大阪の焼鳥カルチャーが ハバーフィールドに登場 焼鳥仁 | 今月のレストラン紹介!
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    イタリアン街として知られるハバーフィールドに、大阪ローカルの雰囲気を醸す焼鳥専門店『焼鳥 仁』が登場した。3月23日のグランドオープン以来、噂を聞きつけた日本人や地元民が集い賑わいを見せている。焼き場で腕を振るうのは、日本で500店舗を誇る焼鳥専門店『鳥貴族』の大阪店で修行を積んだ丸井明仁さん(通称アキさん)。皿洗いから初めて、最終的には7店舗を任されるエリア統括マネージャーまで上り詰めたたたき上げだ。店名の『仁』は〝人を愛する心〟の意。もちろんアキさんの名からとったもの。

    アキさんは7年前に一度、ワーキングホリデーでオーストラリアの地を踏んでいる。当時アキさんが働いていたファイブドックのジャパニーズレストラン『Sushi Oh-Oo』のオーナーであるジミーさんが日本に旅行をしたさい、訪れた焼鳥屋に衝撃を受けて、アキさんを日本へと修行に出した。「これから本物の焼鳥をオーストラリアで広めたい。そのために必ずアキを呼び戻すから、準備ができるまで修行してきてほしい」。驚くべきはジミーさんの先見の目。いまでこそノースエリアやサリーヒルズなどに焼鳥屋はあるが、7年前、すでに焼鳥屋を構想していたという。そして約束通りアキさんを呼び戻してお店を開き、しっかり客を掴んているから面白い。

    オープンにあたって、焼鳥の要とも言える焼き台を日本からオーダーメイドで取り寄せている。風量が細かく調節できる使い慣れた焼き台と、ベンチレーションで煙を吸い上げることにより、炭が黒煙を出さずに高熱を保つことができる。オーガニック・マングローブの炭を使用することでさらに風味豊かに美味しく焼き上げることができるという。

    暖簾をくぐると12席のライブキッチンスタイルのカウンターが奥へと続き、隣には4人掛け、8人掛けのテーブルが並ぶ。壁にはアキさんの焼鳥のルーツである大阪の177年前当時の地図や、鳥の部位がわかりやすく描かれた絵が飾られている。アキさんはカウンター越しから常に客の状況を見て、たとえ満席になっていたとしても、まんべんなく料理を提供するように心がけているという。料理や仕込みをしているときに思い浮かべるのは人の顔。焼き場をのぞき込んだお客が美味しかったと言ってくれる顔が見たくて、日々食を追求しているのだ。

    客席に着くとゴマ油と塩で絡めたキャベツのお通しが登場する。消化を助ける効果があるのでつまみながらメニューをのぞき込むと、むね、もも、ねぎま、皮などの定番をはじめ、ぼんじりやせせり、つなぎ、レバーなどの内臓系のバリエーションも豊富に掲載している。まずは色々と試してみたい方はオマカセを選んでおくと間違いない。また、鳥貴族からインスパイアされた、ももネギ塩焼きやムネ肉明太焼き、つくねチーズなどはぜひ試してみてほしい品々。そのほか焼き餃子や唐揚げ、とろろ焼きなども人気商品となっている。キングクラブの身をふんだんに使用したカニ天津飯はアキさんの大好物。大阪では飲んだ後の鉄板メニューだそう。そのほか、神戸牛など、壁に貼られたスペシャルメニューも見逃せない。白レバーは幻のメニューなので来店前に事前にSNSなどでチェックしてみてほしい。

    ベジタリアンやビーガン、グルテンなどのアレルギーを持つ方も多いので、顧客満足を念頭に、それぞれに対応できるようなメニュー作りを心掛けているとアキさん。来客を見渡せばファミリー層が多い当店ではキッズメニューも充実。子供連れにはできるだけ早く料理を届けるように心がけているという。また、子供にも安心して焼鳥を食べてほしいという思いから、骨は丁寧に全部取り除き、臭みやぬめりも残さない。ちなみに子供に人気の焼き鳥丼は7分で出すことができるそう。MSGを一切使用していないことはいまさら言うまでもない。

    ドリンクメニューで目新しいところでは、昨年からアキさんが漬けたオリジナル梅酒。そして日本酒は純米酒、純米吟醸、大吟醸と醸造したもののみを用意、日本のウィスキーは山崎系をひと通り取り揃えている。ワインのみBYO可能で、赤を持って来たお客さんにはタレを、白を持って来たお客さんには塩で出すという配慮を忘れない。

    現在、土日だけランチもオープンしている当店。ランチでは焼鳥はやらず、弁当ボックスやとりそば、そぼろ丼などを提供している。もちろんテイクアウェイも可能だ。

    将来的には海外で焼鳥職人の地位を築き、しゃもや名古屋コーチンなどの地鶏を提供できるようになりたいと、一歩一歩前進を続けるアキさん。レアパートも食べることができる知識をオーストラリアに浸透させて、捨てずに余すとこなく食べる文化を広めることも目標に掲げている。寿司、刺身、てんぷら、ラーメンなどに続き、焼鳥がオーストラリアで認知され、仕事帰りのオージーが同僚と、とりあえず生ビールをオーダーして焼鳥を頬張る時代がやって来るかもしれない。

     

     

     

    おまかせ $26
    シェフお任せの6本。今回はねぎま、むね、もものタレ3本と、炭の風味が効いたオクラ、ペリノ・トマト&カマンベールチーズ、レバー。他のオーダーに合わせてアキさんがバランスよくチョイスしてくれるから安心だ。

     

    つくねチーズ $8.5
    つくねはその焼鳥屋の味が出ると言われている特別な存在。焼鳥仁のつくねは、ももとむね、軟骨のブレンド。ボイルしたつくねを焼くのではなく、生のつくねから焼き上げるため、旨みや肉汁を内にたっぷりと閉じ込めている。濃厚なチーズがトロリとかかった人気メニュー。温玉のチョイスもあり。

     

     

     

     アキさんオススメ 
    上:皮、ぼんじり、せせり(各$5)
    皮は表面がパリッとしていて口の中で鶏の甘みが広がる。ぼんじりとは尾骨の周りの肉でほんのわずかにしか取れない部位。ジューシーでとろけるような口当たり。せせりはよく動く首の部位なので身が締まっていて弾力がある噛みごたえが楽しめる。ぼんじり、せせりはレアパートで常に用意しているわけではないので、来店時に確認してみてほしい。

     

    左:とろろ焼き $17
    オーストラリアでは貴重なトロロに、ゲソ、紅ショウガを混ぜ、ウズラの卵と海苔、マヨネーズで仕上げた鉄板料理。オコゲと一緒に楽しもう。

     

    右:チキン焼き餃子 $16
    キャベツ、タマネギ、ガーリック、ジンジャーなどを手包みした焼き餃子。ピリ辛好きはラー油をたっぷりつけて食べるべし。

     

     

     

    カニ天津飯 $29
    3時間かけて取った鶏がらスープを使用したカニ天津飯には、アラスカン・キングクラブの身とふわふわタマゴがたっぷり。鶏がらの風味がしっかりしみ込んだ〆の一品。同じ鶏がらダシの人気メニューである釜飯は、できあがるまで30分かかるので早めにオーダーを入れておこう。

     

     

    左:ねぎま 白みそ $7
    シェフの気まぐれメニューからの一品。ゴマやネギ、ミソがたっぷりと乗っていて風味豊かなねぎま。焼鳥は先端の鶏が一番大きくて味も強く、2口目、3口目とだんだん子ぶりになっていく。大きさによって火の入り具合も変わり、それぞれ違った味を楽しめる面白さがある。

     

    右:ささみ梅マヨ $6
    あっさりとしたささみと梅肉とマヨの相性がよく女性に人気。塩は鶏に純米酒をかけてから、ホワイトペッパーやブラックペッパー、ガーリックパウダー、ヒマラヤン・ピンクソルトなどで仕上げている。

     

     

     

     

    焼鳥 仁

    101 Ramsay St., Haberfield
    Tel:(02)8057 2780
    Web:http://torijin.com.au
    SMSにてブッキング可能:0420 565 101
    Facebook:@101yakitorijin
    ワインのみBYO可
    営業時間:
    火~金 5pm-10pm (ラストオーダー9pm)
    土 12pm-2:30pm 5pm-10pm(ラストオーダー9pm)
    日 12pm-2:30pm 5pm-9:30pm(ラストオーダー8:45pm)
    月曜定休
    アクセス:シティから438、439のバスに乗り、ハバ―フィールドのランセイ・ストリートで下車。

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