28/02/2014
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WSW VS ADL アデレード・ユナイテッド 0-1 |
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WSW VS PER パース・グローリー 3-1 |
MFラロッカ、DFポレンツ、MFポリヤック、FWユーリッチなど主力選手を欠くWSWがホームに迎えたのは、永井が去った後のパース・グローリー。印象に残るプレーでファンを魅了し続けた名プレーヤーは、古巣のガンバへと戻った。そして注目は元フランス代表のDFギャラス。フランスのリーグアンではマルセイユ、カーンで、イングランド・プレミアリーグではチェルシー、アーセナル、トッテナムとビッククラブでキャリアを積んできた。アーセナルではセンターバックのポジションで10番を着け、DFリーダーとして活躍した。一方のWSWは、DFスピラノビッチをミッドフィルダーで初起用するポポビッチ監督の策略に期待が高まる。小野も「スピラノビッチはボールをキープでき、左右に裁く視野の広さを持っている」と評価もが高い。右バックにはDFビューチャンプが戻った。試合が始まると、中盤でややスペースを持たせてくれるパースのDFに、ポポビッチの策略がはまる。27分、中盤でボールを受けたスピラノビッチはドリブルであがりDFを引きつけ、マークが外れたFWブリッジにスルーパスを通すと、そのままダイレクトでゴール前のFWサンタラブへアシスト。走りこんだサンタラブが冷静に右で合わせ先制点を奪う。続いて35分、ゴールエリア手前でFKのチャンスが訪れる。MFムーイが放ったシュートは壁のDFに当たり、そのままポスト右上に吸い込まれた。ムーイにとって今シーズン3点目となる追加点を奪う。後半、パースのFWハロルドからのクロスにFWスメルツが合わせ一点返されるが、WSWのDFコールがペナルティエリア内にドリブルで持ち込みファールを誘うと、グローリーDFウッドコックがたまらず足を伸ばす。これがPKとなり、駄目押しの追加点をFWブリッジが冷静に決めた。試合はそのまま終了しWSWが圧勝。試合後には移籍が決まった小野に対し、ファンからの小野コールがスタジアムに鳴り響いた。試合後の小野は「久々にチームがひとつになれて、いいサッカーを見せることができた」。失点に関しては「何でもないところで余裕を持ちすぎたプレーがあったから気をつけたい」とコメント。ここ数試合続いているフルタイム起用に関しては「残り試合数も少ないので、なるべく長く、一試合一試合大切にプレーしたい。試合後の小野コールは嬉しい反面、やっぱり離れることが寂しい。ここにいる間に自分のすべてを出してファンに見せたい」と述べた。
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WSW VS NEW ニューキャッスル・ジェッツ 2-2 |
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WSW VS BRI ブリスベン・ロアー 1-1 |
ケガのため欠場していたDFポレンツとMFポリヤックが復帰し、久々のスタメン。MFラロッカもベンチに入り、若手選手が戻ってきたWSW。ホームに迎えたのは現在首位独走中のロアー。開始早々の13分、ロアーDFドナチからのパスをFWベリーシャが左でトラップ。浮かしたボールを右足でツータッチしてマークについたMFムーイとの間に隙間を作り、隙を付いてシュートを放つ。これが二アポストに吸い込まれ先制点を奪われる。前半は両チームともしっくりこないジャッジに悩まされ、次第にスリリングな展開へとなっていく。右から突破を図るMFヘルシヘ対してロワーDF陣の後ろからのチャージングや、WSWスピラノビッチの故意とも取れる両足の高速スライディングなどは即イエローカードの危険な行為だった。荒れた前半を終え、冷静さを取り戻したWSW。後半早々にロングパスを受けたヘルシが、スライディング気味に蹴ったスルーパスをFWサンタラブが受け、ボールを浮かせてDFを交わし、そのまま右足でボレーを放つ。しかし二アポストに直撃して惜しくもラインを割った。徐々にペースをつかみ始めるWSW。ムーイのフリーキック、コーナーを頭で合わせるスピラノビッチなど数々のセットプレーで応戦するがなかなか一点が返せない。そして74分にポポビッチが動く。FWブリッジと交代でFWハリティ、サンタラブとFWユーリッチを替え、ポレンツの位置に攻撃型DFコールを起用という、オフェンス形のフォーメーションで勝負に望み、これが的中する。残り5分、コールからパスをもらったムーイが逆サイドのコーナーポスト手前に絶妙なクロスを入れ、そこに走りこんだハリティが右足アウトサイドでねじ込み、ついに貴重な同点ゴールを挙げた。WSWの勢いは止まらなかったが、仕掛けるのがやや遅かったか、惜しくもそのまま同点で終了のホイッスルが響いた。
WSWでアシスタントコーチとして活躍するアンテ・ミリチッチが、ポスティコグルー監督率いるオーストラリア代表、サッカールーズのアシスタントコーチとして3年契約に応じたことがわかった。ミリチッチは現在開幕中のAリーグ2013/14シーズンが終了するまでWSWで指導を続けるが、3月5日にはロンドンで開催されるオーストラリア対エクアドル戦のため、一時不在となる。「サッカールーズのアシスタントコーチとして活躍できるチャンスをいただけたことに感謝すると同時に、とても光栄です」「元サッカールーズとして、代表チームには特別な思いがあります。チャレンジが待ち遠しいです」と喜びを語った。
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AFC チャンピオンズリーグのグループステージが始まる!
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2012/13年のアジア・サッカークラブ王者を決める『AFC チャンピオンズリーグ』のグループステージが始まった。オーストラリアのAリーグからは、ファイナルシリーズで見事チャンピオンに輝いたセントラルコーストマリナーズ(グループF)と、レギュラーシーズン1位、ファイナルシリーズ2位のウェスタンシドニーワンダラーズ(H)が参戦する。一方日本からは昨シーズンのJリーグで優勝を果たしたサンフレッチェ広島(F)に加え、2位−4位の横浜F・マリノス(G)、川崎フロンターレ(H)、セレッソ大阪(E)が参戦。グループステージでは各チームともホーム&アウェイ戦の2試合をするため、ここオーストラリアでもAリーグ対Jリーグを観戦することができる。3月11日には「セントラルコースト・マリナーズ VS サンフレッチェ広島」がセントラルコーストスタジアムで、3月19日には「ウェスタンシドニーワンダラーズ VS 川崎フロンターレ」がパーテック(パらマタ)スタジアムで開催される。下記サイトより3マッチパスが購入可能なので、早めにチケットをご予約することをお勧めする。
ウエスタンシドニー・ワンダラーズで2年間活躍し、レジェンドの名を残して、オーストラリアを去った小野伸二選手が、次のステージに選んだ札幌の地に足を踏み入れた。
14日のサンフレッチェ戦を見事勝利で飾り、オーストラリアでは初の快挙となるACL準々決勝へと駒を進めたWSW。最高のプレゼントをチームに残して日本帰国をすることとなった小野は、6月半ばから新天地コンサドーレ札幌に合流する。小野のラストゲームを御覧ください。
AFCチャンピオンズリーグと平行して過酷なスケジュールをこなしてきたリーグ戦終盤ではあったが、蓋を開けてみれば2位通過でファイナルシリーズに駒を進めることができたWSW。しかしファイナルシリーズを迎える前に4月15日のAFCアウェイ戦、22日のAFCホーム戦の試合が残っているため余談を許さない状況が続く。そしてAFCホーム戦の3日後から、いよいよファイナルシリーズへと突入。小野のプレーをオーストラリアで見ることができるのも、残すところAFCを含めてあと3試合のみとなった。小野が移籍した昨シーズンは、リーグ
AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)が開幕し、未経験の過密スケジュールで乱調気味と言わざるを得なかったWSW。3試合連続での黒星から迎えた、3月12日のACL、貴州人和(中国)とのアウェイ戦を何とか勝利で収めることができ、復活の兆しを見せつつある。今後、小野のプレーを見ることができるのは、3月14日時点でリーグでは24節を含め、残り4試合のみ。このまま2位をキープしてファイナルシリーズに突入することに期待したい。
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