20/09/2013
リーグ開幕まで2ヵ月を切り、準備を着々と進めるウェスタンシドニー・ワンダラーズFC(以下WSW)。プレシーズンマッチの日程も公開され、8月7日にはファンが待ち望んだ約4ヵ月ぶりの試合が行われた。8月12日現在、すでにAリーグトップを誇る1万4600人がメンバー登録。昨シーズン以上に注目が高まるWSWから目が離せない。
8月7日、WSWのメンバー数が1万4600を越え、これまでAリーグでトップのファン数を誇ったメルボルン・ビクトリー(同時点で1万4327人)を上回った。先ごろWSWのホーム、パラマタスタジアムのアップグレードが発表されたが、現時点のスタジアムキャパシティは約2万席。今シーズンは、一般チケットの入手が困難になりそうだ。試合を見逃さないためにも。メンバー登録されるか、またはかなりの余裕を持ってチケットを抑えておくことをお勧めする。
ブレンダン・サンタラブ選手
8月2日、WSWは、ストライカーのブレンダン・サンタラブ選手と契約を交わした。ウェスタンシドニーの出身で、初クラブはNSLのパラマタ・パワーズ。2003/04のシーズン後はベルギー、ハンガリー、とヨーロッパでの経験を積み、2007年にはWSWのポポビッチ監督が当時所属していたシドニーFCと契約。その後は中国のスーパーリーグ、成都五牛(Chengdu Blades)でプレイ。12試合に出場し、9得点という好成績を上げ、2012年には重慶力帆(Chongqing Lifan)に移籍。35試合に出場し、15得点をあげている。30歳のベテランに期待が高まる。
8月7日にキャンベルタウンスポーツスタジアムにて、WSW vs Macarthur Ramsの親善試合が行われた。7月1日から次回リーグへ向けてトレーニングを開始したWSWの選手たち、立ち上がりからスピード感溢れる展開を見せ、すでに試合ができる体作りをしてきたのが印象的だった。普段試合では見ることのできないベンチおよびユースの選手も多数出場し、層の厚さもアピール。中でもマーティン選手(#11)は15歳でという若さで大人に臆することなく技術を披露していたのが印象的だった。試合は前半13分に、シャノン・コール選手(#2)がフリーキックを左隅へ沈め先制点を挙げ、途中出場したマーク・ブリッジ選手(#19)が後半23分、ディフェンダーをふたり背負いつつ、間を縫って左隅へゴールを奪い、結果2対0でWSWが勝利した。
Bonnyrigg White Eaglesからの助人、田中政勝選手と今回特集でスポットを当てた木村恭平選手が、マーティン選手を徹底マークする。
WSW VS ウェリングトン・フィニックス
日時:8月21日(水)7:15pm
会場:Lily Homes Stadium 160 Prospect Highway, Seven Hills
チケット:大人$15、子供$6
チケット購入先:www.proticket.com.au
※チケットは4000枚限定
WSW VS アデレード・ユナイテッドFC
日時:9月22日(日)
会場:Centrebet Stadium(Penrith Stadium)
チケット:TBA
WSW VS メルボルン・ビクトリー
日時:9月29日(日)2:30pm
会場:Kingston Twin Ovals, Tasmania
チケット:大人$15、子供$7
チケットは同日12pm KOの試合、キングストン・タスマニアVS メルボルン・ビクトリーも含まれます)
チケット購入先:0362 73 3299
FFT(Football Federation Tasmania)まで
WSW VS バンクスタウン・シティ・ライオンズFC
日時:10月3日(木)
会場:Jensen Park Clapham Road, Sefton
チケット:TBA
※詳細は変更になる場合がございます。チアーズHPでは、詳細の変更があり次第お知らせいたしますが、試合観戦に行く方は、事前にご自身でチェックすることをお勧めします。なお8月11日現在、チケット詳細が発表されていない試合もあります(TBA)。
ウエスタンシドニー・ワンダラーズで2年間活躍し、レジェンドの名を残して、オーストラリアを去った小野伸二選手が、次のステージに選んだ札幌の地に足を踏み入れた。
14日のサンフレッチェ戦を見事勝利で飾り、オーストラリアでは初の快挙となるACL準々決勝へと駒を進めたWSW。最高のプレゼントをチームに残して日本帰国をすることとなった小野は、6月半ばから新天地コンサドーレ札幌に合流する。小野のラストゲームを御覧ください。
AFCチャンピオンズリーグと平行して過酷なスケジュールをこなしてきたリーグ戦終盤ではあったが、蓋を開けてみれば2位通過でファイナルシリーズに駒を進めることができたWSW。しかしファイナルシリーズを迎える前に4月15日のAFCアウェイ戦、22日のAFCホーム戦の試合が残っているため余談を許さない状況が続く。そしてAFCホーム戦の3日後から、いよいよファイナルシリーズへと突入。小野のプレーをオーストラリアで見ることができるのも、残すところAFCを含めてあと3試合のみとなった。小野が移籍した昨シーズンは、リーグ
AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)が開幕し、未経験の過密スケジュールで乱調気味と言わざるを得なかったWSW。3試合連続での黒星から迎えた、3月12日のACL、貴州人和(中国)とのアウェイ戦を何とか勝利で収めることができ、復活の兆しを見せつつある。今後、小野のプレーを見ることができるのは、3月14日時点でリーグでは24節を含め、残り4試合のみ。このまま2位をキープしてファイナルシリーズに突入することに期待したい。
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