23/08/2016
編集部御用達 打ち合わせで使うCAFE 66軒目
スタンモア住人の憩いの場所
Paper Cup
インナーウェスト界隈でクリッパーカフェやクローバーカフェなど人気カフェを作ってきた仕掛け人エイドリアーノ・マッテオーニ氏がスコットランドへ旅立つ前に、思いを詰め込んで作った最後の作品と言われている『ペーパーカップ』。スタンモア駅目の前で向いが小学校という好立地が後押しして、フレッシュなコーヒーを店内で楽しむお客やテイクアウェイしていく姿が後を絶たない。
ボトルショップの倉庫を改装して作った当店。入口のロールアップシャッターを抜けるとむき出しの古いブリックとシンプルなホワイトウォールのコントラスト、アーチ状をした大きな窓から差し込む光が印象的。赤いコードに吊り下がったライトもカウンターを優しく照らす。インテリアにはぬくもりのある合板材やプレイウッドを使用。壁に描かれた『ハンド・ヘルド・スティルツ』のミューラル・グラフィティが独創的だ。
お店を切り盛りするマネージャーは、カフェ業界で10年のキャリアを持つアンドリュー。コーヒー豆は『シングル・オリジン・ロースターズ』、ブレッドは『ブリック・フィールド』、お茶には『オヴィオ・オーガニック』のものを使用。「お客さんの口に入るものだから、品質にはこだわりたい」という彼の思いが現れたラインナップと言える。
インナーウェストにはペーパーカップのようにこじんまりとした可愛らしいカフェが点在しているので、散策してみるのも悪くない。
左:ICED LATTE, double ristretto shot & milk over ice $4.5
淹れ始めの濃いエスプレッソのみを使用するダブルリストレットのアイスラテ。
右:AVOCADO, WESTMONT PICKLES, with zataar & lemon on sourdough $10
オーストラリア産のウェストモントピクルスをふんだんに乗せたサワドゥ。ミドルイースタンのスパイス「ザーター」がアクセント。
左:WHITE レギュラー $3.7 / ラージ $4.2
シングルオリジンロースターズの新鮮な豆を使用。かすかな酸味とミルクとの配分が素敵。
右:DR SHAKSHUKA EGGS, poached in cumin infused tomato & capsicum sauce $15
イスラエル発祥の卵料理シャクシュカは、濃厚なトマトの風味と半熟卵が楽しめる。
Paper Cup
Shop 2, 157-161 Cambridge St., Stanmore 2048
Web:papercupcoffee.com.au
営業時間:
月~金 6am - 3pm
土 7am - 2pm
アクセス:セントラル駅からT2 Airport, Inner West and South Lineでスタンモア駅へ電車で約10分。
多くのカフェ、レストラン、バーで賑わうクロウズネストのメインストリート、ウィロビー・ロード沿いに今年8月、チッピンデールの超人気店『KOI Dessert Bar』の経営陣が手がけるカフェ『MsChief』がオープンした。
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