オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」

日本ふたたび

ふぉー

02/10/11


またまた有給を取って、日本へ帰っておりました。

今回の目的は、日本で開催されるサイキックな精神科医越智啓子先生のセミナーに参加すること、あとは日本を旅行すること、のんびりすること。セミナー参加のために気乗りしなかったがはるばる東京へ行って来た。東京はまだ暑く、しかし私は全く興味がないのでホテルと会場の往復のみで、終了すると速攻で新幹線に飛び乗り、西へと帰ってきてしまった。



日本についての感想は…コレは完全に主観だけれど、本当に日本は大丈夫なのか!?と憂えてしまった。たとえばテレビ。島田紳助なき後、テレビは信じられないぐらいどうでもいいことを放送していて、これじゃ日本在住の友が「日本総バカ計画の陰謀」と言うのも不思議ではない気がした。バラエティ番組ばかりやっているのだが、情報番組とさえ呼べない番組の作りよう。

たとえば、タレントが出てきて、彼女がAを選ぶのかBを選ぶのか(AもBもどうってことない代物)結果はCMの後!…とか、ポテチは袋に入っているのとバケツ型のものだとどちらをよく人は食べてしまうかの実験とか。(しかも被験者たった2人でやっていて、こんなのは科学的証明とはとてもいえない。)

そんなのどうでもいいじゃないか、ということばかりやっていて日本の空気が読めない海外在住者はうんざりである。

日本を離れて久しい友は、「日本のテレビって例えば歴史に関するクイズ番組をやっていても、質問がどうでもいい質問なの。それを知ることで一つ知識が増えて賢くなるとかそういう答えじゃなくて、どうでもいいことが質問になってるの。だから答えがわかったところで、知識が増えて海外の人に教えてあげられるとか議論できるようなものはないの。」と言っていた。しかし、はじめどうでもいい、面白くないと思っていても見続けると洗脳されてしまって、それが当たり前になり、「そういうもの」と馴らされてしまうのだと思った。それは強烈に面白いものが出てきて脳を揺さぶられるまで続くのではないか。日本の政府が震災の後、原発についてずいぶん後になってこっそり「実はメルトダウンしてました」と発表してから、もう日本のテレビには全く信用置けなくなってしまった。



また、何か普通にブラジル経済を憂えたドキュメンタリーをやっていたのだが、ブラジルは今、国民総生産が下がっている、というナレーションに合わせて、どーんと右肩下がりのグラフを見せていたけれど、その上に参照日本、というのがあり、全く同じ調子で右肩下がりだった。

何これ、いったい何の冗談?

ブラジルより自国の分析や心配しとけ、と思ってしまった。参照日本、が全く同じ様に右肩下がりでなければ何も思わなかったんだけど。あれは果たして真実を表したグラフなんだろうか。



日本大丈夫か、と思ったのはまだあって、うちの田舎の土地価格の下落率が日本全体平均の下落率よりマシだった、ということで新聞に載っていた。普通、うちは土地価格が上がりました、ということではじめてニュース扱いになるのではないんだろうか。



あとびっくりしたのが、レンタルDVDやさんに貸本マンガがあったこと。7泊90円ぐらいだった気がするのだが、なに、たった90円!?というか、マンガなんてたかが400円ぐらいのシロモノ、それぐらい買え!と思ってしまった。ことほど左様に、人々はもはやモノを買わないのかもしれない。貸本マンガなんて水木しげるのデビュー時代じゃあるまいし。大昔、私が生まれるはるか前、貸本マンガ専門で描いていた水木しげるは極貧生活を強いられたのだ。なんでもいいから量産して人々が買ってくれないと経済がまわらないじゃないか??



また、せっかくだからお気に入りの和風カフェでお抹茶セットでもいただこうと思って行ったところ、お洒落さはそのままなのだが、以前はちゃんとウエイトレスさんのサービスがあったのに、カウンター支払いのセルフサービスになっており、しかも和菓子1個120円程度のものを買いさえすれば、ドリンクバーでお茶でもコーヒーでも飲み放題、というシステムに変わってしまっていてびっくり仰天した。お抹茶セットは抹茶と和菓子がついて500円ぐらいだったのだが、たった120円のモチかなんか買って、飲み放題で数時間も居座られたらどうーすんの!??と「ちゃんともっと金をとれ!」と思ってしまった。こんなやり方で儲からず、結局閉店になってしまったら私が困るのだ。



さて、話は変わって東京でのセミナー話。

越智先生は実物もやはりユニークこの上なかったが、ピンクがトレードマークといいつつ初日のワンピースは黄色で、ちょっとおとなしくて拍子抜け。私がシドニーから来たというと、「シドニーちゃん」と呼んで他の人より目をかけてくれた。なんせ、ほかの人には何も言わないのに、私にだけ、過去世で琉球王国にいた、と教えてくれ、その時の薩摩に対する怒りを解き放て、と言葉をかけていただいた。沖縄は大好きで20代の時はしょっちゅう行っていたし、その過去世では私は男で踊り子だったと聞くと、「男で踊り子・・?でも踊りは今も好きです」と思ってしまい、何より先生が言うから間違いあるまい、と盲信してしまうのだった。とはいえ、ヒーラーの人達から数限りない?過去世の話をされ、ほとんどどれもピンとこないことが多いので、「こんな過去世」と言われても、自分が思い出したわけでなし、まあ、本当であろうがなかろうがどっちでもよいのだ。ヒーラーの人たちが異口同音に「あなたは相当何回も生まれ変わっている」と言っていたので、もうどれだけ過去世がでてきても驚きはしない。しかし今さらだが、もしかして今の人生でカルマを清算するどころか、また積算してしまっていたらどうしよう、あと何回生まれ変わらにゃならんのだ、とちょっと不安になる。ま、それはさておき。



越智先生はセミナーの合間、50人の参加者一人一人に、一日一回、数秒のヒーリングをしてくれて、降りてきたメッセージを伝えてくれるのだが、私に対してのメッセージは「スピリチュアルに目覚めるためにオーストラリアへ行きました。大成功!」というものと、「今まで愛の星でたくさんの愛を学びました。」というものだった。

スピリチュアルに目覚めるきっかけがオーストラリアで、もう達成してしまったんだったら、私はオーストラリアにいる必要はもうないのでしょうか、先生!?

そう聞きたかったが、スタッフから事前に「自分のことを聞くのは厳禁」といわれたため、できなかったのでした。

しかし、今さら、超デフレで満足な仕事につけそうもない日本には、もはや私の居場所はなさそうで、ジェットスターのトラブルに翻弄されながらも、ひっそりオーストラリアへ旅立ったのだった。

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