8席カウンターのみの贅沢な空間 RAITA NODA -Chef's Kitchen- | 今月のレストラン紹介!

 

 

 

シドニーポート改築工事のため、惜しまれながら幕を閉じたオーシャンルームで、当時の総料理長を勤めていた野田雷太氏が、サリーヒルズにレストランをオープンした。屋号はRAITA NODA。自分の目が届く範囲で最高の食材を使用した料理を目の前で創り、自らお客にサービスを提供したいという思いから、オーシャンルームから7ヵ月の沈黙ののちに、8席のカウンターのみのオープンキッチン型レストランをオープンしたことは、すでに巷では噂されていることだろう。刺身から寿司、焼き物、蒸し物、スイーツにいたるまですべて目の前で野田シェフが調理し、説明を加えながらサーブしてくれるという、至福の時間を堪能できる。

 

 「料理とは、『ことわり』を『はかる』こと」と野田氏。理とは、物事の筋道を立てて考えることであり、料とは、はかって処理することである。理由のない行動には意味がないという信念を持つ野田氏。8人のお客にこだわりの10コースを振る舞うために綿密に支度を道筋立て、アシスタントの息子である桃太朗さんとともに手際よくさばく洗練された姿は、まるでショーを観ているようさ錯覚さえ覚える。思わず店内のお客全員が沈黙になってしまうこともあるという。こうして段々と完成していく作品を観ているとさらに食欲をそそるわけだ。

 

気になる予約状況に関しては金曜、土曜の週末は7月まで埋まっているが、平日であれば4月の終わり頃からは予約をいれることができそうだ。ときおりキャンセルが出る場合があるので、まずは連絡をしていただきたい。今回はお任せコース10品の中から、7品を紹介しよう。

 

 

 

①山崎ウィスキーやシャンパンなどで風味をつけた牡蠣に、球体に包まれたチリパウダー入りシャンパンビネガーが上品に踊る。刻まれたシソがアクセントを付け食欲が進む。

 

 

 

 

 

半生の薄切りタコを盛り付けて、しょうがやチリ、パクチー、ソイソルト、そしてほとんど市場にでまわることのない希少なピンクのネイティブライムなどで彩ったカルパッチョ。最後に熱々の油をかけて仕上げると、ソイソルトがジューっと溶け、美味しそうな音とともに風味が立ちこめる。

 

 

 

 

③クラッシュアイスが入った器の底から光る幻想的な一品。かにや炙った帆立ととにも入った白いものは、実はトマトのシャーベット。シチリアのオリーブとカラマタブラックオリーブをスポイトで赤と緑の球状にしたものが実に雷太流。口に入れるまでトマトだと気が付かないから面白い。

 

 

 

 

 

 

 

④低温でローストすることで水分を抜いて味を凝縮させたトマトをさらに揚げ、ブロッコリーとともにとろみのついた餡で楽しむトマトの揚げだし。トマトと甘みのダシとの相性がよく、とろみが揚げた衣とよく絡む。

 

 

 

 

⑤的鯛、金目鯛、マグロ、そしてゆずコショウの効いた炙りサーモンがスモークを充満させたグラスの中で燻されている。

 

 

 

 

昆布しめのイカ(昆布のうまみ、塩気がよい、さゆり、前日から〆ているハタ、そして中トロの漬け。目の前で酢飯を合わせて握ってくれる。醤油スプレーで醤油の風味をより楽しめるそうだ。

 

 

 

 

縁日風のうめぼしの綿菓子といちごとラズベリーのマスカルポーネのスイーツで〆。

 

 


RAITA NODA -Chef's Kitchen- 


Suite1, 222 Riley Street, Surry Hills NSW                                        

月~土 7:00-11:00pm 日曜日休日

(02) 8093 9807

Web raitanoda.com.au

   

 

 

 

 

 

 

 

 


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