オーストラリア・シドニーを楽しむための生活情報誌「チアーズ」

ジャック・ブラックによろしく

辰井

19/06/08


 皆さん、明けましておめでとうございます。細々と連載を続けているこのコラムもまた新たな年を迎えることができました。今年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。編集部の皆さん、早速締め切りに遅れてすみません。


さて年末年始を怠惰に過ごしていました。テレビを買い替えたので、自宅でDVDやケーブルテレビを鑑賞する日々。そこで一本の面白い映画に出会いました。『ナチョリブレ 覆面の神様』という映画。主演はあの喜劇俳優、ジャッブラックで、脚本は映画『スクールオブロック』でコンビを組んだマイクホワイト。となれば、観ないわけにはいきません。


とある修道院で働く主人公(ナチョ=ジャックブラック)が、そこで暮らす孤児たちの食費を稼ぐために、こっそりと覆面レスラー(ルチャドール)として活躍する姿を、ユーモラス、ハートウォーミングに描いています。同じような設定の映画に、ジャンレノが主演した『グランマスクの男』というものがありましたが、それと比較すると、この『ナチョリブレ』のほうが、格段にコメディーとして上です。とにかく主演のジャックブラックの演技が素晴らしい。頭を空っぽにして観ていれば、抱腹絶倒間違いなし。おバカなノリが嫌いな人は、抵抗を感じるかもしれませんが


主人公は幼少の頃から覆面レスラーに憧れており、自分もヒーローになりたいという願望を叶えようと、あの手この手で奮闘します。しかし当の修道院ではレスリングが忌み嫌われていることで心の葛藤が起こる訳ですが、このバランスが非常に良くて、観る者の共感を誘います。


主人公は物語の後半、憧れていた有名レスラーの実像を知り、その現実にショックを受けるわけですが。これ以上は、実際に観てください。


設定がルチャですから、劇中にもプロレスの試合が随所に出てきます。メタボな体に、ロングタイツ。いかにも覆面を被ってプロレスをするジャックブラックがハマリ過ぎていて最高です。僕はあまりルチャを観なくて、たまにケーブルテレビで海外のルチャの試合を観るくらいですが、この映画を観て、今更ながらにルチャリブレに興味を持ってしまいました。


勧善懲悪の展開、アクロバチックな攻防、そして何よりも観客の笑顔。


強く、激しくだけがプロレスではないこと。みんなが楽しめるという、プロレスの醍醐味。笑顔のあるプロレス。


これもまた、素敵なことです。


そう言えば、この孤児院等々の設定で思い出すのは、はやり「タイガーマスク」でしょう。こちらも近年、「真説 タイガーマスク」として船木誠勝がタイガー役をしていました。その船木は年末の「ダイナマイト!」で、リングに復帰。桜庭とのレジェンド対決には負けてしまいましたが、今後の動向が気になるところです。


そんなこんなで今年もプロレス格闘技界から目が離せない日々が続

きそうです。


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