オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」

風水の基本法則――情があれば吉、情がなければ凶(一)

ラニー・チャン

24/11/10


 


天地には情があるから万物が育ち、人間には情があるから今の社会が成り立っている。中国には「家和万事興」(ジャーフヮワンシーシン)ということわざがあり、その意味は「家庭が円満であれば、すべてがうまく行く」、つまり、「情」の大切さを表すものである。風水も同じで、その基本法則は、「情があれば吉、情がなければ凶」である。


中国では、日本と同じように、結婚、出産(帝王切開)、開業などのイベントがある時、「吉日、吉時」(運気の良い日、良い時)を選んで行う風習がある。新居へ引越しする時、日取りを決める人もいる。しかし、荷物が多い人は、決まった「吉時」にすべての物を搬入できないかもしれない。では、どういうものを主に搬入したら良いでしょうか。いわゆる「家」と言えば、三つの大切なものがある。女(妻)、調理器具、そしてベッドの三つである。なぜかというと、現在の社会は男女平等を唱えているが、実際、ほとんどの家庭では、女が家にいる時間がずっと長いので、家を守る役目がある。また、調理器具は人間にとって最も大切な「食」を意味するものである。そして、ベッドは睡眠を意味するものであり、睡眠は人間が生きるには欠かせない行動である。以上の理由で、引越しする際、上記の三大要素さえ「吉時」内において新居に備われば、タンス、ソファ、テレビなど他の物は二の次でも良い。


さて、情のある家と情のない家とはどういうことか。一番大切なのは、居住者の感覚、つまりフィーリングである。心地良く感じることができれば、情があり、すなわち吉、心地悪かったら、情がなく、すなわち凶である。「情」という字は、「忄」偏である。つまり、「心」で忠実に感じ取ることが大切である。ある家のインスペクションをする時、まず上下、左右の順に家全体を見渡すこと。直感的に変に思う所がなく、かつ日当たり、風の具合、天井の高さ、全体的な構造も気に入ったのであれば、この家は情のある家だと言えよう。


経済力や通勤距離などの理由で自分に合わない家に入居してしまったら、悪い事が連続して起こることが多々ある。理性的な判断より、直感、気持ちに従った方が情のある家に出会う確立がずっと高くなるはず。


風水の良い家に住みたいがため、家を買う前から風水師をあっちこっちに連れて家相を見てもらう人はたくさんいる。実は、そこまでする必要はない。なぜなら、人間と同じく、どの家も必ず独自の問題を抱えている。風水師はどんなに立派な家を見ても、必ずその問題点を指摘してしまうのである。


完璧な家が見つかるまで風水師にお願いしていたら、その料金は半端じゃない。しかも、風水的には素晴らしくても、自分には合わない場合もある。つまり、家探しとは恋人探しのようなもので、他の人からどんなに良く見られても、自分が何も感じなければ、そこには恋が芽生えない。だからまず自分のフィーリングに合う家を見つけ、その後風水師に見てもらうのは一番効果的、かつ安く済む方法である。


これから引越しや新居購入を予定している方、自分の感覚に素直に従って、理想の家を見つけて下さい。







シドニー在住のみなさんへ



風水や占いに興味のある方、是非気軽に連絡して下さい。

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