01/12/2009
マンリーのビーチフロントが多国籍カフェやレストランで賑わうかねてより昔から、変わることないコーヒーの味とローカルの人々の憩いの場を提供してきた『マンリー・インターポリタン』。20年以上の歴史を誇る人気老舗カフェに、またひとつ、新たなページが刻みこまれた。当カフェにて7年間、その腕を磨きあげてきた日本人シェフ・タツキさんが、新たなオーナーとなったのである。
マイナスイオンたっぷりの潮風が吹きこむ、こぢんまりとした『マンリー・インターポリタン』。年季が感じられる木製テーブルやライムストーンのカウンター、モザイクが施されたフロアリングなどが、人通りの激しいメインストリートとは一味違う、落ち着いた雰囲気を作り出している。ひとつ一つのディッシュに込められた思いをタツキさんに伺ってみると、「ヘルシー」がキーワードであることが分かる。新鮮な食材を取り入れ、その素材を活かす調理法はさることながら、フライヤーを装備していないため、揚げ物はメニューを一切飾らない。全てがホームメイドというソースやドレッシングまでも、オイルの代わりにヨーグルトを使用するなどしてカロリーダウン。目に見えないところまでの配慮が実にうれしい。
特記すべきはカフェ激戦区であるこの土地で唯一食べられるローストディナー(月~水限定)。18ドル(5PM-7PMは15ドル)でポーク、ビーフ、ラムのチョイスに、ポテト、ベジタブル、グレイビー、パンがセットでついてくるという、画期的なお値段だ。ブレックファーストからディナーまで、20ドル弊紙1枚あれば好きなメインが食べられる、マンリーでは稀なリーズナブルなカフェに、皆さんもこの夏訪れてみてはいかがだろうか。
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