オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」

Vol.7 体温上げるとなぜ痩せるんですか?

Chisato

25/05/10


日本へ帰国してすぐのことです。電車に乗ると、ある本の広告が目に付きました。「『体温を上げると健康になる』、65万部突破!」。魅力的なタイトルに読んでみたいなと思いました。しかしその時は夫の実家に居候中で、新居探し&子供の幼稚園探し等に追われ本を読む余裕もなく、生活が落ち着いてから買うつもりでいました。さて実際引越しが終わり、生活も一段落し、あの本でも買いにいこうかと本屋へ行ったところ、「あれ? 書店にはもうない・・・」という状況でした(日本の流行は早いです!)。偶然友人の家でその本を発見したので、借りてきて読んでみると、そうかそうかと納得させられる内容になっていました。



皆さんは健康体の平熱は何度かご存知ですか? この本によると36.5度~37.1度の間なのだそうです。私は意外と高いと驚きました。だるさやつらさなど病的な自覚症状がなければ、37度は微熱ではなく健康な体温なのだそうです。現在、平熱が36度以下という人がとても増えているそうで、低体温は放っておくと様々な病気を招くとても危険な状態とのこと。肌荒れ、便秘、歯周病といった比較的軽い症状から胃潰瘍、糖尿病、骨粗しょう症、潰瘍性大腸炎、ガン、メニエール病、間質性肺炎、パーキンソン病、認知症といった深刻な病気まで、さらに喘息、アトピー、花粉症といった一度発生すると完治の難しいアレルギー疾患も低体温によって発症・悪化する危険性があるそうです。うわっ! うちの子アレルギーあるし・・・(汗)状態で読みまくりました。



なぜ低体温だと病気になるのかというと、体温は免疫力に非常に大きな影響を与えるからで、体温が一度下がると免疫力は30%も低くなるそうです。免疫力が低下するとバイ菌やウィルスから体を守れなくなったり、免疫の誤作動によって自分自身の免疫が自分の体組織を破壊して病気を引き起こしたりするのだという。その後、よく買う雑誌にもこの本の著者・齋藤真嗣さんを取材した記事が載っており、『質問! 体温上げるとなぜ痩せるんですか?』と女性の興味のあるダイエットにも体温が大きな影響を与えることが載っていたのです。今や体温アップはダイエットの新常識とか。ということで今回は、ちょこっと体温を上げると健康になる&痩せる情報をご紹介したいと思います。



低体温のほとんどの人がむくみや冷えをはじめ、何かしらの不調を抱えています。体温が一度下がると基礎代謝は12%減少。少し食べ過ぎただけでも脂肪がつきやすい体なのに…。体温が低いと腸内の酵素の働きが鈍くなってしまうので、女性に多い便秘も低体温が要因のひとつと考えられます。また低体温は体内を酸化させ、老化スピードを促進させてしまいます。さらに、健康な細胞は低体温だと新陳代謝が悪くなるのですが、ガン細胞は逆に35度台の低体温のとき、もっとも活発に増殖することがわかっています。つまり低体温になると、病気に対する抵抗力が下がり、抵抗力が低下することによって病気が発症・悪化し、それによって体内環境が悪化するとさらに低体温になるという『負のスパイラル』にはまり込んでしまうのです。



ではどうすれば健康でいられるのでしょう? 健康で病気になりにくい体を手に入れるもっともシンプルで効果的な方法は、『体温を一時的に上げる努力をする』、そして『体温を恒常的に高い状態に保つ努力をする』こと。この2つを実践すれば健康な人生を手に入れることができるらしいのです。

体温を恒常的に上げるもっともよい方法とは? それは『筋肉を鍛える』ことだそうです。筋肉を鍛えるというと、女性は女性らしい美しいプロポーションを失うのではないか?と心配するかもしれませんが、筋肉を鍛えることはむしろ美しいプロポーションを長く維持するためには必要不可欠なのです。







細胞活性化

体温が上がると細胞の核となるミトコンドリアが活性化。酸素や栄養素をどんどんエネルギーに換え熱を作り出します。



免疫力30%アップ

血液の中に存在する白血球は体温が高くなると能力がアップ。その白血球が血液を通して体をめぐることで免疫力が上がります。



成長ホルモン分泌

加齢で痩せにくくなる原因のひとつは、脂肪を分解する働きを持つ成長ホルモンの減少。それが体を温めると分泌しやすくなります。





基礎代謝アップ

血行がよくなってすみずみの細胞まで糖などが供給されます。同時に酵素も活性化するのでエネルギーを効率よく産生できるのです。



内臓脂肪燃焼


体温が上がると、その体温を作り出すためにより多くのエネルギーを消費するため、内臓脂肪が燃焼。寝ていても痩せる体に。



体温が1度上がると・・・



1日1回体温を上げれば理想の36.5度~37度に!

低体温から平熱を上げるには1日1回体温アップがカギ。



今日からできるあっためテクをここでご紹介します。



1. マッサージで血流、リンパの流れをよくする

マッサージや腸もみで滞った血液やリンパの流れをよくすると、基礎代謝が上がり体温がアップします。手や足など末端の血液の循環が良くなるので冷え解消にも。運動やお風呂と組み合わせるとより効果的。



2. 朝ウォーキングをする

1日の中でも最も体温が低い時間帯が朝。このときに30分間ウォーキングをすると0.7~1度体温が上がります。また30分間の有酸素運動により、毎日約8グラムの内臓脂肪を減らすことができるのでダイエットには最適です。



3. 湯たんぽやカイロで外から温める

湯たんぽやカイロを使って、体を外から温めましょう。冷え性が女性に多いのは筋肉量が少ないため、筋肉で産生する熱量が少ないことも原因。湯たんぽなど外から直接熱を加えることで効率よく体温を上げることができます。



4. 白湯を飲む

不純物のない白湯は体を温めるのに最適です。特に1日のうちで最も体温が低い朝は必ず飲みましょう。内蔵が温まり、腸の蠕動運動も活発になるので便秘解消にも効果的。



5. 41度の湯船に5~10分つかる

お風呂に入る時間は朝晩どちらでもOK。ここで大切なのは副交感神経を優位に保つための温度、41度を守ること。湯船に5分から10分つかればだいたい体温が1度アップします。これを習慣化すると平熱が理想に近づきます。



オーストラリアはこれから冬ですよね。水不足のオーストラリアで毎日41度の湯船につかるのは難しいかもしれませんが、まずは自分のできることから始めて一生お付き合いする大切な体を守りましょう。体温が上がると代謝が上がり、痩せやすくなるだけでなく、アンチエージング効果もあるそうですのでやるっきゃないですよ。次号も引き続き体温アップについて書きたいと思います! お楽しみに~♪



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