Sydney x Art 2011 | Sydney x Art

 

今年もとうとうこの季節がやってきた。昨年大好評を期したアートギャラリー特集(2010年9月号掲載)から早1年。チアーズ編集部では読者の皆様の声に応えるべく、再びギャラリーのリサーチを慣行した。チアーズからのメッセージ。それは、「もっとアートを身近に感じて欲しい」と言うこと。「十人十色」と言うように、芸術にもそれぞれの理解、解釈があっていいはずだ。あれこれ考える前に、まずは一歩踏み出して、ギャラリーに足を運んでみよう。右脳が活性化されて、今までにない「何か」を感じることができるかもしれない。

Powerhouse Museum Image Courtesy: Powerhouse Museum

  • 500 Harris St., Ultimo
    (02) 9217 0111
    www.powerhousemuseum.com
    OPEN: 7 DAYS 10am-5pm (クリスマスは休館)
    入場料: 大人 $10
    子供(4 ~15歳) $5
    子供(4歳以下) 無料
  • ダーリングハーバーからすぐのウルティモにある「Powerhouse Museum」は、サイエンスとアートの融合を楽しめる非常にユニークなミュージアム。数多くのコレクションは、科学、産業、音楽、デザインと多岐に渡り、"人類の創意工夫による発見と感化"をテーマに来館者を魅了してくれる。さらに、館内では定期的にツアーやデモンストレーションが実施され、常に充実のエンターテインメントを提供。大人から子供まで1日中満喫できる内容となっている。

MOP Image Courtesy: MOP

  • 2/39 Abercrombie St.,
    Chippendale
    (02) 9699 3955
    www.mop.org.au

    OPEN: Thu-Sat 1pm-6pm
    Sun&Mon 1pm-5pm
    入場料: 無料
  • 2003年にチップンデールにオープン後、前途有望な若い芸術家たちのキャリアの出発点としての場を提供することをモットーとし、年間最高35本の展示会を行っている「MOP」。アーティストらが主導するARI(Artist Run Initiative)である当ギャラリーでは、コラボレーションの可能性を伝えるため、シドニーの他ARIギャラリーと展示カタログの共同制作にも力を注いでいる。ギャラリー内は白い壁でシンプルにまとめられており、作品のひとつ一つが引き立つディスプレイが特徴的。近年では、商業的表現に抵抗がある、あるいはその恩恵に預かれていない中堅アーティストも支持しており、今後も注目のギャラリーのひとつだ。

White Rabbit GalleryImage Courtesy: White Rabbit Gallery

  • 30 Balfour St., Chippendale
    (02) 8399 2867
    www.whiterabbitcollection.org
    OPEN: Thu-Sun 10am-6pm
    ※ 8月1日(月)~25日(木)まで閉館予定
    8月26日(金)開館
    入場料: 無料
  • セントラルステーションから程近く、白い壁に囲まれた「White Rabbit Gallery」では、2000年以降に制作された中国近代のアートコレクションが並び、4階建ての広い空間を利用したダイナミックな作品の数々を楽しむことができる。館長のネイルソン氏は90年代に中国を訪れた際、経済成長に触発された中国アートに魅了され、2009年に当ギャラリーをオープン。現在ではアーティスト200人以上の作品を抱えるシドニーの人気ギャラリーのひとつとなっている。3階には図書室、地上階には中国茶や軽食を楽しめるティーハウスが設けられており、訪問者の憩いの場として人気だ。週末の午後、美術作品に囲まれてのお茶会などはいかがだろうか。

Traffic Jam Galleries Image Courtesy: Traffic Jam Galleries

  • 41, Military Rd., Neutral Bay
    (02) 9953 3831
    www.tjg.com.au

    OPEN: 7 DAYS 10am-6pm (あるいは予約にて)
    入場料: 無料
  • ニュートラルベイのメインストリート沿いにある「Traffic Jam Galleries」は、ドローイングからオブジェ、彫刻作品まで広いジャンルの現代アートを展示するギャラリー。ミリタリーロードとファルコンストリートが合流し、交通量の多い立地からとられたその名前とは裏腹に、ギャラリー内は静謐で一風変わった展示物たちをゆっくりと鑑賞できる。「アーティストを発掘し、楽しみながら新しい形のアートを提案する」というギャラリーのメインコンセプトに基づいて毎月内容が変わるエキシビジョンは、国内外から集められた多種多様なアーティストの作品で構成されており、いつ訪れても新しい発見と驚きに満ちた作品に出会える。

Manly Arts Festival

  • www.manlyartsfestival.com
    開催地: Manly各地
    期間: 9月2日(金)~9月18日(日)
    入場料: プログラムによって異なるので上記ウェブサイトをチェック
  • ノーザンビーチを代表するアートフェスティバルが16日間に渡ってマンリーで開催される。絵画や彫刻の展示会はもちろんのこと、ジャズコンサートやバグパイプ楽隊の演奏コンテスト、ダンスパフォーマンスなどアートに関連する様々なジャンルのイベントがマンリー各地で行われる。子供から大人まで楽しめるワークショップも数多く用意されているので、この機会に新しいアート技術を取得してみてはいかがだろうか。また9月17日にはマンリーアートギャラリーとその周辺のビーチがライトアップされるランタンパレード&ファミリーピクニックが開催される予定(イベントやワークショップのスケジュールはウェブサイトよりダウンロード可能)。

Blender Gallery

  • 16 Elizabeth St., Paddington
    (02) 9380 7080
    www.blender.com.au

    OPEN: Tue-Fri 11am-6pm
    Sat 10am - 6pm
    Mon&Sun CLOSED
    入場料: 無料
  • オーストラリアのアート&ファッションカルチャーのメッカであるパディントンの目抜き通りからはずれた閑静な住宅街で、突然現れる目を惹くレトロカメラのグラフィティ。ここ「Blender Gallery」ではAC/DCのフィリップモリスやポリスのギターリスト、アンディ・サマーズが自ら撮影した写真、ウッドストックミュージックフェスティバルのオフィシャルフォトなど、国内外の独創的で印象的なロックミュージック・フォトグラフィの展示・販売をしている。ロックミュージックファンならずとも、古き良き時代のレトロ感溢れる写真たちは一見の価値あり。また、ダイアナやホルガなどユニークなロモグラフィートイカメラの販売、現像も行っている。

Gaffa Image Courtesy: Gaffa

  • 281 Clarence St.,Sydney
    (02) 9283 4273
    gaffa.com.au

    OPEN:
    ギャラリー・ショップ・受付
    Mon-Fri 10am-6pm
    Sat 11am-5pm
    Sun&Public Holidays CLOSED
    Cafe Mon-Sat 7am-3pm
    入場料:無料
  • シティQVBから徒歩数分のオフィスビル群の中で、隠れ家のように立つギャラリー「Gaffa」。カフェスペースとギフトショップを兼ねた1階と、メインのギャラリースペースである2階、シルバーアクセサリー制作のワークショップなどが開かれている3階で構成されている。ドローイングだけでなく、映像作品やインスタレーション、複数の表現を組み合わせた先鋭芸術やローカルの学校とコラボレートし芸術家の卵たちの作品を見ることができる。また、シドニー在住の若いクリエイターたちにスタジオを提供しており、彼らの製作したアクセサリーなどは1階のギフトショップで実際に購入できるので、ちょっと変わったプレゼントを探している人にもお勧めだ。

Ken Done Gallery Image Courtesy: Ken Done Gallery

  • 1-5 Hickson Rd., The Rocks
    (02) 8274 4599
    kendone.com.au

    OPEN: 7 DAYS 10am-5:30pm
    入場料: 無料
  • 世界中に個展を開催するケン・ドーン氏の独創性溢れる絵画が楽しめるギャラリー。オーストラリアをイメージした、シンプルで明るいタッチが特徴の「Done Design」ブランドを知っている方は多いはずだろう。アートディレクターやデザイナーとしてニューヨークやロンドン、シドニーで活躍し、1980年にシドニーで個展を開く。過去10年間以上に渡り、日本の雑誌「Hanako」の表紙のイラストレーターとして知られ、2000年にシドニーオリンピックの開会式・閉会式のプログラムを手掛けるなど世界中で活躍している。1994年から始まった当ギャラリーでは、そんなシドニー生まれの彼ならではのクリエイティブな絵画が展示されている。

NG Art Gallery Image Courtesy: NG Art Gallery

  • Upper Level
    3 Little Queen St., Chippendale
    (02) 9318 2992
    www.ngart.com.au

    OPEN: Tue-Fri 11am-10pm
    Sat 9am-10pm
    Mon&Sun: CLOSED
    入場料: 無料
  • 常にさまざまなアーティストの絵画や彫刻、写真などの作品が並び、オーストラリアの現代芸術を肌で感じることができる「NG Art Gallery」。2007年に「芸術と食」をテーマに建設され、19世紀のゴシックを基調としたその屋内には、1階にモダンオーストラリア料理が堪能できるレストランバー、2階には空間をゆったり使用したギャラリースペースが広がっている。当ギャラリーで8月16日から約1ヵ月開催されるエキシビションでは、TESORIERO氏が手がける、空間と光を巧みに描き上げた日常風景画の作品が数多く展示される。彼女の控えめでありながらもどこか特徴的で、無限の可能性を感じさせる作品の数々を是非楽しんでみてほしい。

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