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オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達


中高生たちのチャレンジ

09/05/2018

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Soccer test

中高生たちのチャレンジ
 

今回も個性的な奴らが集まった! 日本の春休みの期間を利用して、シドニーで語学&サッカー短期留学プログラムに参加した4人の中高生たち。東京、神戸、香川から来た、下は13歳の中学1年生から、上は17歳の高校2年生の彼らが、約2週間オーストラリアで貴重な経験を積み、日本へ帰っていきました。

 

去年までランドセルを背負って小学校に通っていた、田中蒼(たなかそら)君。13歳の息子を、ひとりでシドニーへ短期留学に送るということで、そら君のお母さんもそれは心配にならざるを得ません。

 

そんなお母さんの心配とは裏腹に、日本の13歳とは思えない積極性で、年上の先輩たちと初日から打ち解けたそら君。まだ学校で英語を習い始めたばかりにも関わらず、自分が知っているボキャブラリーを最大限に使い、一緒にサッカーのトレーニングをしたオージーの同年代の子たちと、一生懸命にコミュニケーションを図っていました。

 

今回のこの短期留学の趣旨は、オーストラリアという外国の地で、異文化を体験し、英語に触れるということがメインに間違いありません。しかしそれと同じぐらい、普段、日本では会えないような日本人と知り合い、彼らと交流を深めることによって、色々な価値観を知るということも、僕の中ではプライオリティを高く置いています。

 

オーストラリアでセミプロ選手として活躍する選手と一緒にプレーし、彼らからサッカーのアドバイスをもらうことであったり、オーストラリアでさまざまな職種に従事している日本人に、海外で生活するための手ほどきや英語上達のコツ、そしてさらには人生を賢く生きるための忠告をもらうこと。彼らは今回の滞在で、こういった機会に触れることにより、大きな刺激を受け、人生の視野が広がったに違いありません。

 

写真左から:田中蒼(たなかそら)君、安松檀(さだまつだん)君、佐藤壱茶(さとういっさ)君、星野凜(ほしのりん)君。
 

シドニーでの最終日。空港に向かう途中の車内では、日本に帰りたくない、シドニーにこのまま住み続けたいと悲しそうな表情を見せていたそら君。少なくとも、日本で高校は卒業してから来な!と、現実的なアドバイスをしてあげましたが、それほど、彼にとって今回のシドニーでの滞在は、充実したものだったのでしょう。

 

今回、東京から、同じクラスの安松檀(さだまつだん)君と短期プログラムに参加してくれた、中学3年生の星野凜(ほしのりん)君。学校で行くニュージーランド短期留学か、豪州ソリューションズのオーストラリア留学か迷った挙句、最終的にオーストラリア留学を選択してくれたりん君ですが、日本への帰国日には、手書きの手紙まで渡してくれました。その内容を一部公開します。 

 

宮下さん、藤さん、高尾コーチへ

今回、この2週間でたくさんのものを得ることができました。サッカーでは、日本では体験できない天然芝でサッカーができて楽しかったです。日本では足が伸びてこないところで伸びてきて驚いたけれど、いい経験ができました。オーストラリアのプロの選手とフットサルをやったり、(サッカースクールの)子供とサッカーができたことも思い出になりました。市内観光も一緒に行ってくれて安心しましたし、いい物を見れて良かったです。英語は苦手だったけど、少しは上達できたと思います(笑)。
1週間目はホストファミリーとあまりしゃべれなかったけど、2週目は色々と話すことができてよかったです。本当にありがとうございました。この経験を活かして、日本でもがんばります。ルーズリーフですみません(笑)。
星野凜

 

りん君と同じく、東京の中学に通っている安松檀(さだまつだん)君。お母さんと娘がほぼ毎日喧嘩しているという、なかなか貴重な(?)ホームステイ体験をすることができただん君ですが、サッカーでも、オーストラリア人のフィジカルの強さには、舌を巻いていました。 

 

 

今回、最年長の参加者となった、高校2年生の佐藤壱茶(さとういっさ)君。大人も一緒に勉強している語学学校では、なんといきなりインターミディエイトクラスからスタート。大学を卒業してきた子たちでさえ、エレメンタリーかプレインターミディエイトからのスタートが多い中、現役高校生がインターミディエイトクラスからスタートするというのは、僕の中では前代未聞です。
 

案の定、彼は香川県で一番偏差値の高い高校に通いながら、国立大学入学を目指しているだけでなく、サッカーの実力も、参加したチームメイトが感嘆するほどの実力の持ち主。

そんな、香川県から来た彼は、年下の3人と直ぐに意気投合し、4歳年下のそら君からも、「いっさ!」と親しみを込めて呼び捨てで呼ばれるぐらい、フレンドリーな高校生でした。 

この短期留学での一番の収穫であり、財産となるであろう、友情、そして人との繋がり。大きなモチベーションというお土産を、日本に持って帰っていった彼らの今後の成長を、シドニーの地から見守っていきたいと思います。 

 

そして最後にこの選手のニュースです。36歳という年齢ながら、未だに現役サッカー選手としてのプレーにこだわる西村選手。一時期、サッカー界から芸能界へ転向か?という噂まで流れたきっかけとなった上の写真。出川哲朗さんも、西村選手のオーラ(?)にはタジタジだったとか。

そんな彼ですが、芸能界への転向を全面否定し、複数のセミプロチームへの練習参加を行っていましたが、2018シーズンのチームが遂に決まりました。西村選手の新チームの情報については、次号のコラムでお伝えします。
 

 

宮下忠士
サッカーマネージメント『豪州ソリューションズ』代表。2015アジアカップコミュニティーアンバサダー。2014から2017年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)での、Western Sydney Wanderers、川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島、鹿島アントラーズ、浦和レッズの通訳を担当。
ブログ『豪州フットボーラーズ』http://goshufootballers.com

 

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