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51杯目 新潟酒事情(魚沼編)

ソムリエK隊員

26/06/13




51杯目 新潟酒事情(魚沼編)














東北から新潟へ、3月でも雪深い南魚沼の酒蔵をふたつご紹介





上善如水(じょうぜんみずのごとし)「白瀧酒造」





新潟県は上越新幹線駅・越後湯沢駅そばに「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」ブランドで有名な白瀧酒造があります。創業は1855年と古いのですが、瓶の形をスタイリッシュにしたり、淡いブルーやピンクといったパステル・カラーにしたりするモダンなイメージの酒蔵ですね。


高橋社長とも会見したのですが、上善如水ブランドで12ヵ月のお酒を造ったり、泡盛や焼酎で使われる白こうじを日本酒に適用したりと、新しい取り組みに意欲的な酒蔵だなと思いました。その白こうじ純米酒は、マスカット・ワインのような果実味のあるテイストで面白かったです。


周辺には、山間部としては珍しくつなぎに海藻を使っている「へぎそば」の有名店や、越後湯沢駅構内にはほぼ新潟全土のお酒が味見できる「ぽんしゅ館」もあるので、苗場などのスキーの帰りにでも寄られることをお勧めします。


 




雪が鍛える「八海山」




越後湯沢駅からJR上越線で20分ほど北上した五日町駅から車で約15分のところに、八海山の本社蔵があります。3月中旬だというのにまだ2メートル以上の積雪が残るこの地方だからこそ、清廉な湧水と寒冷仕込みが可能になるのだと納得しました。


八海山は、地産のお土産物屋「千年こうじや」や旧家を改装した宿泊施設の他にも、第二酒蔵のそばに「魚沼の里」という地域の資料館や蕎麦屋、酒粕を使ったお菓子屋などが集まった施設群、地ビール醸造所やイタリアン・レストランが入った「泉ヴィレッジ」といったリゾート施設を運営しており、地域産業とも深く繋がっています。これこそ地方を盛り上げていく観光立国を地でいく酒蔵ではないかと。


お酒はどれも新潟の淡麗辛口を代表するものばかりで、お米の柔らかさを伝えるまろやかな味わいは群を抜いていて、特に大吟醸はキレと優しさが同居した味わいが楽しめます。


今月の一本はその「八海山 大吟醸」に決まり!




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