30/11/2009
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シドニーには「韓国街」と言える場所が実は3箇所もある。韓国人の若者で賑わうStrathfield、今では中東系が増えてしまったが20年前は韓国人の拠点でもあったCampsie、そして数多くの韓国店が並ぶEastwood。Strathfieldはシドニーで最も韓国人が多い地域だが、若者で賑わうこのKorean街のレストランはカフェ風が多く、味もどちらかといえば西洋化しているものが多い。「本場の味」ということでEastwoodへと向ったシドニー食べ歩き隊、場所はシドニー在住の韓国人だったら必ずと知っているという「MIRAC (ミラク)」。オープンして3年と、比較的新しいこのレストランにはシドニーでは珍しい床下暖房、オンドルもあり、店内はまるで韓国の家庭におじゃましたような錯覚を起させてくれる。 |
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Hoe mul pajeon $15 「韓国風お好み焼き」、パジョンは店によって異なるが、ここ「MIRAC」のパジョンは大皿に豪快に盛り付けられ、新鮮な野菜やシーフードで厚みがあり、普段よく目にする平たいものとは比べものにならない。表面はサクサク、中はモッチリ!新鮮な野菜はまだシャキシャキ感があり、タコやイカなどのシーフードはものすごく柔らかい。タレをたっぷりと付けるとより一層おいしくいただける。 |
サムギョップサル $18 「隠しメニュー」のサムギョップサルは豚バラ肉の焼肉セット。カリカリに焼いた豚肉をレタスで巻き、ピリ辛味噌をつけて食べるというとってもヘルシーなもの。専用の鉄板でじっくりと焼いた肉はゴマ油のソースに絡め、好みでネギの和え物やキムチ、そして本場風では生のガーリックなどと一緒にレタスで巻いていただこう。コリコリと歯ごたえがある肉と、シャキシャキとしたレタスの相性はバツグン! |
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Bul nnak jeongol $35 2persons タコ、プルコギ、春雨、そして野菜があふれるほどに盛られた、一見日本のすき焼きのような鍋物。じっくりと時間をかけて煮詰められたジュンゴルはコクがあり、味もしっかりとしている。アツアツの具や春雨をフーフーしながら食べるジュンゴルは冬には欠かせない一品だ。あらかじめ味がつけられたプルコギは舌で噛めるほど柔らかく、トロトロになった野菜もなんとも言えない感動もの。一見辛そうに見えるジュンゴルだがそれほど辛くない。 |
Bul nnak jeongol おじやバージョン 左のジュンゴルのスープと具を取り皿によけて、白いご飯を加え、数分グツグツと煮込めば食事の締めにうれしい、おじやのできあがり。日本人の感覚でバターや卵を入れたくなるが、ここはジュンゴルの風味を楽しもう。肉や野菜でだしがたっぷりと出たこのおじやは日本のものと比べるとかなり濃厚。 |
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バンチャン キムチはもちろんのこと、ワカメやブロッコリーの和え物、かぼちゃの煮物など種類は豊富。日替わりで、時には客層で変わることもあるらしい。おかわりが自由なこのバンチャン、実はレストラン自体の質や味を見抜くちょっとしたバロメーター。 |
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Stone pot bi bim bap $13 アツアツの石焼ビビンバ。ご飯の上に色とりどり盛り付けられたナムルや黄身をソースに絡めながら豪快に混ぜていただこう。ジューっとおいしそうな音をたて混ぜられる石焼ビビンバだが、「石焼」ときたら「おこげ派」にはもうたまらない絶品だ。カリカリとしたおこげと、柔らか~いお米の食感が堪能できるこのほどよい辛さのビビンバは、時間のないランチタイムには大人気。
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Mul naeng myun $11 夏の代表食、スチール製の器に盛られた韓国冷麺。適当な量のマスタードとお酢を大胆に入れ、かき混ぜる。細くてまるで透き通っているような麺はそうめんのようにつるりといただける。加えられたお酢とキュウリの酢の物がスープをさっぱりとした風味に包み上げとても健康的。好みでキムチなども入れるといいだろう。暑い夏でも食欲をそそるこの一品、冬場の食卓ではちょっとした口直しにもなかなかいける。 |
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腹8分目などすっかり忘れ、韓国料理を堪能したシドニー食べ歩き隊。「韓国人の元気の源は食材にある」と納得するヤマグチ隊長。体中がポカポカし、仕事の疲れが取れたと見られる一行はここEastwoodにまだまだ隠れる究極のレストランを探索しながら韓国街へと消えてゆくのであった。シドニー食べ歩き隊、次はいったいどこへ姿を現すのだろうか。 |
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「カジュアルな店内で本格派のできたてイタリアンをゆっくり楽しめる」というコンセプトのもと、2002年にドイツで産声を上げた『バピアーノ』。
まるで2本撮りをしたかのように、前回に続きまたまたチャッツウッドに終結した食べ歩き隊一向。今回は2005年にアッシュフィールドで産声を上げたオーストラリア初の餃子専門店シャンハイ・ダンプリングがチャツウッドに登場した情報をキャッチし、日本からのスペシャルゲスト、ミスターを向かえ潜入を試みる。餃子専門店のクオリティはいかに!?
アジア系の飲食店が急増しているチャッツウッドに、マレーシア国内でファイン・ダイニングのレストランを店舗展開しているシェフ・ラサ・サヤン・グループが半年前に上陸した。日本から戻ったばかりでもヤマグチ隊長のアンテナは常に感度良好。早速食べ歩き隊を引き連れてチャッツウッドへと乗り込むことに!
ヤマグチ隊長不在の中、記念すべき200回を迎えてしまったチープイート…。今回は200回記念特別企画として、いままで訪れたレストランの中から印象に強い、安くて旨いベスト3レストランご紹介しよう。
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