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カリブ海岸の雰囲気を作りこんだバー

The Lobo Plantation

30/12/2013

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カリブ海岸の雰囲気を作りこんだバー
 
The Lobo Plantation
 
 
シドニーCBDには隠れ家的な知る人ぞ知るバーが点在している。バックスター・インやグランマーズ・バーなど、シドニーバーブームの火付け役の名店が並ぶ、クラレンス・ストリート沿いのベースメントに突如現れたニューカマー、それがザ・ロボ・プランテーションだ。
水色のアンティーク調の大きな扉が閉じられていると、そこがバーの入り口だと誰も気づきもしないが、ドアを開ければその向こうから、カリブ海沿岸のグランドホテルを思わせる空気が漂ってくる。
 
お店の名前はキューバの砂糖王として有名なフリオ・ロボに由来する。螺旋階段を下りて店内を見渡せば、フリオ・ロボの最盛期、1960年代の写真や本などのコレクションによって、「旅行者たちの宮殿」であった隠れ家的空間を再現。真鍮のサイドテーブル、綺麗なまま保存された年代物のオルガンや旧式のレコードプレーヤー、籐細工のランプなど、アンティーク家具で埋め尽くされた店内は、カリブ海のサマーハウスの壮大さそのままのイメージだ。
タイムアウト誌による、2014年ベスト・ニュー・バー部門、ベスト・インテリア部門の2部門に選ばれるだけでなく、4000人以上の読者投票「ピープルズチョイス賞」を受賞し、開店後わずか5ヵ月にして実力とともに人気を揺るぎないものにした当店。ひとりで読書をしながらくつろぐことができる居心地の良さも人気の理由だろう。
バーカウンターには162種類ものラムを取り揃えているのが特徴。ほとんどがインポートもので、市販はされていないという。しかも、ここで飲むことができるカクテルはすべてがオリジナル。定番カクテルを基本に、バー独自のトッピングを加えたカクテルは、口の中で数種類のフレーバーを味わえる奥深い仕上がりで、ラム好きを唸らせている。イラスト調で書かれたメニューには、カクテルの材料が記載されているほか、一言コメントまで加わっていて、初心者への気配りがなされているのも嬉しい。
「卵白はリキュールの苦みを緩和させるためのものだよ」と優しく説明をするアンドレスさんは、オープニングからシェイカーを振る看板バーテンダー。バーの人気を支えているのは、何よりもスタッフの接客態度だという。「お客さんとのやり取りが楽しくてやりがいがある」というスタッフのフレンドリーな雰囲気に惹きつけられるのもうなずける。静かなバーで少人数で長居をしたい方は、ぜひ一度立ち寄ってほしい。ただし、木、金曜日は行列覚悟で。
 
 
 

 
 
OLD GROGRAM $17

エル・ドラド・スパイスラムにシナモンシュガー、レモンを加え、ヴェルモウスというシェリー酒に近い芳香さを持つワインを入れたカクテル。スパイスが入ったラムの味は重厚。さらにヴェルモウスに含まれる数種類の植物の香りとあいまって、さっぱりとしつつも口の中で広がるリキュールの変化を楽しむことができる。
 
 
 
 
 
 
 
 
:COMMUNIST SOUR $17

ハバナスペシャルというキューバ産の年代もののラムに、レモンジュースとオレンジシロップをミックス。トップは卵白で覆われて、飾りつけのミントを嗅ぎながら、泡のような卵白の食感、そしてオレンジシロップのさっぱりとした味わいが口の中に広がり、後味もすっきり。
:WRAYNBU $19

ジャマイカのラムにレモンとマリブをシェイクしたカクテル。レモンの苦みを和らげるための卵白とグラスの外側にトッピングされたカラフルなシュガーがかわいい。シュガーの甘さ、卵白の歯ざわり、レモンとラムの絶妙な組み合わせが順番に味わえるスイーツのようなカクテル。
 

 

The Lobo Plantation

Basement lot 1,
209 Clarence St., Sydney
Tel:(02)9279 4335
営業時間 月 - 木: 4pm – 12am
金: 2pm – 12am 土: 4pm – 12am
Xmas & NY Closed
 
 
 

 

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