20/10/2014

ヤマグチ隊長不在の中、一夜限りの即席食べ歩き隊を結成し取材へと望むポンコツチアーズ食べ歩き隊一向。竜太郎臨時隊長と古株隊員、Y新米隊員のグズグズの進行の中、出会ったフォーはまさにチープイートの名にふさわしい逸品だった。
ベトナム人の町と言えば真っ先に思い浮かぶのがカブラマッタだが、シドニー近郊で最近メキメキと成長を遂げているマリックビルもまた、言わずと知れたベトナミーズタウンだ。カブラマッタはベトナムの南部系、マリックビルは北部系の料理店が多いそう。マリックビル駅のあるイラワラロード沿いの商店街には、行列をなすポークロールの専門店や、フォーの専門店、ベトナム食材を豊富に取り揃えている八百屋や薬局などが並び、どこか昭和の雰囲気を醸し出している。路上に駐車するさい、パーキングチケットの義務がないところからも、このストリートにはチープイートにふさわしい名店がまだ存在することを強く連想させるのだ。
商店街を歩いていくと、以前に本誌で取材した人気カフェ、『Corner Smith』のすぐ手前に、フォーのいい香りを漂わせているレストランが3件並んでいるのを発見。取材先は既に決まっていたのだが、念のためにそばの薬局のオーナーに「どのお店が美味しいの?」と確認を入れると、迷わず『phd』の名前が挙がったので一安心。
屋号のphdとはDoctor of Philosophyのことだろうか。名前からもその極めた感じが伺える当店は今年で14年を迎える。夕方になるとベトナム人の女子高生が楽しそうにスイーツを食べる姿があったが、ランチやディナータイムにはベトナム人常連客はもちろん、アジアの芸能人や政治家までもこぞって足を運んでいるそうだ。34歳でお店を切り盛りするのはマイケルさん。サイゴン陥落後、彼が7歳のときに父ヘンさんと母でありヘッドシェフのランさんとともにベトナムを離れオーストラリアへと移り住んだ。現在ではマリックビルロードにも2号店を出すほどの人気店を築き上げている。
「…そろそろ気になる料理を試食しませんか?」とズバッと口火を切ったのは新米隊員のY。せかされてまず登場したオントレーはバインセオと呼ばれるベトナム風クレープ、Vietnamese Crepe - Style Pancake with Prawn & Pork($12.50)だ。ポテトフラワーを練りあげたタネをパリッとパンフライして仕上げたクレープを開くと、中にはシャキシャキのモヤシと海老、豚がふんだんに入っている。これを切り分けて、砂糖や酢、唐辛子、ニンニクなどで作った甘酸っぱいベトナムの万能ダレ、ヌクチャムを軽く馴染ませて野菜とともに頂く。サクサクの食感とふわっと包み込まれた具とのマッチングが心地よい。「マイケルさん一家の出身であるベトナム中部のフエでもバインセオは庶民的な料理として今も好まれてて、挟む具材も家庭によってさまざまなんだって」と竜太郎隊長はどこか得意げ。
次に登場したSteam Rice with Shredded Pork, Grilled Pork & Egg Cake($12.00)は、モチモチに炊き上げられたブロークンライスに半熟の卵焼きが乗ったキッズにも人気の料理。シュレデッドポークとはポークスキンの細切りで、とても歯ごたえがあり、ゴハンとの相性もよい。骨付きの生姜ポークは日本人にはとても馴染みのある味だ。生姜焼き定食といってもそう遠くはないだろう。ダシがしっかり効いたスープも忘れずに。

(左)Vietnamese Crepe - Style Pancake with Prawn & Pork($12.50)
(右)Steam Rice with Shredded Pork, Grilled Pork & Egg Cake($12.00)

(左)Vermicelli Combination with Salad, Spring Roll Grilled Pork & Suger Cane Prawn ($14)
(右)Pho with Medium Rare Beef & Combination (R $12/ L $ 15)

(左)Hue Traditional Spicy Soup Combination with Thick Vermicelli($12.50)
(中央)Iced White Coffee($4)
(右)Hot Black Coffee($4)

「カジュアルな店内で本格派のできたてイタリアンをゆっくり楽しめる」というコンセプトのもと、2002年にドイツで産声を上げた『バピアーノ』。
まるで2本撮りをしたかのように、前回に続きまたまたチャッツウッドに終結した食べ歩き隊一向。今回は2005年にアッシュフィールドで産声を上げたオーストラリア初の餃子専門店シャンハイ・ダンプリングがチャツウッドに登場した情報をキャッチし、日本からのスペシャルゲスト、ミスターを向かえ潜入を試みる。餃子専門店のクオリティはいかに!?
アジア系の飲食店が急増しているチャッツウッドに、マレーシア国内でファイン・ダイニングのレストランを店舗展開しているシェフ・ラサ・サヤン・グループが半年前に上陸した。日本から戻ったばかりでもヤマグチ隊長のアンテナは常に感度良好。早速食べ歩き隊を引き連れてチャッツウッドへと乗り込むことに!
ヤマグチ隊長不在の中、記念すべき200回を迎えてしまったチープイート…。今回は200回記念特別企画として、いままで訪れたレストランの中から印象に強い、安くて旨いベスト3レストランご紹介しよう。
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