ふぉー
04/06/12
ジェットスターが安かったもので。
で、ジェットスターの中で見たハリウッド映画「VOW」は事故で直近の5年間の記憶をなくした妻と
忘れられてしまった夫の物語。
で、日本に帰ってから見た竹野内豊と和久井映見のドラマが・・・まんま同じ設定!?
えええええ~どうして~~!!!
VOWの方もミステリ風味で興味深かったのですが、妻が五年前以降変身する動機が今一つでした。
日本のドラマの方は、・・・10回しかないのにもう7回終了していて、ほとんど展開なし!!
スローなドラマでやきもきです。
しかしそれでも、記憶喪失ものってつい見てしまう。妻が「あなたと過ごした記憶が戻らないというより、
あなたのことを好きだったという気持ちの記憶が戻らない」と言ったりするのはとても興味深い。
竹野内豊が旦那なら、顔だけ見てたら、一から恋してもいんじゃない?と思いますが。
でもこの夫婦のとる態度は、現代日本人らしくて面白いです。昔の日本だったら記憶がなかろうが女性の気持ちなんかおかまいなしに「おら、帰るんだよ」と無理やり家に連れて行かれ、
「夫婦なんだから当然」と手籠めにされたかもしれない。
しかし結局離婚って、ちょっと辛抱たらんのちゃうか、旦那、と思ってしまう私ですが。(妻が若くして事故などで要介護状態になると、離婚をつきつける旦那は多く、逆だと妻は献身的に介護する、と聞いたことがあるので)
離婚するという旦那(竹野内)の言い分は「前の彼女に戻ってもらいたいというおれの気持ちが彼女を傷つけた」
って・・・全然傷つけてないです・・・てか、旦那、そこまで言ってないし、何もアクション起こしてないじゃないですか。静かに見守ってるだけで。繊細すぎるその物言いが、ちょっとやりすぎ感あり・・・だって普通、元の彼女に戻ってもらいたいでしょう。当たり前だ、そんなの。
後、記憶をなくす前と後で、嗜好が少し変わってたりする部分も興味深いです。嗜好って自分の本質に迫る部分だと思うだけに。じゃあ本当の自分って何?と思ってしまう。ここのところ、もう少したくさん出てくると、今度は旦那の方が「おれの好きだった彼女と違う」ってなって、面白い展開が見込めそうなんだけどな。
伏線はってないので、いまさらそういうシーンは出てこないと思いますが。
さて、それ以外の日本のテレビは、一言で言いますとついていけませんでした。
日本のテレビは腐ってるとかだめだとか、その言葉身にしみてわかりました。
嘘をついて国民を誘導しようとするのはやめれ!正直にやれ!!と思う。
ストレート負けした男子バレーを「借敗」とかテロップ流すな、潔く「完敗」と、書けっ。
ツイッターの威力を探る、の特集で、実験にちゃんと日本人を出せ、日本人のためのテレビなのに。(アホテレビ局はどれだけお金もらっているのか知らないけど、隣国のアイドル出してきた。)
何書いてあるかさっぱりわかりませんでした。これで、短期間のうちに私はテレビを見限りました。
昔よく、テレビを見るとアホになるとか、暇つぶしにテレビ見るなんてとか大人が言っていましたが、
まさに正論。その当時は今より質が高かったと思いますが、今こそ、テレビは見るべきでないものに成り下がったかもしれません。
しかしこんなにも、視聴者を置き去りにしても平気と思っているとは・・・
日本のテレビはどうなってしまうんでしょうか。
話は戻って、竹野内豊と和久井映見のドラマ「もう一度君に、プロポーズ」は視聴率悪いらしいですしスロー展開でいい人しか出てこず、甘ちゃんな感じですが、私のお気に入りです。脚本は若者なんじゃないでしょうか。(いや、褒めてないですけどね)
ドラマ、高視聴率とか言われているものも、実はたいした視聴率じゃないものが多いようです。
まあこういう時期もあるってことですかねえ。
漫画原作のドラマも、俳優が頑張って演技しすぎてあんまり好きじゃないんですけど・・・
そのうちまた、いいドラマも出てくることでしょう。
頑張れよ、日本のテレビ。
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