オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」

43杯目 日本酒マッチング・ディナー・イベントを終えて

ソムリエK隊員

22/05/13




 43杯目 日本酒マッチング・ディナー・イベントを終えて


 








先月号にも書きましたが、とりいちレストランで開催した9月限定の「新潟酒マッチング・ディナー」が、お蔭様での全5回とも無事終了しましたので、その感想も含めてお話しましょう。


 


今回のイベントではお客様と直接話す時間がかなりとれてよかったですね。去年の東日本大震災チャリティ・ディナー「絆」イベントで知り合った、オージーと日本人のカップルが再びご参加頂き、「あれから日本酒が好きになって毎晩飲んでいる」といった嬉しい話を伺ったりしました。オーストラリア人のお客様グループの飲み方が異常に早くて、熱燗のサービングが間に合わなくなったというエピソードも今は笑い話ですね。


 


色々あったイベントの中でも一番の発見は、低温発酵で造られたお酒が滑らかな味わいになることでしょうか。今回のマッチングには新潟の5つの蔵元の5種類の純米酒を取り上げたのですが、総じて米どころである最上の酒米を使っていること。そして、豪雪地帯のクリアな雪解け水が、河水やスプリング・ウォーターとなって豊富にあることから、ふくよかで、かつスムースなテイストになることが、どのお酒にも共通する特徴でした。それに加えて、厳冬となる新潟では低温でゆっくりと時間をかけて発酵することで、滑らかさもあわせもつお酒となっています。これは今、豪州でもて囃されている、クール・クライメイト(寒冷気候)で造られたワインにも共通する特徴ではないかと、ハタと思いあたりました。


 


今回は生貯蔵酒も2種類あり、すっきりと飲めましたが、私の様な酒呑みにはちょっとボディが足りない感じでした。スムースで滑らかな中にも確かなボディのあった八海山の特別純米酒が私の中では一番の好みかなと。その一升瓶をこの「酒マッチング・ディナー」シリーズの最終日に参加してくれた、私のテニス仲間に御礼として差し入れたのですが、マッチングのお酒をかなり飲んだ後だというのに、あっという間に空いてしまいました。これぞ雑味無くすっきり飲めて味わいもあるお酒の証拠ということでしょう。酒米と清水、そして低温発酵と3拍子そろった八海山の特別純米酒が今月の一本!


 




    User comments
    Comment1    ※10文字以下
    Comment4    ※8文字以下
    Comment2    ※30文字以下
    ・コメントは全角で500文字まで。
    ・書き込みはライターの判断で削除される可能性があります。
    ・詳細はチアーズ利用規約をご覧ください。

    関連記事

    52杯目 生々試飲会!? (やっぱりお米が大事!)

    19/08/2013

    ソムリエK隊員

    52杯目 生々試飲会!? (やっぱりお米が大事!) ...

    ワイン・お酒

    51杯目 新潟酒事情(魚沼編)

    26/06/2013

    ソムリエK隊員

    51杯目 新潟酒事情(魚沼編) 東北から新潟へ、3月でも雪深い南魚沼の酒蔵をふたつご紹介。...

    ワイン・お酒
    Banner3
    Side girl 20200116
    Side 2

    FOLLOW US

    SNSで最新情報をゲット!

    NEWSLETTER

    メールで最新情報をゲット!

    メールを登録する

    COUPON

    オトクなクーポンをゲット!

    全てのクーポンを表示