23/08/2011
今宵はイタリアンということでテンションが上がっているヤマグチ隊長。自ら手際良く隊員にマッスルを取り分けると宴がスタートした。極力火を通さずに半生の状態でプリプリに仕上げたマッスルはとってもジューシー。そのマッスルのエキスと自家製ローマトマトが醸し出す甘みとの調和が素晴らしい。ガーリックが上手に生臭さを消し、ペッパーとパセリが味にエッジを立てている。「一人占めしてご飯にスープをかけて食べたい!」とO隊員。最後の一滴までパンとスープで楽しんでいる隊員たちを見て、隊長が早くも本日最初のオススメを宣言した。
とろけるプロボノ二チーズがふんだんに乗り、胡椒とバジルが効いてちょっぴりスパイシーに仕上がっている。ローマスタイルの生地はとても薄めで、決して重たくないのでサクサク食べやすく、薄くスライスされたピリ辛サラミが病みつきになる。さすがはピッツェリア、テイクアウェイでもイートインでも、ピザのオーダーがひと時も途絶えることがない。
フレッシュなピューレを感じさせるトマトベースに、アーティチョークやサンドライトマト、ボッコンチーニを乗せて焼き上げ、プロシュートとバジルで仕上げている。後乗せのプロシュートの深い風味と、みずみずしく柔らかい食感が実に良く、女性人にはサラミよりもこちらのピザが受けていたようだ。シンプルながら素材の味を楽しめるPizza Valleseは、定番と言えばそれまでだが、定番は王道とも言える。王道とはつまり長きに渡り愛される不動の地位を築いた逸品なのだ。テイクアウェイでもオーダーが連発するこのピザを食べずして、当店は語れないだろう。
アサリエキスと白ワイン、ガーリックの風味がとても上品に香る。火の通し具合が絶妙なアサリは、プリプリ感とうっすらしょっぱい磯の風味が損なわれておらず、噛むほどにその濃厚なエキスを楽しめる。普通ピッツェリアともなれば、経営上、茹で置きのパスタを出す店も多いはずだが、当店ではオーダーを受けてから茹で始め、しっかりと芯の通ったアルデンテを提供しているのが嬉しい。なお、アサリが入荷された時だけメニューに並ぶ料理なので、予約を入れる際に確認するべし。
ナポリターナソースとクリームソース、モチモチのクイーンズランド・マッドクラブを絡め、そのソースをフリッジの螺旋がしっかり絡み美味しさを逃がさずに口の中へと運んでくれる。芳醇で優しく、ほのかに甘い風味がたまらない。見た目ほどもったりしておらず、ロケットと一緒に食べるとさらにあっさり楽しめる。「これもパンをつけて、最後の一滴まで舐めたくなるような病みつき具合だわ」とA隊員。「まるでイタリアにいるような気分になる」と隊長も大満足で本日のイチオシを捧げた。
男性でも十分楽しめるスイーツ。ココアパウダーがまぶされ、コーヒーとお酒のリキュールが染み込んだふわふわのスポンジの食感が素晴らしい。ナッツ入りのチョコレートジェラートと生クリームがたっぷりと添えられている。
今回登場した料理には、すべて自家製のオーガニックローマトマトが使用されていた。調理法はそれぞれシンプルな印象だったが、「素材の味を大事にする」というイタリア料理の素晴らしさを楽しめる品々に出会うことができて感動を覚えた。
「カジュアルな店内で本格派のできたてイタリアンをゆっくり楽しめる」というコンセプトのもと、2002年にドイツで産声を上げた『バピアーノ』。
まるで2本撮りをしたかのように、前回に続きまたまたチャッツウッドに終結した食べ歩き隊一向。今回は2005年にアッシュフィールドで産声を上げたオーストラリア初の餃子専門店シャンハイ・ダンプリングがチャツウッドに登場した情報をキャッチし、日本からのスペシャルゲスト、ミスターを向かえ潜入を試みる。餃子専門店のクオリティはいかに!?
アジア系の飲食店が急増しているチャッツウッドに、マレーシア国内でファイン・ダイニングのレストランを店舗展開しているシェフ・ラサ・サヤン・グループが半年前に上陸した。日本から戻ったばかりでもヤマグチ隊長のアンテナは常に感度良好。早速食べ歩き隊を引き連れてチャッツウッドへと乗り込むことに!
ヤマグチ隊長不在の中、記念すべき200回を迎えてしまったチープイート…。今回は200回記念特別企画として、いままで訪れたレストランの中から印象に強い、安くて旨いベスト3レストランご紹介しよう。
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