23/09/2013
編集部御用達 打ち合わせで使うCAFE 27軒目
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ベストバリスタが淹れる至福の一杯
Single Origin Roasters
9年前、ディオン・コーエン氏がサリーヒルズに開店した小さな珈琲屋は、いまやシドニーでもっとも勇名を馳せる店となった。 毎年、シドニー最大手の新聞社モーニングヘラルドの『グッドカフェガイド』で、常に3カップ(3カップはガイド内で一番の評価)の評価を受けている『Single Origin Roasters』。オーガニックをイメージにこじんまりとした店内。フレンドリーな店員が、はじめて足を踏み入れた人を、通い慣れた常連客と変わらぬ対応で温かく迎え入れ、上質な珈琲を届けてくれる。すべてのサービスが一流、これがベストカフェと呼ばれるSingle Originの姿だ。 店ではさまざまな香りや味わいを楽しんでもらおうと月替わりで常時4種類の豆を使用し珈琲を淹れている。今月の豆は、マイルドな味わいが特徴のアフリカ・ブルンジ産、コスタリカ、エチオピア、インドの4種類。エスプレッソやサイフォンなど、コーヒーの淹れ方で豆を使い分けている。そして厳選した豆本来の味を限りなく抽出し、香り高い珈琲を淹れるのが当店自慢の4人のバリスタたち。そのうちのひとり、日本人ヘッドバリスタの佐々昌二氏は、先日モーニングヘラルド紙の『グッドカフェガイド』でベストバリスタに選ばれたほどの腕前。「どれだけ行列ができても気に入らない一杯ができたときは必ず作り直す」と佐々氏。そのこだわりが質の高い一杯を保ち続ける秘訣となっている。Single Originの厳選された豆は、他店からも評判が高い。シドニーはもちろんシドニー郊外のサバーブやメルボルンなどの他州、香港に至るまで国内外のカフェ、ベーカリーに豆を提供、その数は約100店舗に及ぶという。 世界中の豆を取り寄せ、素材に合わせた焙煎を施し、手練の技を持つバリスタが淹れるこだわりの珈琲。コクとまろみ、深い香り、そして微かな甘味をもつ至福の一杯を、ぜひご堪能あれ。 左:Big Mumma's Meatloaf Sandwich $13.50 2センチ幅のサクッとしたトーストにジューシーなミートローフとバターのほのかな甘味がくせになるサンドウィッチ。付け合せのキャロットコールスローは、イタリアンバジル風味でサッパリ。 右:Latte $4 まるでチョコレートのような甘みを感じる口当たりのやさしいラテ。
Hash $15
サワードウに、ポーチドエッグやNZ産のマッシュルーム、クロキャベツがふんだんに乗った冬限定ブレックファースト。
Siphon $5 ラテに比べるとほんの少しビターで酸味が感じられる。豆本来の味を楽しむならば、こちらの方がオススメ!
Mon- Fri Tel:(02)9211 0665 Web:www.singleoriginroasters.com.au
Side Show
Mon- Fri Tel:(02)9211 0665 Web:www.singleoriginroasters.com.au アクセス:セントラル駅からElizabeth STを北上、Reservoir Stに入ってすぐの場所。徒歩5分ほど。バスはM20、343などでHay St下車。徒歩2分ほど。 |
多くのカフェ、レストラン、バーで賑わうクロウズネストのメインストリート、ウィロビー・ロード沿いに今年8月、チッピンデールの超人気店『KOI Dessert Bar』の経営陣が手がけるカフェ『MsChief』がオープンした。
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