23/09/2013
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試合開始直後からロアーを積極的に押すWSW。MFヘルシやMF小野にチャンスが訪れるが、得点に繋がらない歯がゆいシーンが続く。スコアレスのまま試合は85分までもつれ込み、誰もがドローを予測しはじめた87分、FWクレシンガーが、ロアーDFジャーマンに倒されPKを獲得。これを小野がゴール右へと流し込み、決勝点となる。念願の初得点について「みんな激しく戦っている中で、得点がとれてとてもうれしかったです」と試合後の会見で振り返る小野は、これまでの9試合、得点を挙げられなかったことに多少のプレッシャーを感じていたというが、「それでも試合に立たせてもらっている中で、とにかくどうにかしてチームの役に立ちたいという気持ちを考えていったので、それが得点に繋がった」と笑顔で語った。小野についてポポビッチ監督は、「フィットネスがピークに達した。積極的にゴール前まで行くようになり、頻繁に得点を狙うようになった。これを自信に次回にも繋げてほしい」と高く評価した。 |
ウエスタンシドニー・ワンダラーズで2年間活躍し、レジェンドの名を残して、オーストラリアを去った小野伸二選手が、次のステージに選んだ札幌の地に足を踏み入れた。
14日のサンフレッチェ戦を見事勝利で飾り、オーストラリアでは初の快挙となるACL準々決勝へと駒を進めたWSW。最高のプレゼントをチームに残して日本帰国をすることとなった小野は、6月半ばから新天地コンサドーレ札幌に合流する。小野のラストゲームを御覧ください。
AFCチャンピオンズリーグと平行して過酷なスケジュールをこなしてきたリーグ戦終盤ではあったが、蓋を開けてみれば2位通過でファイナルシリーズに駒を進めることができたWSW。しかしファイナルシリーズを迎える前に4月15日のAFCアウェイ戦、22日のAFCホーム戦の試合が残っているため余談を許さない状況が続く。そしてAFCホーム戦の3日後から、いよいよファイナルシリーズへと突入。小野のプレーをオーストラリアで見ることができるのも、残すところAFCを含めてあと3試合のみとなった。小野が移籍した昨シーズンは、リーグ
AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)が開幕し、未経験の過密スケジュールで乱調気味と言わざるを得なかったWSW。3試合連続での黒星から迎えた、3月12日のACL、貴州人和(中国)とのアウェイ戦を何とか勝利で収めることができ、復活の兆しを見せつつある。今後、小野のプレーを見ることができるのは、3月14日時点でリーグでは24節を含め、残り4試合のみ。このまま2位をキープしてファイナルシリーズに突入することに期待したい。
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