Satomi
13/04/10
みなさんこんにちは
今日は、本年度アカデミー賞ノミネート作品の中から、私がぜひおすすめしたい映画をご紹介したいと思いま~す♪
1つ目の作品はこちらです
『プレシャス』
90点
Story
舞台は1987年ハーレム、プレシャス・ジョーンズ16歳。
父親からの性的・肉体的な虐待を受け2度も妊娠してしまう。
母親は、自分を相手にしてくれなかった夫に対する怒りを娘にぶつけ、日々プレシャスに対し精神的・肉体的な虐待を繰り返す。
そんな悲惨で不遇な家庭環境の中、プレシャスはフリースクールに通い始める。
そこである教師との出会いをきっかけに『学ぶ喜び』 『人を愛し、愛される喜び』を知っていくその力強い姿が、勇気と希望を与えてくれる感動の物語。
主人公のプレシャス役を演じるのは、オーディションで選ばれたガボレイ・シディべ
彼女もまたハーレムの出身。アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされました。
母親役のモニーク・メアリー
コメディアンとしてしか彼女の演技をテレビで観たことがなかったのですが、この映画での彼女の演技は、ほんと迫力があってすごかった!!!
さすが助演女優賞を受賞するだけに素晴らしい!!!
アカデミー賞授賞式での彼女のスピーチも最高です
マライア・キャリーもノーメイクでソーシャルワーカー役として登場していますよ!
久しぶりに強烈な映画を観たって感じです!!!
プレシャスが過酷な環境にも負けず、強い意志を持って自分で生きる道を切り開いていくたくましい姿に、人はどんな環境の中であってもその状況を変えることができる力があるということを気つ″かせてくれるそんな深いメッセージがこめられていた素晴らしい作品です。
ラストのシーンでプレシャスが2人の子供と堂々と歩いている姿が、とても誇らしく思えました。
実はこの映画、性的虐待の要素のためかR-15指定なんです。
アメリカの黒人社会問題でもある未成年への性的・肉体的虐待をリアルに映し出しているからこそ、たくさんの人に観てほしいなぁと正直思いました。
2つ目の作品はこちらです
『幸せの隠れ場所』
95点
Story
2009年、アメフトNFLドラフト一巡目でボルチモア・レイブンスに指名されたマイケル・オアー選手の実話を映画化した作品。
父親の顔も知らず、母親はコカイン中毒…
ホームレス同然の生活を送っていたマイケルが、裕福な白人家族との偶然の出会いによってアメフト選手としての才能を開花させていく姿を描く感動の人間ドラマ。
ただただ心温まる映画です
マイケルのこころ優しい人間性とマイケルを温かく迎え入れた家族との絆。
差別や偏見を持たず家族を愛し支える母の姿に、人間にとってどれほど家族や母親の存在が貴重で大切なものかがとても伝わってくるステキな作品です
息子役のS・J君がとてもチャーミング♪
マイケルとのやりとりに思わず笑いが出ます!
やはり実話ということで、エンドロールでの実際の家族の写真には、ほんと感動です
まさにアメリカン・ドリーム♪
個人的に『アバター』や『ハートロッカー』よりも圧倒的におすすめしたい2作品でした
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