Your Style Vol.58 Amiさん | Your style

Vol.58

気になる他人の生活ぶりを公開するYour Style。今月はアメリカの大学、オーストラリアの大学院を経てサイコロジストとして活躍するAmiさんをご紹介します!

Q)現在どんなお仕事をされていますか? 
サイコロジストとして働いています。心の問題、精神疾患のアセスメントと治療が主な仕事内容です。

Q) 現在のお仕事をされていて一番印象に残っている出来事は何ですか? エピソードを教えてください。
今の職場で働き始めてすぐのころ、患者さんに、待合室でひと目会った瞬間に「担当されるのは嫌だ」と言われたことがあります。年配のオージー男性で、こんな小娘に話をするのも嫌だし、治療なんてできるはずがないというのが彼の主張でした。そんな彼とも少しずつ歩み寄り、ようやく成果も出て一連のセッションが終了。最後に「症状が改善されたことはもちろんだけど、自分という人間を理解してくれたことに一番感謝する」と握手を求められたときは嬉しかったです。仕事柄、自分のことをあまり話すことはできないので、サンキューとしか返せませんでしたが、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

Q)オーストラリアへ来られたきっかけ、シドニーでお仕事をされるようになったきっかけを教えてください。
オーストラリアへは高校2年生のときに交換留学生として来たのが最初です。短い間でしたが、得るものは多く、今の自分の考え方を形成するのに大きな役割を果たしたように思います。アメリカとアメリカ人に対する、オーストラリア人の独特な意見に興味をそそられ、大学進学にあわせて渡米しました。卒業後、シドニーに戻り、マッコーリー大学で大学院過程を経て、サイコロジストとして働く現在に至ります。

Q)日本でお仕事をされるのと、オーストラリアでされるのとではどのような違いがありますか?
日本では勤勉な姿勢が高く評価され、またそれを無言のうちに求められる機会が多いように感じます。年功序列や先輩後輩意識の高さから、会社全体や部署など「グループ」としての調和が大切にされているように思います。変わってオーストラリアでは個人の能力が評価されるチャンスが多い一方、「言ったもの勝ち」、「主張したもの勝ち」な部分もあると思います。

Q)仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか?
ワークライフバランスの良さです。仕事を人生の一部分として捉え、生活がそれに翻弄されないところが好きです。プライベートにも十分熱意を費やし、リフレッシュして、また全力で仕事に望むというサイクルが日ごと、週ごとにやってくるのは心身の健康にとても良いと思います。

Q)仕事でストレスがたまることはありますか? その際の発散方法は何ですか?
ストレスを溜めないように予防の意味で気をつけていることはいくつかあります。残業をしないこと、家に仕事を持ち帰らないこと、会社を出たら頭を切り替えて仕事のことはいっさい考えないことなどです。それでもストレスを感じてしまうときは友達に会って楽しい時間を過ごして発散しています。

Q)お休みの日は何をして過ごされますか?
まず、休みの前日の夜に感じる「明日は休み!」というわくわく感を思い切り味わいます。目覚ましを合わせずに、目が覚めるまで寝るという自由を満喫します。

Q)生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか?
ゆっくりと流れる時間、土地の美しさ、自由さ、人口密度と湿度の低さ。またオーストラリアにいるからこそ気づける日本の魅力、日本人の魅力もあると思います。

Q)オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えてください。
ありきたりですが水族館が好きです。年間パスポートを使って頻繁に利用しています。旦那はオーストラリア屈指のパワースポットだと断言しています。カモノハシのコミカルな動きを観察するのが好きです。水の中でせわしなく餌を探すのですが、実は水中では目をつむっていると知って一層おもしろみが増しました。

Q)夢、目標は何ですか?
将来的には国連関係の仕事に携わることに興味があります。勉強や就職など固定された目標を経て、今はより流動性の高い目標が増えています。今とは180度違う考えを持つ日が来るかもしれないという可能性を頭に入れつつ、常に目標を模索し更新しています!

Q)オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願いいたします。
興味のあることはとりあえずやってみてほしいと思います。正当な理由を考えているうちに機会を逃すのはもったいないし、興味が湧いたことに対して行動を起こすのに大義名分はいらないと思います。日本人としてのアイデンティティに誇りを持って生活してほしいと思います。これからもたくさんの日本人の活躍を見るのが楽しみです。

 

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