Carrot | 食物の恵み
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    どこのご家庭の冷蔵庫にも必ずと言っていいほどある、台所常備野菜の代表、ニンジン。一昔前までは、子供が嫌う野菜の代表選手とも言われてきましたが、最近では品種改良のおかげ、その独特な香りは減り、甘みも増し、ジュースやケーキなどの素材としても活躍するようになりました。今月は緑黄色野菜の王様、ニンジンにスポットを当ててみましょう。

    CHEERS 2008年11月号掲載

    Carrot

    おいしいニンジンの見分け方
    色が濃く、あざやかで、表面がツルンとしてハリがあるもの
    太めで先端が丸くつまっているもの

    大根やジャガイモ、カブ、生姜など、「根菜」(根を食べる野菜)の中では珍しい緑黄色野菜のニンジン。原産地はアフガニスタンとされ、その種類は細長い東洋系品種と、太く短い西洋系品種の2種類に分けられます。我々が一般的に〝ニンジン〟として認識している、あの橙色のニンジンは西洋系品種で、これからご紹介する効能も主にこの品種を参考にしたものです。ニンジンにはその他にも赤色のものや黄色いもの、紫のものなど、幅広い品種があるので、八百屋に出かける際にはぜひ一度、気にしてみてくださいね。

    英語名のキャロットがカロチンに由来しているように、β(ベータ)カロチンはニンジンの代表的な栄養素です。βカロチンは体内でビタミンAに変化する前駆体のビタミンAで、その効能は目や皮膚、髪、爪などの健康を保ち、病気に対する免疫力を高めるなど、ビタミンAとしての効能を発揮すると同時に、その強力な抗酸化作用により、肺ガンやすい臓ガンをはじめとするガン予防に、また動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防にも効果的であることが注目されています。

    ニンジンのカロチン含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス。約50グラムで成人が1日に必要とするビタミンAをカバーできると言われています。またカロチンは油に溶ける脂溶性ビタミンなので、油と一緒に取ることでビタミンAとしての吸収率がより高くなります。ちなみにカロチンの吸収率は、生のニンジンで10%、ゆでた場合で30%、油で料理をすると50~70%と、かなりの差が生じます。カロチンの多くはニンジンの皮に含まれているので、薄く剥くか、または皮をキンピラやかき揚げなどにするなど、ひと工夫して毎日の食卓にあげてみてください。

    ニンジンはその他にもビタミンCや食物繊維、鉄分やカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含みます。多く含まれる鉄分には造血作用が期待でき、血行を良くするので、貧血や冷え性、低血圧、病後の回復などに効果があるとされています。特にニンジンを主とした野菜スープは食欲を増進させ体力を作ることから、こういった症状には最適です。

    オーストラリア産のニンジンはその甘さが特徴で、現地の小学校では多くの生徒がティータイム時に生のニンジン・スティックを口にする光景をよく見かけます。生で食べることでニンジンの栄養素を無駄なく摂取できると思われがちですが、実は生のニンジンにはアスコルビナーゼという、ビタミンCを破壊する酵素が含まれています。この酵素の働きは酢によって抑えられるので、生食する際にはレモン汁をふりしぼったり、酢のきいたドレッシングをかけたりするのがお勧めです。

    最後に、店頭ではなかなかお目にかかることができないのですが、実はニンジンの葉には根の約2倍ものビタミンAやビタミンC、タンパク質、カルシウム、鉄分が含まれています。もし手に入る機会がありましたら煮物や揚げ物、おひたしなどにして、ニンジンの恵みを無駄なく楽しんでくださいね。

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