オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」

第一回 坂本龍馬

先人たちの後姿

17/02/10











1836-1867年(31歳没)。下士の出身ながら、自らの意思と行動力で立身し、武士、政治家、実業家などいくつもの顔を持って、幕末の志士として活躍した。欧米列強が東アジアにまで進出してきた幕末の時代、ときの為政者である江戸幕府はその無力さを露呈し始める。そんな時代に生きた坂本は、日本という国に大きな変革が必要であることを見抜く先見性、また長く鎖国体制が続いていた当時にあって、世界を広く見渡すことのできる大きなビジョンを持っていた。祖国と自らの信念のため、およそ30年の人生をまさに命がけで駆け抜けた本物の志士であった。









偉業

薩長連合の成立

幕末の2大勢力であり、当初、反目しあう敵同士であった薩摩藩(西郷隆盛)と長州藩(桂小五郎)の間に立ち、両者を結束させる。ここで成立した薩長の勢力は倒幕および明治維新において中心的役割を担うことになる。



大政奉還の実現

坂本が新国家にあるべき体制を記した"船中八策"が土佐藩を動かし、同藩から幕府に建白書が提出され、大政奉還(政権が幕府から朝廷に返される)が実現し た。この船中八策には「憲法制定」「議会政治」「不平等条約の改定」「海軍力の強化」「金銀の交換レートの変更」など、明治以降の近代日本が実際に取り組 んでいく主要な案件がすでに記されていた。



エピソード

●米国製の拳銃・スミス&ウエッソンを持ち歩いた。寺田屋事件では実際にそれで敵を撃退している。一方で、"北辰一刀流"を免許皆伝するなど剣術の達人でもあった。

●大柄で肝の座った豪傑でありながら、同時にやさしく温和な性格の持ち主であったという。社会の変革は求めながらも、できるだけ血の流れない倒幕・開国が平和裏に行われることを常に願っていた。





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