Ginger | 食物の恵み
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    世界中で古くから薬効性の高い漢方やハーブとして親しまれてきた生姜(ショウガ)。日本でも古くから風邪の特効薬として知られ、寿司の薬味や料理の下味など、食材としても欠かせない存在であります。今月は寒い冬をしのぐのに最適な、体を芯からポカポカと温めてくれる生姜の恵みにスポットを当てましょう。

    CHEERS 2009年05月号掲載

    Ginger

    おいしい生姜の見分け方
    皮にシミや傷がないもの
    ふっくらとしていて硬いもの

    生姜は昔から〝体に良い食べ物〟として知られ、日本最古の医学書にも「風邪を治す」と記され、平安時代にはその薬効が認められていたとされます。生姜が健康にもたらす様々な効能は、主に辛味成分であるジンゲロールとショウガオールにあります。

    皆さんは生姜の食べ方によってその効能が違うことをご存じでしょうか? 生の生姜には免疫効果のあるジンゲロールが豊富に含まれ、摂取から約3時間で免疫細胞である白血球が増加することが分かっています。これは人体が血管に入ったジンゲロールを〝敵〟と勘違いするためで、特に気管支炎などを引き起こす細菌には直接攻撃をしかけるので効果的です。またジンゲロールには炎症を誘発する成分を抑制する抗炎症効果があるため、関節炎やリューマチなどの治療にも期待されています。さらに最近の研究では、ジンゲロールが脂肪細胞分化を促進することが報告され、これにより善玉の小さな脂肪細胞が増え、メタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病が予防されると注目されています。ここで注意すべきはジンゲロールが酸素に弱く、酸素に触れると酸化し、本来の働きができなくなってしまうことです。そのため、冷やっこなど、生姜のすりおろしを生で使うお料理は食べる直前にすりおろすのがベストです。

    一方で生姜に熱が加わると、ジンゲロールはもうひとつの辛味成分、ショウガオールへと変化します。ショウガオールは血管を拡張して血行を促進するため、身体を温め、冷え性や頭痛、肩こりの改善、冷えからくる頻尿やむくみに効果的です。体を温めるという作用は、新陳代謝の活発化を促すため、ダイエットにも有効です。また2日酔いやつわりなどの吐き気を抑える効能をはじめ、食欲増進作用、強い殺菌効果なども明らかになっています。お寿司にガリとして生姜が添えられるのも、生臭さを消すのとともに、この殺菌作用が食中毒を防ぐと昔から知られていたからだとされています。

    ジンゲロールとショウガオールはともにビタミンEを上回る強力な抗酸化作用も持ち、これらはフリーラジカルを消去し、発ガン物質が引き起こす遺伝子の突然変異を抑制する作用、いわゆる〝ガン予防〟が証明されており、さらにはガン細胞の増殖を抑制する作用も分かっています。これを理由にアメリカ国立ガン研究所は、生姜をガン予防の可能性がある食品(デザイナーフーズ)の1群に位置付けています。これまでに大腸癌、皮膚癌、肺癌などに発癌抑制効果が立証されています。

    このように、風邪の引きはじめには生の生姜を、冷え性に悩まされている方は生姜湯や豚肉の生姜焼など、生姜の持つ成分や効能を考えながら、その恵みを上手に活かしてみてくださいね。また生姜の1日の摂取量は約10グラム、スライスでいうと6枚、おろしたものなら小さじ1杯ほどになるので、摂りすぎには気を付けてくださいね。

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