお酒が飲めなかったことだけが少し残念だが、来年にはサリーヒルズに2号店をオープンするらしいので、そこでは是非Seafood Platterとスパークリングワインでリベンジといきたいところだ。

     


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    Bundu Khan121 Auburn Road, Auburn Tel: 02-9749-1000
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