14/02/2019
オーストラリアの人気DJ陣に聞いた クラブヒットチューン!
今月ご紹介させて頂きたいのは、音楽により、革命的な成功を収めることとなった、ラッパー兼プロデューサーでもある、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の「All The Stars」。マーベル・スタジオの映画『ブラックパンサー』で、音楽プロデュースを任されたラマーが、リード曲に選んだのが、SZAとコラボレーションをした、この「All The Stars」。同映画サウンドトラックから、先行シングルとしてリリースされ、今もなお、根強くヒット中!メロディアスなラップに、SZAの高く透き通るような声がマッチング。「愛」とは、「平和」とは、「人々の生きる意味」とは、壮大な世界観を感じさせられる曲となっている。さらに、このアルバムは2018年12月に発表された、第61回グラミー賞にて、最多となる8ノミネートを獲得することとなった。おめでとう! ラマー! 同年4月にも、歴史的に名誉あるピューリッツァー賞・音楽部門を受賞したラマー。クラシックやジャズ以外の、しかもヒップホップというジャンルがこの賞を受賞するのは、史上初で、ラマーが普段から掲げている、「人種差別問題」や、「貧困問題」、「世界平和」へ向けたメッセージが、多くの人々へ届いた結果と言えるだろう。ちなみに、The Weekendとコラボした、「Pray For Me」は、個人的に大好物な作品で、クールなトラックには、いつもテンションを上げてもらえるのだ!こちらもぜひ!
Ginger / ライター・DJ
オーストラリア在住。犬と漫画と過ごす日々。現在、ローカルのクラブにてDJ修行中。お仕事の依頼はチアーズ(info@cheers.com.au)までお願いします♪
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