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Cheers インタビュー


Bloom Cosmetics 創設者

Natalie Bloom

大切なのは自分のやっていることにパッションを持つこと

16/12/2009

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大切なのは自分のやっていることにパッション、情熱を持つこと

女性であったら一度は目に止めたはず。ピンクと花がモチーフのオーストラリアン・コスメブランド 「Bloom Cosmetics(ブルーム・コスメティック)」。今回のインタビューはブルームの創設者である Natalie Bloom(ナタリー・ブルーム)さんにブランドストーリーを語っていただいた。

1993年メルボルン。小さなアートデザイン会社に勤務していたナタリーさんは刺激の少ないデザインスタジオに苛立ちを感じていた。当時担当していたカードやステーショナリーのデザインだけでは物足りない、もっと何か違うもの、刺激があるデザインをしたい。頭の中で爆発するように生まれ始めた数々のアイディア、そして独立したいという強い気持ち・・・。ナタリー・ブルーム、22歳。コスメブランド、「Bloom Cosmetics」がこの世に生まれた瞬間であった。
刺激を求めるナタリーさんの創作意欲は、夫であるブライアンさんとの出会いによって救われた。アントレプレナーであったブライアンさんはビジネスを立ち上げることを強く勧め、幼い頃からリップバームが大好きであった彼女は、括弧‘ナチュラルな素材でくちびるにやさしく、自然な香りがするものを作りたい’という思いを込めてBloom Pty.Ltd.を立ち上げた。  22歳と、まだ歩みはじめたばかりの人生。ブランド、そしてビジネスを立ち上げるのは容易なものではなかった。 「何に関しても時間が消耗され、毎日力尽きていました。朝早くから夜遅くまで、デザインはもとより、セールス、プロダクション、経理・・・。はじめは自宅で開業していたので、母や妹なども多いに貢献してくれました。BloomPty.Ltd.は家族があって、周りの方のサポートがあって実現したものです」

最も辛かったこと、苦労されたことは?

ビジネスを起こし、慌しい毎日をおくる中、ある時ふっと気づいたのです。独立のきっかけとなった、‘刺激あるデザインがしたい’という気持ちが満たされていなかったことが・・・。時間は‘ビジネス’を中心に回り、クリエイティブなことに費やされるのはほんのわずか。デザイン会社を辞めたときと同じような苛立ちが自分のなかにありました。

ビジネスが軌道に乗るには相当の時間と苦労が費やされたが、ナタリーさんは90年代世界中で巻き起こったコスメブランド嵐の先端を確実に歩んでいた。そして、それまで外国ブランドがダントツに支配していたオーストラリアのコスメティク業界にも新たな歴史を刻みこむこととなった。

ブランドを立ち上げて、最も印象深かった出来事は?

アメリカ屈指の高級デパートSaks Fifth Avenueから初めてのオーダーが入ったことです。それまではオーストラリアを中心に大手デパートDavid JonesやMyerを主に動いてきました。世界へ一歩踏み込んだ瞬間でした。

そして昨年3月には日本初の直営店を東京・表参道にオープン。ブルームの化粧品販売に加え、店内にはカフェを併設。ハーブティーやシャンパンなど、メルボルンの“カフェタイム”が楽しめ、ナタリーさんのコンセプト‘すべての女性が癒される空間’を提供。また店内は“Bloom(花)”をコンセプトに月替わりでアーティストの作品も展示されている。

日本へ進出した理由は?

私自身、昔から日本には多いに興味をもっていて、デザインをするのにあたって日本のハローキティや可愛いパッケージなどに強く影響を受けてきました。洗練された日本のスタイルは“オシャレ”と“キュート”が絶妙にミックスされたすばらしいものだと思います。

ナタリーさんは他にどのようなものからデザイン・インスピレーションを得ていますか?

Everywhere! デザイナーは食事をしているときでも、寝ているときでも常にデザインを考えています。私は“あっ!”と思うものなら何でもコレクトして、オフィスのピンボードに貼り付けています。チョコレートのラッピングから、絵はがき、リボン、布、おりがみ、雑誌の切り抜き、ソープまで、なんでもキープしています。無限大のものが私のデザインに影響を与えていると思います。

ところでブルームのコンセプトは?

ブルームはスタイリッシュで遊び心がある、まるでパーソナリティとソウルがあるブランドです。ナチュラルな素材だけを使用し、芳香には100%エッセンシャルオイルだけを使うこだわりもあります。ビューティープロダクトを使用することは、香りなど、あらゆる感覚を楽しむことであるべきだと思っています。ココロとカラダのためのコスメブランド、それがブルームです。

ブルームは現在3つの柱、カラーコスメティック、スキンケア、ボディ&ソウルによって、ビューティーブランド'として成り立っている。商品の種類は250を超えるが、中でも絶大な人気を誇るのが唇に潤いを与えるリップ・プランプ。日本では同商品に加え、アイライナー&アイシャドウの両役をつとめられるシャドウライナーも大人気。 開業して約15年。ブルームは世界で認知度の高いブランドにまで成長した。今ではカイリー・ミノーグやナオミ・キャンベル、ブリトニー・スピアーズ、リヴ・タイラーなどをはじめとする大スターが愛用するようにもなり、注目度もますます高まっている。

新たなプロダクトや、ビジネス展開など、今後のプランをお教えください。

今年8月にはスキンケアレンジのパッケージをリニューアルし、よりいいものをお客様にお届けすることを予定しています。ブルームの店舗や仕入れ業者を世界各地に広げることもひとつの目標です。つい最近では南アフリカに、来月はマレーシアに店舗を開きます。日本でも現在表参道のショップに加え、約60の仕入れ業者もいますが、この数も徐々に上げていきたいところです。そしてブルームは毎月新商品を出すことも心がけています。

刺激が足りない、独立したい・・・。そんな思いを行動にし、世界の先端を走るコスメブランドを立ち上げたナタリー・ブルームさん。「大切なのは自分のやっていることにパッション、情熱を持つこと、パッションが無ければ、業界で生き延びることはでません」。 「パッション」、そして「行動することの大切さ」。これは今何かを始めたい、成し遂げたいと思っている方たちにナタリーさんが向けた言葉。“Bloom”に秘められたもうひとつの意味、「開花」。みなさんの夢や希望が叶うきっかけに・・・そう感じとれた。

公式日本語WEB

http://www.bloomcosmetics.jp

CHEERS 2007年3月号掲載

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