オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」

45杯目 四国のお酒余談

ソムリエK隊員

27/05/13




 45杯目 四国のお酒余談













仕事柄、日本各地の酒蔵と特産物を調べることが多いのですが、今回は四国4県のお酒のプロモーションのために色々調査しているうち、面白いエピソードを見つけたのでいくつかご紹介しましょう。


 


香川県:香川県人は蛸(タコ)が好き!


今回は観音寺市にある川鶴酒造を選び、そのお酒にマッチする海鮮物などを調べているときにちょっとした資料を見つけました。2008年、全国の1世帯あたりのタコの消費量において、たこ焼きの本場・大阪府や明石焼きで有名な明石市のある兵庫県を抑えて、香川県が堂々の1位だったそうです。確かに軟水を使った柔らかくてふくよかな川鶴のお酒と、タコのコリコリしたリッチなテイストが合いますね。そんな訳で、「香川県人はタコが好き!


 


徳島県:鳴門と鯛(たい)


鳴門市は本家松浦酒造。トレードマーク「鳴門鯛」は、鳴門海峡の渦潮の激しい海流に鍛えられた鯛は、肉質が締まって脂が乗って美味しいことに因んで、命名されたとか。確かに味わい深いワイン(特にシャブリやリースリング)のようなフィニッシュを残す「純米吟醸原酒」は、そのパッケージにも「手造りの“酒の芸術品”。蔵人の執念がこもったお酒」と謳っている通りの素晴らしい逸品です。NY4つ星レストラン・『シャンテレル』やシドニーの『ロックプール・グリル&バー』のソムリエも絶賛してますね。


 


愛媛県:雪と雀


松山市の雪雀酒造は、1931年当時の首相・犬飼毅が命名したようです。彼が愛したお酒を豊作と酒の清らかさを示す「雪」と、竹林の中で「雀」がお酒を造ったという故事にならってつけられたとか。


 


高知県:「げいかいすいこう」って?


江戸時代末期の四賢候のひとり・土佐藩の山内容堂は、自らを「鯨海酔候(げいかいすいこう)」と名乗ったそうです。酒と詩、そして女性をこよなく愛した彼を拝して、高知市の酔鯨酒造は命名されました。


 


ということで、その中から選んだ一番のお酒は、12月のプロモ開始から1週間で在庫の半分が既に売れてしまった、徳島は本家松浦酒造の「鳴門鯛・純米吟醸原酒」に決まり!


なお上記の川鶴と鳴門鯛のお酒は、『鱒屋』と『とりいちレストラン』でしか飲めず、特に鳴門鯛は24本しか入荷していない超レア物ですからこの機会をお見逃しなく…。




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