Ichimaru | 今月のレストラン紹介!

ケアンズで8年間に渡り、名高い繁盛店『富士』『ドンドコ』を経営していた廣澤氏が、2月15日、チャッツウッドにこだわりのらーめん屋『Ichimaru』をオープンした。『安くて美味しく腹いっぱい』をコンセプトに掲げ、物価の高騰憂うシドニーの壮絶ならーめん業界に、あえて新風を巻き起こすべく参戦した期待の高いラーメン屋の登場だ。 チャッツウッドのビクトリア・ストリートを進み繁華街を越え、RTAを過ぎた右手の商店街に、噂の『Ichimaru』はお店を構えている。その外には噂どおりの行列を連ねており、またそのリターン率は50%を誇るという。入り口をくぐり、威勢のいい掛け声とともに席へと案内される。あたりを見渡せば、活気溢れる店内で食事を楽しむ人々が垣間見え、すぐにこの店のコンセプトを思い出す。超が付くほどボリュームたっぷりの品々がテーブルに運ばれており、またメニューに目を通せば、物価の高騰したここシドニーで、実にリーズナブルな値段設定を実現している。確かにここまでは噂通り、いや噂以上の評価ができる。ならば残されたひとつ『美味しい』という飲食店として最もコアなコンセプトの真意に迫りたい。 イタリアンシェフ、そして和食を25年経験してきた宏澤氏が、行き着いた先のらーめん道。お客の笑顔を思い浮かべながら15時間を要し、魂を込めて仕上げる芳醇な豚骨スープは、決してこってりするわけでもなく豚臭くもない。どこかあっさりとしていて、しかしきめが細かく、ほのかに豚骨の甘みを生かした深い旨味のスープに仕上げられている。今回はそんな廣澤氏の特性の豚骨ベースのらーめんを中心に、その他ボリュームたっぷりのランチ・アラカルトも数品紹介しよう。

 

 

豚骨醤油ラーメン($9.80)

良質なスープができる影には、必ずひたむきな苦労が伴うもの。厳選された鶏がら、げん骨などの豚骨、野菜を、15時間アクを取りながらゆっくり煮込み、旨さを凝縮して仕上げた白濁の特性豚骨スープ。程よく豚の風味が甘く、しかしこってりしすぎず臭くない。さっぱりしているようで深い味わいを演出している。箸で持ち上げるとしっかりスープが絡み合う中太ちぢれ麺は、確かなコシと食感が楽しめる。

 

豚骨味噌ラーメン($10.50)

既製品は一切使用せずに手作りで仕上げた濃厚な味噌豚骨スープ。その独特のまろやかさとコクを一度ご堪能頂きたい。鼻に香る豚骨と味噌の絡んだ豊かな風味がたまらない。しっかり味付けされた薄切りのチャーシュー、コーン、厚切りのメンマ、そぼろ、もやし、ロケットが絶妙に調和し引き立てあっている。気が付けばすべて飲み干してしまうほどの魅惑スープ。

 

Ichimaruらーめんセット($13.80)ハーフサイズ豚骨らーめん+から揚げ丼

甘じょっぱく仕上げたから揚げがたっぷりのった丼物。カリッと揚げてジューシーエキスを包み込んだから揚げとマヨネーズのコラボレーションがたまらない。他にもから揚げ卵とじ丼やカツカレー丼、刺身丼などチョイスも豊富。

 

とんかつ定食($16.80)

数ある弁当スペシャルコンビネーションの中から今回はとんかつ定食をチョイス。ロースとんかつは油の切れもよく、サクサクとした感触が楽しめる。擂り鉢を使用し、その場で擂るゴマと、とんかつソースの絡んだ風味が実に豊かで食欲をそそる。同セットには、味噌汁、サラダ、ライス、刺身、太巻きが付いてこの値段はリーズナブル。

 

豆腐サラダ($9.00)

一丁分の豆腐を使用したボリュームたっぷりなサラダは、『安くて美味しく腹いっぱい』のコンセプトを忠実に守った一品。艶やかなわかめ、シャキシャキのレタス、ぷりぷりのトマトの下には千切りキャベツがぎっしりと隠れている。ドレッシングは程よい程度にかかっており、生野菜そのものの旨味を楽しめる。新鮮な生野菜の消化酵素たっぷりでとてもヘルシー。「まずは」「とりあえず」でオーダーしたい。 

 

ホワイトドラゴン・4p($8.50)

ホタテとキングフィッシュの乗ったカリフォルニアロールにマヨネーズをかけて炙った特製ロール。炙りの香ばしさが美味しさを一層引きたてる。口の中でとろけながら広がるホタテとキングフィッシュのまろやかな旨みエキスが印象的。

 

刺身丼($14.80)

その日の粋のよい魚を使用した刺身丼。マグロ、サーモン、ホタテ、イカ、キングフィッシュで鮮やかに飾られた視的にも楽しめる一品。

 
 

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