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震災から5年、マンリーで東日本大震災復興支援イベント開催

03/04/2016

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震災から5年、マンリーで


東日本大震災


復興支援イベント開催

 

 

3月11日(金)と12日(土)の2日間に渡り、マンリーのセイント・マシュー教会にて、東日本大震災復興支援イベントが開催された。同イベントの初日には「東日本大震災追悼式典」が、2日目には「東日本大震災復興支援コンサート」が行われたほか、「東日本大震災復興支援チャリティーイベント&マーケット」がザ・コーソーの遊歩道で開催された。JCSレインボー・プロジェクトが主催する同イベントは今年で5回目を迎え、日本とオーストラリアの絆を結ぶ恒例一大行事となっている。

 

文・田中珠実/写真・大庭祐介

 

 

初日の式典は、高岡正人日本領事館総領事から、震災直後のオーストラリアの迅速な支援活動と、同チャリティーイベント開催を実現したJCSレインボー・プロジェクトのスタッフ、集まった人々へ感謝の言葉から始まった。続いて、式典のために来豪した世界的ヴァイオリニストである石川綾子さんのヴァイオリン演奏が始まり、自身が作曲を手掛けた復興支援曲『希望』を披露した。日本時間の14時46分には、東北被災地とライブ映像で繋ぎながら、浄土真宗本願寺の渡辺重信住職のもと、訪れた300人以上の人々が1分間の黙祷を捧げた。

 

黙祷後の授賞式では、震災時に被災地にいち早く駆けつけ、救助活動にあたってくれたチーム、「フィアー・アンド・レスキュー・オーストラリア」の隊員への感謝状が、東北大学の学生志田彩佳さんから送られた。授賞式後に行われたフィアー・アンド・レスキュー・オーストラリアの隊長キム・リーソンさんのスピーチでは、当時の救助活動の様子や、被災地の悲惨な様相を語った。途中で涙ぐみ、言葉に詰まるシーンも見られた。また、志田さんはスピーチで震災当時の絶望を語り、絶望にうちひしがれる中で世界中から助けが集まったことへ対する感謝の気持ち、そして今少しずつ復興が進んでいる一方で、震災に対する危機感を持ってほしいという願いを会場にいる観客へ届けた。

 

震災直後、世界の代表として一番初めに被災地に駆けつけたジュリア・ギラード元豪連邦首相は、ビデオレターでメッセージを届けた。ギラード元首相は冒頭で同式典に参加できなかった経緯を述べ、震災に対してオーストラリアが行った支援活動、元首相自身が南三陸に訪れたときの想像を絶するような光景から、5年経過した現在、未来に向けて力強く復興し続けている被災地を称えた一方で、被災者や犠牲になった人々の追悼はこれからも続けていきたいという思いを語った。

 

東北大学4名のスピーチでは、震災直後である5年前の東北から現在に至るまでの様子をプロジェクターに写真を映しながら語り、この5年の歳月を経て、東北が少しずつ復興に向かっていることを伝えた。

 

ユニオン和太鼓による和太鼓演奏が始まると、迫力あふれる太鼓の音色が教会中に鳴り響き、その活気あふれるパフォーマンスに誰もが笑顔になるなか、初日の式典は幕を閉じた。

 

12日に行われた「東日本大震災復興支援コンサート」は、和太鼓チームりんどうのダイナミックなパフォーマンスとともに幕を開けた。前日に引き続き、矢野れんさんによる書道パフォーマンス、平林純子さんの日本舞踊の繊細で流れるような舞、佐野茂樹さんによる雅楽演奏の吸い込まれるような音色など、日本の伝統文化を披露した。

 

和太鼓チームりんどうと書家矢野れんさんとのコラボレーションでは、和太鼓のパワフルな音に合わせ、れんさんが会場を縦断するほどの半紙に「世界が平和で満たされ、誰もが幸福で安心して暮らせるように祈ります」と平和へのメッセージを綴った。

 

昨日に続いて2度目の登場となった石川綾子さんによるヴァイオリンのスペシャルコンサートでは、計6曲を披露。『千本桜』、『カントリーロード』、『ネバーエンディングストーリー』など、初日とは打って変わってクラシックの枠にとらわれない選曲と、情熱的なパフォーマンスに、会場からは歓声があがった。

 

屋外会場で行われていたSMASH!主催のコスプレコンテストの決勝が始まると、日本のアニメやゲームから思い思いのコスプレをしたコスプレイヤーが壇上へと登場し、完成度の高いコスプレとパフォーマンスで会場を沸かせていた。コスプレコンテストの結果は、『ラブライブ!』の「矢澤にこ」のコスプレを披露したしずくさんが優勝した。

 

コスプレコンテストで会場がヒートアップしたところで、いよいよ『ポケットモンスター』のサトシ役でお馴染の声優、松本梨香さんの登場となった。客席はほぼ満席となり、子供たちはもちろん、ポケモンファンの大人に至るまで、松本さんの登場を待ちきれない様子だった。

 

「サトシ―!」という掛け声を合図に、『仮面ライダー龍騎』の主題歌『Alive A Life』とともに松本さんが登場すると力強くワイルドなパフォーマンスと歌声で会場を沸かせた。続く『ポケットモンスターBW』の主題歌である『ベストウィッシュ!』は、松本さんの大好きな言葉がたくさん詰まった歌であり、「この歌で『大丈夫だよ』と、みんなの背中を一歩押すことができればいい」と語った。最後に披露した曲はもはや知らない人はいないであろう『ポケットモンスター』の主題歌『目指せ!ポケモンマスター』。舞台から降り、会場を歩き回りながら観客とともに熱唱した。パフォーマンス後のトークショーでは、20周年を迎えるアニメ『ポケットモンスター』シリーズやご自身の演じるサトシについての思い、辛かった体験から仲間や人と人との繋がりの大切さなどを語った。また、「ポケモン、ゲットだぜ!」と、お馴染みのセリフを披露して会場を沸かせた。

 

最後の演目は石川綾子さんがオリジナルソングの『希望』をなんとアカペラで披露した。被災地への気持ちを音に込めた力強い演奏は、マイクすら必要としなかった。

 

閉会の言葉をJCSレインボープロジェクト代表、平野由紀子さんが述べるとスタッフ全員が登壇した。平野さんは涙ぐみながら、震災に対する思いと会場に訪れた人々への感謝の気持ち、そして長きに渡り同イベントを成功させるために、ともに頑張ってきたスタッフや関係者の方たちへ感謝を述べ、2日間にわたる復興支援イベントは無事幕を閉じた。イベントの収益は経費を除いてJCSレインボープロジェクトに全額寄付され、東日本大震災により被災した児童の支援保養プログラムに使用される予定だ。

 

 

 

「希望」が届きますように


石川綾子さんの音色に秘めた強い思い

 

 

2日間にわたる東日本大震災復興支援イベントで、全豪ナンバーワンのヴァイオリニストであり、現在世界的に活躍する石川綾子さんが3回の演奏を披露した。初日のオープニングコンサートでは、石川さん自身が被災地支援のために自身で作曲した「希望」を演奏した。美しい音色の中にも秘めた力強さを感じさせる演奏であり、また「震災当時の気持ちを忘れることなく、自分にできることを生涯続けていきたい」とコメントしていたのが非常に印象的だった。

2日目には、同イベントの中盤で『カントリーロード』『君を乗せて』『千本桜』『ネバー・エンディング・ストーリー』など、クラシックだけでなく、日本のアニメーションやボーカロイドという、枠に囚われることのない自由な曲目と力強く熱のこもったパフォーマンスで会場を沸かせた。

同イベントの最後に再び登場したさい、音楽機材のトラブルが発生し、披露する予定だった曲目を変更する事態が起こった。急遽、自身でも初の試みとなる『希望』をアカペラで演奏した。伴奏も楽譜もマイクも何もない状況での演奏となったが、アカペラというヴァイオリンの音しかないからこそ、より音色が会場中に響き渡り、観客を魅了した。会場からの惜しみない拍手はいつまでも鳴りやむことなく石川さんに送られ続けた。

 

2日間のパフォーマンスを終えられて、今のお気持ちをお聞かせください。

2日目は、とにかく音楽で元気を伝えたい、元気になってほしいという一心で最後の一曲まで演奏させていただきました。遠いオーストラリアから日本東北に少しでもパワーが伝わるといいなと思っています。

 

最後の演奏では何か音響トラブルが発生しました?

本当は今日は元気が出るような超絶技巧の曲とか、激しい曲とか色々ご用意させていただいていたんですが、最後の機材のトラブルによって何も音が入らないことになってしまったんですね。でも、やっぱり最後なので、私が一番伝えたい思いを伝えられたらいいなって思いまして、急遽ですが『希望』という曲を演奏させていただきました。楽譜も伴奏もマイクも何もない状態でこの曲を弾くのは初めてだったのですが、何も飾りない率直で素直な自分の「希望」をこの曲に託して届けられたらいいなと思って弾きました。

 

今回のチャリティーイベントをどのように感じられましたか?

日本から遠く離れたオーストラリアの地で、こんなにも日本のことを思ってくださってる方がいることを改めて実感できて、本当に今回チャリティーイベントに参加できてよかったなって私自身もすごく思ってます。それからオーストラリアと日本の絆を改めて見ることができた感じがします。本当に感謝しています。

 

まだまだ日本は震災に対しての課題が山積みですが、今後震災への向き合い方を教えてください。

もちろんこれからも被災地にて、チャリティーコンサートを続けていきたいということは思っているんですが、被災地に行ったときにすごく印象深かったことがあるんですね。みなさん、「忘れないでいてほしい」って仰るんですよ。ですので、私などができることって本当に微力なこととは思うんですが、その言葉をずっとずっと胸に抱いて、5年、10年、20年、30年と、私の生涯をかけて、自分ができることを続けていきたいなと思っています。

 

 

 

左から
今年も田中誠さんのフォークソングの美しい歌声が会場を包んだ。さまざまなチャリティイベントに出演しながら、遠く離れたオーストラリアから日本を支える。

DanceKool Studioのダンサーたちによるパフォーマンスでは、「リアルスタイル」をスローガンとするダンスを披露。

フルムーンバンドのコンサート。飯島浩樹さんが何ヵ国もの言語で「ありがとう」を歌っていた姿が印象的だった。

CFMEUの事務局長である、アンドリュー・ビッカーズさんは、震災を忍ぶとともに、この式典の運営者へ感謝の意を表した。

 

 

 

歌の力で勇気を与える


松本梨香さんがオーストラリアで熱唱

 

復興支援イベント2日目、アニメ『ポケットモンスター』シリーズの主人公サトシ役でおなじみの声優で歌手の松本梨香さんが登場すると子供たちはもちろん、ポケモンファンの大人に至るまで大声援を送った。とてもイベント当日の朝、オーストラリアに到着したばかりとは思えないエネルギッシュなパフォーマンスで会場を大いに沸かせた。

 

本日のイベントはいかがでした?

以前にもイベントでオーストラリアに来たことがあるので、初めての土地ではないことと、昔からよく知っている人たちがこちらにいるため、安心して歌うことができました。それからイベントの会場が教会と聞いていたので、それも楽しいなって思いました。教会で歌ったことなかったので。

 

今回イベントに参加すると決めた理由は?

このチャリティーイベントのお話をもらったとき、不思議とたまたまこの日だけ予定が空いていたこと、オーストラリアにはすでになじみがあったため、このお話をいただいたときも迷うことなく即答で「行きます!」とお返事させてもらいました。

 

被災地のためにこのようなチャリティーイベントが海外で行われていることをどう思われますか?

イベントのお話をいただいて、初めてオーストラリアから被災地の子供たちに笑顔を繋いでいるという活動を聞いたときは、素直に嬉しく思いました。みんな住むところは違っても心は寄り添ってるんだなって。そのイベントに声をかけてもらえたことはすごく光栄ですし、それも人との繋がりを感じました。自分のことをよく知ってもらってないと声は掛けてもらえないと思いますし。そんなことも含めて本当に嬉しいです。

 

松本さんにとってアニソンの魅力とは?

アニソンって、小さいお子さんから年配の方まで、子供に戻れて笑顔になれるじゃないですか。子供のとき、難しいこと何も考えてなかったあの頃に戻れるってすごく素敵なことだと思うし、心を開放できると思うんですね。それがアニソンの魅力だと思います。それから直球なところもアニソンの魅力だと思いますね。アニソンの中には、勇気、元気、愛が一杯詰まってて、「頑張れ!」って言ってくれる。だから直接「頑張れ」とは言わなくても歌の詩を聴くと勇気をもらえたりすると思います。だから私はアニソンを借りて自分の魂を伝えていきたいなって思うんです。言葉で伝えようとすると格好つけた感じになってしまって、なかなか伝わらないけど、音楽に乗せて伝えるとまっすぐに自分の気持ちを伝えることができるから。だからこれからもずっと歌っていきたいなって思います。

 

今後の震災への向き合い方を教えてください。

「忘れないこと」が大切だと思います。私は多額のお金を寄付するとかはできないけど、もしこの身ひとつでできることがあるんだったら、どんどんやっていきたいと思うし、今まで子供たちに支えられてきたから今の私があるわけで。だから子供たちのために何かできることがあるんだったらなんでもしたいです。あとは、「寄り添う」っていうことがすごく大事なんじゃないかなって思いますね。私が辛いときは、友達や仲間に支えられて、人との繋がりから勇気がもらえて。でもそこには特別に何かがあるってわけではないんですよね。お金とか、そういった見返りは別にないんです。私が辛かったとき踏ん張ることができたのは、ただそこに友達がいて支えてもらったからなんです。だから、人と人との繋がりを大事にしていきたいと思ってます。人と人とがお互いに寄り添いあって、手と手を繋ぎ、繋がっていく。そのことを常に大切にしていきたいです。

 

 

福島の現状を世界に。福島大学の学生


木村元哉さん、高橋恵子さんが故郷を想いスピーチ

 

東日本大震災による被害は津波だけではない。地震の直後に爆発した福島第一原発により、福島県は甚大な被害を受けることとなった。原発事故の凄惨さ、また福島県の今の状況を世界に正しく知ってもらうため、福島大学の学生2人が特別ゲストとして登壇し、それぞれの思いを語った。

 

初日の追悼式典には、福島大学の学生である木村元哉さんが登壇し、流暢な英語でスピーチを披露した。木村さんは福島県広野町の出身で、中学3年生のとき、東日本大震災と直後に起こった福島第一原発事故により被災した。スピーチでは、震災直後のこと、その後の避難生活、その当時感じていた思いを語った。オーストラリア政府を始め、日本へ救助の手を差し伸べてくれたすべてのオーストラリアの人々に、英語で感謝の気持ちを述べた姿は印象的だった。スピーチの後半、原発事故による福島の被害や、厳しい実状を語ると同時に、少しずつ避難警戒区域が減ってきていること、オーストラリアは素晴らしいところだが、福島も同じくらい素晴らしく、自然豊かな場所であることを述べた。

 

2日目の復興支援コンサートでは、同じく福島大学の大学院に通う、髙橋恵子さんによるスピーチが行われた。真っ赤なドレスに身を包んだ髙橋さんは、ビニール袋を持って登壇。袋を膨らました直後にそれを割り、「これは新鮮なシドニーの空気ですが、私たちはこれを感じるとはできません。これが放射能だとしてもです」と、目に見ることのできない放射能の恐怖を述べた。大熊町で生まれ育った高橋さんは、原発が爆発したと知ったときは「もう故郷に戻ることはできない」と思ったのと同時に、「これは映画なんじゃないか」と、現実を受け入れることができなかった当時の心境を語った。また、福島大学に入学した当初は、周りの人からの放射能に対するひどい風評被害を受け、ショックを受けたことを明かした。高橋さんはその経験から、「世界規模の放射能に関しての教育が必要であること」、「政府は放射能に対する無料の医療ケアを提供するべきであること」を述べ、正しい知識を持つことの重要性を語った。スピーチの最後には「私たちの経験が教訓となり、二度と原発事故が起こらないことを祈っています」と、原発と放射能事故への自身の思いを会場に来ていた人たちに伝えた。

 

高橋さんは、今回のこのオーストラリアでのチャリティーイベントの他にも、アメリカで今回のような原発に関するスピーチを披露しており、世界に福島第一原発事故の現状を伝える努力をしている。風評被害について尋ねてみると「まあ、たとえ知識があっても、最後に決めるのは結局自分自身ですからね」と少し悲しげな表情で答えていたのが非常に印象的だった。

 

原発は本当になければならないものなのか。そうだとしたら、どうすれば二度とこのような事故が起こらないで済むのか。この教訓を活かし、次に繋げていくことが、我々の使命であるだろう。

 

 

 

①シドニー桜合唱団は村松貞治さん指揮のもと、『君が代』、『花は咲く』、『ふるさと』、『名もない絆』、『上を向いて歩こう』の5曲を披露した。

②レインボープロジェクトの副代表を務める松田隼さんは、プロジェクターで震災当時のムービーを流しながら『Be the light』を熱唱した。

③WayneXさんによるヨーヨーパフォーマンス。次々とテクニカルな技を決め会場から拍手を誘った。

④国会上院議員のスコット・ロドラムさんは、被災地に赴いたときのことを「世界の終わりのようだった」と表現。スピーチの最後には「頑張って日本! 頑張って東北!」と日本語でエールを送った。

⑤昨年10月に、ラスベガスの国際大会でオーストラリア勢としては初となる世界トップ10入りを果たした合唱団「Endeavour Harmony Chorus」は、27人の美しいハーモニーを披露してくれた。

⑥平林純子さんによる日本舞踊。「藤間流」のあでやかな舞を披露した。

 

⑦300年続く福島の伝統工芸「大堀相馬焼」の4代目窯元、松永武士さんによる大堀相馬焼のプレゼンテーション。大堀相馬焼の歴史や特徴、災害による甚大な被害から、現在、再興に向けての取り組みを伝えた。

⑧全日本国内音楽コンクール邦楽部門を優勝したブロンウィン・カークパトリックさんによる尺八と、小田村さつきさんによる琴とのコラボレーション。

⑨マンリーのコーソー遊歩道では「東日本大震災復興支援チャリティーイベント&マーケット」を開催。MOSAIC Dance Groupによる盆踊りや、チアリーディングチームによるパフォーマンスなどが行われた。また、日本伝統の遊び体験コーナーなどの無料の催しや福島伝統工芸である大堀相馬焼の展示販売など、マーケットコーナーも賑わった。

⑩極真会館豪州支部の師範としてボンダイ・ジャンクションとクロウズ・ネストで空手の指導している吉田謙一師範とその門下生による演武では、型、組手、板割りなどを披露した。「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする」。「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す」。「押忍」の精神には、尊敬、感謝、忍耐。

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