19/09/2013
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貴重なキッズ野球レッスンを開催!
プロ野球もオフシーズン、東京ヤクルトスワローズ1軍から亜細亜大OBメンバーである松井投手、川本捕手が1月11日~1月23日の約2週間、自主トレーニングのために来豪した。他の野球選手たちとかぶらないシドニーを自主トレの場として選んでから6年。取材当日の1月19日も、これまでと変わらず、額に汗を光らせながら自主トレに励むふたりの姿があった。今回は取材のあとに、シドニーのキッズたちに野球を教えるという特別企画も急遽実現。プロ野球選手と子供たちの眩しい笑顔をご紹介する。
「遊ばないで、まじめにトレーニングをするふたりに毎年感動する」とは松井選手と川本選手の自主トレを6年間ささえてきた、シドニー在中の加藤氏。取材前日のシドニーは、観測史上最高気温の46度を記録しているが、この日もふたりは変わらずトレーニングを実施したという。「休憩は普段より多くとりましたが、やっている内容は変わりませんでした。でも汗はとまりませんでしたね(松井)」「なにもしなくても(汗が)出ていました(川本)」。「初めてふたりから『しんどいな』という言葉を聞いたかもしれません」という加藤氏は、両選手のひたむきな姿勢に脱帽だったという。
「こんな広いグラウンドを独り占めできるし、誰のペースにも合わせず、自分自身のトレーニングに集中できる(松井)」と、シドニーがとても気に入っているふたり。それぞれのポジションが違うため、自主トレのテーマは違う。
「僕はスピードとキレを出すことを重点にやっています(川本)」「年も年なので、ケガをしないための体を作ることでしょうか(松井)」。しかし、お互いの存在があって自主トレは実現するもの。普段からも仲の良いふたりは、トレーニングの前にゴルフに行くこともあり、今回はすでに2度もシドニーのゴルフコースでプレイ。「暖かいだけあって、ボールが飛ぶ距離も違うんですよ(川本)」。
これまで吉川昌宏投手もともに来豪していたが、2011年に現役引退。現在は地元高知でベースボール&スポーツアカデミーを設立し、松井選手も川本選手も時折教えに行くこともあるという。普段は小学校の高学年を教えることが多いが、今回集まったのは3歳から11歳の比較的幼い年齢。「(幼いので)教えるというか、遊ぶ感じになりそうですが、野球がおもしろい、楽しいと感じとってくれたらいいですね」。
最後に、次のシーズンに向けての抱負を語ってもらった「やっぱり日本一になりたいです、それに貢献できるように頑張ります(松本)」「チームの力になりたい。そして、そろそろレギュラーに出たいという気持ちが強いです(川本)」。3月29日から開幕するセ・パ公式戦での活躍に、遠くシドニーからも応援したい。
1982年4月28日、30歳。178cm、85kg。右投・右打。制球ミスを恐れず、積極的に内角を攻めてストライクを取りに行くのが特徴的な捕手。
1978年8月24日生まれ、34歳。170cm、79kg。右投・右打。時速147kmの速球をはじめ、鋭いフォークボール、あらゆる変化球を武器にする投手。
プロの選手ふたりにツーオンワンで指導してもらった豊田凛太くん、「本当に楽しかった」と目を輝かせていた。
幼くても野球の楽しさは伝わる。大庭琉聖くん(2歳6ヵ月)は吸い込まれるように川本選手とキャッチボールを楽しんだ。
体の重心の取り方や、ボールの軌道を念入りにアドバイス。
野球は未経験のアンドリュー・テンプルトンくん(5歳8ヵ月)。しかしテニスを習っているだけあり、初めからばんばん打つ。
松井投手、川本捕手、ありがとうございました! |
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